無在庫販売でのどうしようもないリスク

無在庫販売では、有在庫と違うリスクがあるというのはよく知られていると思います。
これは、仕入先をこまめに確認する事で減らせますが、一方でどうしようもないリスクがあるというのに気づきました。
それについて書いてみます。

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無在庫販売でのリスク

このブログでも書いたことがあるかもしれませんが、もう一度纏めてみます。

1.値上がり

注文が入っていざ仕入れようと思ったら、仕入先が値上がりしていたというものです。
この場合は、損を被って仕入れるか、プラットフォームのアカウントに傷がつくのを覚悟して取り消すかのどちらかです。

2.在庫切れ

注文が入って仕入れようと思ったら、仕入先で品切れになっていたというものです。
値上がりだけであればお金でアカウントを守ることができます。
しかし仕入先が見つからなかった場合、アカウントの傷は避けられなくなります。

という主に2つのリスクがあります。
その他、仕入れた商品が手元に届くまで商品の状態が分からないというのもありますが、ここでは除外しておきます。

この2つのリスクは、仕入先をこまめに確認することで減らせます。
仕入先が値上げをしたならば自分も値上げをして、在庫が切れたら自分も出品を取り下げるというのを、タイムラグをできるだけ短く対応するというのがリスクを減らす方法です。

と言っても、自分の出品している商品が売れた1秒後に仕入先で変動があったという事も無きにしもあらずだと思うので、完全にリスクゼロにはできません。
あくまでリスクをできるだけ少なくするというだけです。

どうしようもないリスク

実はこれだけではなく、自分ではどうにもできないタイムラグが存在するというのに最近気づきました。

今の僕の設定では、購入後8日間支払いがなければCase openするようにしています。

相手はとりあえず購入としてしまえば価格が確定してしまいます。
一方、僕の方では相手の入金をもって購入確定として仕入先に商品を注文します。
つまり相手が購入してから支払いまでの時間は、自分にコントロールできないタイムラグとなってしまいます。

今現在、購入だけされて未払いの商品が2つほどあるので、びくびくしながら待っている所です。

このリスクを減らす方法

こんな時のために、eBayでは相手に即時支払いを要求することができるようになっています。

Payment Policyの編集で、「Require immediate payment when buyer uses Buy It Now」にチェックを入れます。
policy

Buy It Nowの時は即時支払いを要求するという、そのままの意味です。

自分は無在庫の出品でまだこの設定をやったことありませんが、これで恐らく購入から支払いまでのタイムラグをなくすことができると思います。
ただし即時支払いを要求すると、若干だと思いますが売上が落ちると思います。

その他古典的な方法で、購入があったら支払いがなくても仕入れてしまうという方法もあります。
この場合は、仕入れを行った時点で有在庫販売のリスクに移行します。
何もない状態で仕入れるよりは購入してもらえる可能性は高いと思います。

ただ僕の経験上、すぐに支払いを行わなかった場合は、結構な確率でそのまま購入されません。
そうなってしまうと、仕入れた商品はただの在庫になってしまいます。

どの方法を取るにしても何かしらのリスクはあるので、それぞれどの程度許容するかというのを考えながら自分の方針を決めるしかないですね。

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