返送してもらった商品が届きました

11月6日の記事11月15日の記事の続きです。

今日、お客様から返送してもらった商品を無事に受け取りました。

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不具合の内容

左の脛がおかしいというのは、メールで知らせてもらっていました。
その時に写真も送ってもらったのですが、そこからはよく分かりませんでした。
でもまあとりあえず返品を受け付けることにしました。

改めて届いた現物を見てみると、まず左の膝を動かす時にやたらとギシギシしていました。
が、そこは大きな問題ではありませんでした。

左脛をよ~~く見てみると、何となく外側に湾曲しているように見えました。
どういう事かというと、左脛に当たる部分に右脛のパーツがはめこまれているようでした。

これはアクションフィギュアなので、膝だの足首だのが自由に曲がるようになっています。
膝から上は当然左ももで、足首から下も左足になっています。
この脛の部分だけが右脛のパーツになっているようでした。

そう言えば改めてもらったメールを見直してみると、左脛と右脛のパーツが完全に一致する筈はないというような事が書かれていました。

現物を見てみて、ようやく納得できました。
これは確かに返品を受け付けるべき案件でした。
ぱっと見では気づかなかったけど、一度気づいてしまうと気になって仕方ない部分です。

半信半疑のまま返品を受け付けると決めたけど、受け付けておいてよかったと思います。

今後どうするか

このフィギュアもそれなりの値段だったので、廃棄なんてするわけはありません。
不具合品として安売りするのも考えました。

これはAmazon.co.jpで買ったものですが、この商品を仕入れた日付を見てみると9月30日になっていました。
Amazonでは30日以内の返品であれば全額返金で、それを過ぎると20%減額のようです。
ところでこの商品、現在日本では在庫が枯れてきていて値段も上がってきています。
現在のAmazon価格は、当時の仕入値よりも1,400円近く上がっていました。
現在の価格から1,400円引きが基準になって、そのさらに20%引きの返金を受け付けてもらうというのは、あまり嬉しくない気がします。

という事でもう1つの方法で、メーカーに問い合わせて修理なり交換なりを受け付けてもらえないか問い合わせてみようと思います。
修理してもらったとしてそれをまたeBayで販売すれば、まあプラスになることはほぼないと思いますが、それでも販売実績として上積みできるので、それで行こうと思います。

今回の件で考えたこと

今回はアメリカのお客様でしたが、その人が日本の販売店から直接買うという方法もあったと思います。
その場合は、お客様が問い合わせから何からお客様の責任になります。
その際に、言語の違いも壁になるでしょう。

自分が提供しているサービスは、まずは日本国外で手に入りにくいものを探してあげるというのが1点です。
そして2点目がまさに今回の事象に当てはまるのですが、問題が発生した場合のリスクをこちらが被ってあげるというものだと考えています。
外国人と日本の商品の間を取り持つ事と、問題があった場合のリスクを被る事で、これをサービス料として頂いているという考えです。

転売ヤーと言うと、まず限定品などを欲しい人に行き渡らないうちに買い占めて、それを小売価格よりも高い値段を吹っ掛けて売り捌き利ざやを稼ぐような悪いイメージがあります。
いや、これも自由主義経済の考えからは間違ったことではないのかもしれません。

僕はそういうつもりでやっているつもりはないのですが、それでも僕が買うことで国内から在庫が1つ減るので、ただの転売ヤーだと言われたら返す言葉もありません。

ただそれを言ってしまうと、じゃあみんなメーカーから直接買うべきという話になってしまいます。
その場合は、消費者としては安く買えるのかもしれませんが、それぞれの商品を買いにメーカーを渡り歩かなければならないので手間は膨大になってしまうので、いろんなメーカーの商品をどこか一か所に集めて販売してくれという要望が出てくると思います。
メーカーとしても、お客さん一人ずつ対応していたらこれが作業負荷になってしまうので、じゃあお金を払ってでも誰か他の人に頼んで商品と消費者の間を取り持ってもらおうという事になります。

なので普通に効率化を考えると、結局は商品と消費者の間に卸売業者や小売業者という名の転売ヤーが必要とされる事になります。

さて話を戻して、転売ヤーがまっとうな商売かそうでないかですが、僕は上記のサービスを提供しているというつもりなので、みんなに迷惑をかけてお金儲けしているという意識は全くありません。
なので人から何の仕事をしているかと聞かれればそのまま隠さずに答えるし、実際そのようにしています。

このあたりの話についてはそれだけで記事1つ分になりそうなので、このへんでやめておきます。

今回に関して言えば、リスクを消費者、僕、仕入元の販売業者、メーカーのどこが被るかという感じです。
そこからこのような事を考えました。

一旦は消費者のリスクを僕が引き受けて、そこから先は僕の選択と交渉次第という感じですね。

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