英語でメッセージを書くときに気を付けていること

eBayで商売をしていると、バイヤーさんから質問やら何やらのメッセージをもらうことがあります。
その返事を書く際に、最近気を付けていることを紹介します。

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まず結論を持ってくる

僕は今まで、まず冒頭に「メッセージありがとう」とかのお礼を書いてから本題に入っていました。
でもこれって、英語圏の人にとってはどうなんだろうか?と疑問に思うようになりました。

日本語の文は、主語から始まって延々と内容が続いてから最後に述語がきます。
この述語が結論の部分に当たります。

対して英語の場合は、まず基本の5文型では主語の次に述語がきて、その後に話の内容が続きます。

その他、例えば関係詞についても、日本語だと「これこれこういう+(先行詞)」という語順になるところ、英語では「(先行詞)+これこれこういう」となります。
形式主語についても、主語が長すぎると述語が後ろの方に行ってしまうから、とりあえずitを主語の位置に置いておいてすぐに述語を言って、後から主語を具体的に言います。

というのを考えると、お礼よりも先にまず本題を言った方がいいんじゃないかと思ったわけです。
そして最後に「メッセージありがとう」なり「オークションを見てくれてありがとう」なりで締めればいいんじゃないかと考えて、最近はそのようにしています。

日本人としては、質問に対して挨拶もなくいきなり回答から入るのはぶっきらぼうに感じなくもないです。
でも英語圏の人にとってはそういうものではないかもしれないと、最近思うようになりました。

eBayカスタマーサービスからのメッセージはそうでもない

でもeBayカスタマーサービスから届く返事はいつも、下記のような感じになっています。

1.「ごきげんいかが」なり「連絡ありがとう」なりの一文
2.あなたの質問や困っていることはこういう事ですね、という確認
3.いい解決方法を伝えるので心配しないで、という一文

そしてパラグラグが変わって

4.本題

というパターンが多いです。
というかこれがテンプレートになっているようです。

日本のビジネスメールにおける

「拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。・・・。さて(本題)」

みたいな感じですね。
時下ますます・・・の部分は誰も読んでないだろう(笑)と個人的には思うのですが、それでも付けるのが作法のようです。

カスタマーサービスからくるメッセージは本題のところでパラグラフが変わっているので、最初のところはこちらからの質問をちゃんと理解してくれているかだけ確認する程度で、いきなり本題から読み始めるということができます。
そして実際に僕もそういう読み方をしています。

なので、まず結論が先というのは、あまり気にするところではないのかもしれません。

英語圏以外の人の事を考えると

英語が苦手な人のことを考えると恐らく、文の先頭から一生懸命解読しようと頑張るような気がします。
僕も長文問題を回答するにあたって、そういう事をやりがちです。

なので、慣習とかそういうのは置いておいて、やっぱり結論を先に持ってくるのが親切かなという気がします。

という事で僕のメッセージはこれからも、まずいきなり本題から始めて、最後に「Thank you for your message!」なり「Thanks for watching my auction site!」なりで締めくくるようにしようと思います。

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