税理士の秋口達也先生に消費税還付について質問させて頂きました

最近の藤木さんのメルマガで、eBayで新しい利益の取り方についての紹介がありました。
何の事かというと、輸出をやっていれば消費税還付を受けられるという話です。

ここは僕も興味があったところで、実際に今年から消費税課税事業者になっているので、その動画を見ました。

そして動画でお話なさっていた税理士の秋口達也先生にメールで質問させて頂き、とても丁寧なお返事を頂く事ができました。
税理士の方とやり取りするのは、これが生まれて初めてです。

秋口先生の投稿をシェアしておきます。

こちらからでも消費税が具体的にいくら還付されるのか調べてもらえるようなので、興味があったら見てみてください。

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初めて知ったこと

税金については個人でそれなりに勉強してきたつもりです。
消費税の還付についても一応は知っていて、それで今年から課税事業者になっているというわけです。

ところが、経費にかかる消費税も還付対象になるとは分かっていませんでした。

僕の今までの消費税に対する考えは「国内で消費した際に課税される税」でしたが、「国内で”自分のために”消費した際に課税される税」と言う方が近かったようです。
事業にかかる経費というのは、当然自分のためではなくてお客様にサービスを提供するためにかかっているお金なわけです。
という事は、これらの消費税も還付対象という事なんですね。
ちなみに輸出入関係なく、課税事業者であればこの事は常識だったようです。

そのことから、自分が今まで思っていた以上に消費税還付できる額は多くなりそうです。

自分の場合はいくら還付されるのかも計算していもらい、今年に入ってから今までの約半年分の金額で計算してもらったところ6万円ぐらいという結果になりました。
ざっくりの数字で計算してもらったので、厳密には多少上下するかもしれません。

不動産賃貸業にも影響あり

副産物というか自分が知らなかっただけなのですが、経費にかかる消費税も還付対象になることで不動産賃貸業の方にも影響が出そうです。

僕の所有するアパートは住宅用なので、毎月頂く家賃に消費税はかかりません。
一方、賃貸業を運営する上で経費がそれなりにかかっていますが、これらは基本的に課税対象です。

ということでeBayでの輸出だけではなく、不動産の方からも消費税が還付されそうです。
輸出分も含めれば、毎年払っている固都税を軽く超える分ぐらいは還付されそうです。
これはかなり大きいです。

ちなみに、物件の購入時にすでにそのことを知っていれば数十万円分還付できたようでした、当時は「青色申告なにそれおいしいの」というぐらいに税金のことを理解していなかったので仕方ないです。

利益計算に還付消費税は含めない

当たり前の話ですが、消費税が還付される時期は最短でも3~4ヶ月後で、最長だと1年以上後になります。
この消費税還付分まで含めて利益計算していると、資金が枯渇して商売が回らなくなる事につながります。

例えば10万円分仕入れれば約7,400円が還付されるので、例えそれが98,000円で売れても5,400円の黒字だと考えたとします。
この7,400円が実際に手元に入るのは、申告をしてから1ヶ月から1ヶ月半ぐらい後だそうです。
翌年の2月中に申告したとして、還付されるのは一番早くても3月ですね。
ということで、これを1回転する毎に年内はマイナス2,000円で、しかも回せば回すほどお金がどんどん減っていく事になります。
このマイナスを1年間耐えられるだけの余剰資金があればいいのですが、初めから消費税を含めなくても利益を出していくのが健全です。

消費税還付は、1年後にもらえるボーナス程度に考えておくのがいいと思います。

税金についてはまだまだ分からないことだらけです。
もっと稼げていれば記帳等は税理士さんに丸投げしたいところですが、今の自分の稼ぎではその余裕はありません。

将来的にはと考えています。

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