ドイツまでSALで送ってほしいと要求された際の対応

昨日は久しぶりに落札ラッシュで、1日で10件以上の注文がありました。
そのうち、1人で7~8個買ってくれたドイツのお客様がいました。

購入後にその方から「SALで送ってほしい」という要求があったので、その対応について書いてみます。

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ドイツへSAL便での発送は可能か?

僕は以前勘違いをしていたのですが、可能です。

ドイツが受け付けていないのはSAL便の書留であって、書留なしならばSAL便で送ることも可能なんですね。

国際郵便マイページサービスやeBayのShipping Toolで、相手国がドイツだとSALが選択できないようになっているので勘違いしがちですが、書留なしならば送ることができます。

SAL便の忌まわしい記憶

僕はSAL便に対して、マイナスのイメージしかありません。

まず、届くまでに平均3~4週間はかかります。
ちょっと遅れて5~6週間とかもあるので、届かないと言われて返金した後に商品が届くというのもざらにあります。

あと薄利のものは書留も付けないで送ったりした事がありますが、ちょっと遅れただけで返金しなければならず、その後商品が届いたのかどうかも分からないまま終わります。

書留があるならばまだ補償を受ける道が残されていますが、書留なしならば返金でthe endです。

これがとにかく精神衛生上よろしくないので、利益率のいい中古品を扱うようになってからSAL便での発送は一切やめました。

余談ですが、日本郵便で国際eパケットライトというサービスが最近始まりましたが、これの扱いはSAL便なので、僕が今後これを利用することはほぼないだろうと思っています。

今回の対応

さて今回の対応です。
相手の方は日本人セラーから買うことに慣れているようで、フレンドリーなメッセージの中に「SAL yubin」と書いて送ってきました。

結論は、相手の要求を飲みませんでした。

もしヤフオクなど国内での販売であれば、追跡つけない方法でという要求があれば聞くことが多いです。

まずヤフオクでは落札であっても低評価を付けられるので、相手の評価を見ればこの人は大丈夫かどうか大体分かります。
eBayならばセラーからバイヤーにnegative feedbackを付ける事はシステム上不可能なので、相手の評価が100%positiveだからと言って信用できるとは限りません。

あと国内の配送サービスは高品質なので、紛失するという事はまず考えられません。
海外への発送に慣れている我々にとっては、壊れ物であってもよっぽどの事がない限りは大丈夫です。

さて今回はドイツのお客様なので、SAL便でということは書留なしで送って欲しいということです。
例えお客様からの要求であったとしても、商品を届ける責任はセラー側にあり、もし郵便事故でも起きようものならばこちらが補償しなければなりません。
しかも今回は大量に購入してくれているので、金額もそれなりです。

なので「すみませんがうちではSAL便は取り扱ってないんです。オークションページに書いてある通り、国際eパケットかEMSでお願いします。」という感じで返事をしました。

その後どうなるかと思ったら、すんなり支払ってくれました。

相手の方がSAL便でと言っているぐらいなので、航空便で商品が届けば早いと思ってもらえるだろうと思います。
すぐに支払ってもらえたので、こちらも誠意を持って素早く発送しようと思います。

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コメント

  1. OZ より:

    関税回避のためSALを希望されたのかもしれませんね。
    ドイツの免税枠はかなり小さいようです。

    • くれもな より:

      >OZさん

      そういう事情があるんですね、知りませんでした。
      じゃあそこそこの金額だったので、関税もかかっているかもしれません。

      今回も勉強になりました。
      いつもありがとうございます。

  2. OZ より:

    ギフト扱いでドイツにEMSで送った時に何処で知り合ったのかとか、
    なぜ結婚している女性に知り合いの男性から贈り物が届くのかということまで
    聞かれたと言っていました。 結局、関税を支払ったようです。

    • くれもな より:

      >OZさん

      意地でも取りに来るんですね(笑)。
      日本ならば、書類がこうなっているからというのでそのまま通りそうですが。