発送に補償をつけるかどうかの判断基準について

今までは仕入価格基準で考えていましたが、それだけを基準にするというのは少し足りないようでした。

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仕入価格基準の考え方

初めは、ずっと補償をつけた方法で発送していました。

書留料金が410円です。
100回発送した場合は41,000円になります。
という事は、書留を付けないと41,000円が浮く事になります。

ただし、100回発送のうちに合計41,000円分の荷物を紛失してしまった場合は、補償がある場合とない場合でトントンになります。

例えば4,100円の荷物を100回送ってそのうち10回紛失すると41,000円になりますが、これはいくら何でも確率的にないと思います。
いくら外国の郵便の品質が悪いと言っても、10%の確率で事故というのはないだろうと思っています。
なので平均4,100円ぐらいの商品を発送するのであれば、書留を付けない方が全体的にプラスになると考えています。

これがもし平均41,000円の荷物だったとしたら、100回の発送のうちに1回の事故でトントン、2回で損になってしまいます。
事故の確率1%より上で損になると考えると、これだけの価格のものを送る際には補償を付けたほうがよさそうな気がします。

これは僕の予想であって、国際郵便で郵便事故にあう確率が1%もないと考えている場合には、41,000円の商品でも補償を付けない方が全体的にプラスになる事になります。

その他の判断基準

今回、安く仕入れたものを高額で出品しました。
そこで仕入価格基準だけでは足りないと気付きました。

例えば、1,000円で仕入れたものが15,000円で売れたと考えて、自分自身の現金の増減を追ってみます。
手数料等は除外して考えます。

補償がない場合

仕入:現金-1,000円=-1,000円
売却:現金+15,000円=+14,000円
郵便事故で相手に返金:現金-15,000円=-1,000円

という事で、売却時の利益は14,000円でしたが、郵便事故で相手に返金しなければならないので、最終的に仕入価格の1,000円を失う事になります。

補償をつけた場合

仕入:現金-1,000円=-1,000円
売却:現金+15,000円=+14,000円
郵便事故で相手に返金:現金-15,000円=-1,000円

ここまでは上と同じですが、この後郵便局から補償があります。

補償:現金+15,000円=+14,000円

補償を受けられた場合、売却時にあった利益が戻ってきます。

仕入価格1,000円なのでそれ基準だけで考えると補償を付けない方がよさそうですが、郵便事故にあった際の結果が全く変わってきます。

まとめ

まずは、利益を失っても惜しくないというか、その利益が補償をつけるに値するかどうかという判断になります。
これで補償はいらないとなった場合に、次の基準で仕入価格が補償を付けるに値するかどうかという判断になります。

この2つとも補償がいらないとなったものは、本当に補償がなくてもいいものと考えていいでしょう。
このどちらかで補償が必要だと判断した場合は、付けるようにするといいでしょう。

特に、価格差が大きい商品というのは探し出すのにそれなりの苦労があったはずなので、その苦労が補償をつけるに値するかどうかで考えるというのでもよさそうです。

まだまだ判断基準はあるかもしれませんが、僕は現時点では上記のように考えています。

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