ヤフオク入札論

以前の記事に少し補足します。

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最初から最大額を入札するメリット

僕も昔は、最初にこれぐらいで落札できればいいなという額で入札して、それが抜かされたらまたこれぐらいなら出してもいいかという額で入札して・・・というのを繰り返していました。
こうなると、お互いに熱くなって価格がどんどん上がっていく傾向にあると思います。
出品者にとっては嬉しいでしょうけど。

一方、最初から最大額を入札しておくとどうなるでしょうか。
競争相手がチマチマと入札するタイプだった場合、こちらの最大額を超えない限りは何度入札しても自動で更新され続けるわけです。
相手は、こちらが果てしなく高い金額で入札しているのではないかと錯覚するという事もあるかもしれません。

僕が最初に1度だけ最大額で入札するようになってから、上限ギリギリで勝ったという場面によく出くわすようになりました。
本当に、あと1回相手が入札していたら負けていたという事も何度かありました。
これがもしこちらもチマチマと入札を繰り返していたならば、この価格よりももっと高いところまで行っていたかもしれません。

負けた時の考え方

オークションなので、負けることももちろんあります。
むしろ負ける方が多いかもしれません。

一口に負けると言ってもいろいろあります。
入札した結果競り負けるとか、最初から自分の予定額を超えていたために入札すらできないとか。
ここでは特に、競り負けた時の事を考えます。

自分と競争相手1人の合計2人で競争していた場合、こちらが負けた時の落札価格はどうなるか考えてみてください。
必ず、自分が入札した価格のほんの少しだけ上が落札価格になります。
それを見て、小梅太夫のように「チックショー!」とは思わないようにしましょう。

もう少し具体的に例を挙げてみます。
自分が1万円まで入札したとします。
競争相手が2万円まで入札していたとします。
落札価格はどうなるかと言うと、10,500円ですよね。(ヤフオクで1万円以上の入札単位は500円のため)

1万円で入札していて落札額が10,500円になったからと言って、あと少しで勝てたのにと悔しがらないようにしてください。
ビジネスとして仕入れをする以上、あくまでドライに行きましょう。

おまけ

たまに、入札額に端数を入れることがあります。
これは何となくやっているだけなのですが。

例えば、こちらが3,050円で入札していたとします。
そして、相手が100円単位で入札していったとします。

相手が入札していくたびに価格が自動で更新されていって、相手の入札額が3,000円まできた時にいきなり端数が出てきて3,050円に更新されたとしたらどうでしょう。
これは、こちらが入札した最大額がここまでというのがバレてしまいます。

実際、相手が3,000円まで入札してこちらが3,050円で勝ったという事が過去にあったのですが、相手も端数が出た事をよく考えれば、こちらがそこまでしか入札していないというのが分かったはずです。
この時は、相手も3,000円までときっちり線を引いていたか、もしくは何も考えていなかったかのどちらかです。

なので、入札単位に満たない端数というのはあまり意味がないと思います。
もちろん3,000円に到達する前からすでに端数が出ている可能性もあるので、そうなると確率の話になってきますが。

これを逆に考えてみます。
自分が入札した後に価格が自動で更新されたとします。
その更新された価格と自分の入札額の差が入札単位未満だった場合、相手はそこまでしか入札していないものと思われます。
なので、その場合はあと1回入札すれば勝てる可能性があります。
ただそこから追加で入札する場合は、くれぐれも熱くならないように注意しましょう。

よくよく考えてみたら、この記事も以前の記事もeBayの話は一つも出てきてませんでした。
eBayで販売するための仕入れにヤフオクを使うという事で、カテゴリーは一般にしておきます。

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