会計処理の方針を決めました

今まではエクセル簿記を使っていましたが、どうにも時間がかかるので何かいい手段はないかと探していました。
そして今日、どのようにするか決定しました。

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決定の内容

今年から・・・も、引き続きエクセル簿記を使います!

「おいおい」と言われそうですが、まあ聞いてください。

今までの会計処理方法

今までどうやっていたかと言うと、まず商品が売れた、仕入れた、その他経費を払ったという場合に、その都度帳票にまとめていました。

僕が今現在まとめている帳票は以下の通りです。

1.収入帳

収入があった時に、金額やら何やらいろいろとまとめています。
日付や金額の他に、商品名や相手の住所氏名メールアドレス等もここで管理しています。

eBay上では昔のものからどんどん削除されていってしまうので、ここで残すしかありません。

2.仕入帳

これは販売する商品の仕入れを行った時に、ここに記入しています。

3.経費帳

仕入以外で事業のためにお金を払った場合、これにまとめます。

4.PayPal管理

預金出納帳のPayPal版です。
PayPalの取引履歴だと相手の名前とUSDでの金額しか書かれていないので、これにその日のレートで円換算したものと簿価のレートに対して為替差損益があった場合にはそれも計算して表示するようにしています。

5.Amazonギフト券管理

Amazonギフト券の出納帳です。
Amazonで見ることができる履歴だけではなくて、ギフト券販売サイトにいくら入金したとか、そこからいくら分のギフト券を購入したなどもまとめて管理しています。

6.切手管理

切手の出納帳?です。
いくら分買った、いくら分使った、という履歴管理の他、使用額面とその分の購入額の差額がいくらになるかというのも計算して表示するようになっています。

7.普通預金管理

これはそのまま預金出納帳です。
ただし複数の銀行口座を事業用に使っているので、それぞれの口座にいくらあって合計はいくらというのがすぐに見えるようになっています。

これはネット上で見ることができる取引履歴をそのままExcelに起こしただけなので、あまり作る意味はないかもしれません。

以上の帳票をまとまった時期ごとに紙に出力して、後はそれを延々と追って仕訳を起こすという作業をやっていました。

この仕訳を起こすという作業を思い出してみると頭をつかうことはほとんどなくて、粛々とルールに従って日付、貸借の勘定科目、金額、あと必要ならば摘要を入力していくだけです。
それならば、この作業は自動化できるんじゃね?と考えました。

具体的な対応

まず、現在の帳票類で相手勘定を明確にしておくと仕訳を起こしやすいです。
なのでその行を追加します。

あとはマクロで、日付、貸借の勘定科目(エクセル簿記で定義された番号のみ)、金額、摘要を自動でだーっと出して、これをエクセル簿記の仕訳帳に貼り付けるだけでいけると考えています。

そうすれば、会計ソフトに年間1万円ぐらいお金を出す必要もないし、あとはエクセル簿記の仕訳最大2100行対策も見つけてあるので、取引量が相当増えたとしても楽に対応できるはずです。

それで完全自動化するにあたり、帳票の追加削除等も検討したほうがよさそうです。

まず現金出納帳があるといいと考えています。
今までは現金を使用した場合は経費帳に記入していたのと、エクセル簿記にまとめた後は総勘定元帳で現金分の動きのみを追えたので、これについては特に作っていませんでした。

あとは事業用のカードもあるので、カード明細のCSVファイルから上に挙げたものと同様の管理帳を作って、そこからマクロでエクセル簿記の仕訳データを起こす必要もあります。

以上で、恐らく漏れなく仕訳を起こせると思います。

市販のソフトにしなかった理由

これはいくつかあります。

1.お金がかかる

年間1万円前後が相場のようです。
これぐらい大したことないというぐらいに収入があればいいのですが、僕はそこまでありません。

エクセル簿記は、御存知の通り無料で何年間でも使えます。
それに自分でマクロを組んで処理を自動化すれば、タダだし手間もかからないしで、いい事ずくめではないかと思いました。

2.ソフトの使い方を1から覚えるのが面倒

昔は新しいものでも進んで覚えようとした気がするのですが、歳を取ってきたせいか面倒と感じるようになりました。
慣れたものが一番というのもあると思います。

まあこれはある程度弊害があるというのも分かっていて、思い切って乗り換えてそっちに慣れると、以前よりも使いやすくなったいう事も考えられます。
なので、これについてはそこまで大きな理由ではありません。

3.自分の会計処理方法がある

これについては、このブログでも散々紹介してきました。

一番の懸念はPayPalの処理方法です。
まず売上があったら、その日のレートで円での売上高を確定します。
そしてPayPal残高を支払いに使ったり円預金に移動する場合には、またその日のレートで円での金額を確定して、簿価との差額を為替差損益として計上するという方法を取っています。

市販のソフトでもこの方法で処理できると思いますが、恐らくいろいろ初期設定が必要になるのではないかと思いました。

多分これを自動化するのは、Amazon価格チェックツールを作るのよりもずっと簡単だと思います。
Webサイトにアクセスしてデータを引っ張ってくるなんて面倒な処理は一切必要なく、単純にデータの並び替えだけで済みます。

帳票類が1年分まとまったらマクロを実行して、出てきたデータをエクセル簿記に貼り付けるだけなので、早ければ10分ぐらいで1年分の青色申告決算書ができあがるのではないかと思っています。
実際にやってみたら今は気づいていない問題が出てくるのかもしれませんが、それでも去年までこの作業にかけていた時間と比較したら一瞬でできることは間違いないと思います。

これからぼちぼち作っていこうと思います。

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