PayPalの為替レート問題

問題というほどのものでもないかもしれませんが、少し不都合に感じたことがあったので記事にしてみます。

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PayPalの為替レートについて

PayPalで使用されている為替レートは、基本的に我々が知ることができません。
ドルを円に替える時か、円をドルに替える時かのどちらかでレートを知ることができます。

例えばPayPal口座残高がゼロの状態でeBayで買い物をするとします。
その時はクレジットカードからPayPalに資金を入れて、その資金をそのまま支払いに使うという流れになります。
そのクレジットカードからPayPalに入金する時に、レートも提示されます。

一方、eBayで売れた商品代金をPayPalのドル口座に入金するという際には、ドルのままで入金されるのでレートが分かりません。

困ったこと

僕が帳票を作る際には、Yahoo!ファイナンスのドル円レートでその日の終値を使って売上を計算しています。
ところがこのレートはPayPalのレートよりも高いようで、売上が高めに出てしまいます。
そしてPayPalから円預金に資金を移動する際に、簿価と実際の金額の差を為替差損として計上し、ここで差を解消します。

定期的に資金を円に移動して差を解消していくというのも一つの方法だとは思いますが、これだと少なくとも商品が売れた時点においてはほぼ隔日に高めの金額になってしまうという事になります。
要は、高めのレートを使って計算するために売上が多めになってしまい、実際の利益が見えなくなってしまうというのが少し問題です。

なぜ今頃これに気づいたかというと、それは次のとおりです。
去年末に、PayPalにある程度残高が貯まってきたので資金を円口座に移動しました。
具体的な金額は3,000ドル移動しました。

その日のYahoo!ファイナンスの終値は121円ほどでした。
なので、これを使ってざっと計算すると363,000円になります。

ところが実際に入金された金額は355,000円ほどで、計算のもとになったPayPalのレートは118円ちょっとでした。
そして8,000円ほどを為替差損として処理しました。

マイナス8,000円で帳尻を合わせる事はできたのですが、僕のここ最近の月収が1万円足らずなので、一度の資金移動で利益が見えなくなってしまうというのが問題といえば問題だと思いました。

対策

去年の分についてはもうこれで記帳してしまったし、全額ではないにしても多くのドルを円に替えて帳尻を合わせたので、これについてはもうこれで行こうと思います。

問題は今年からです。
というので、今回資金移動した際の為替レートを見てみると、Yahoo!ファイナンスとPayPalのレート差がちょうど3円ぐらいだったというのに注目して、

その日のYahoo!ファイナンス表示レートの終値-3.00円

を記帳時のレートにしてみようと思います。
これでしばらく様子を見て、また何か問題があったらさらに考えます。

ドルから円に資金を移動した時には、その日のレートを見てもう少し早いうちにやっておけばよかったと思いました。
しかしここ最近急激に円高が進んでいるので、それを考えるとあのタイミングでよかったと思います。

そもそもですが、ちょっとした為替レート変動でグラつくような利益しか得られていないというのが問題というのがあります。
利益率2~30%程度取れていたら、高い位置で増えた減っただけの話になるので、事業が安定すると思います。
多少の為替変動にもグラつかないような商売が目指すところです。

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