徐々に話題になってきている国際eパケットライトについて、僕もまとめてみます。
サービス内容
詳細についてはこちらを見てください。
「国際eパケットライト」という名前からすると国際eパケットの廉価版のように見えます。
確かに国際eパケットよりも安いサービスになっていますが、中身は小形包装物SAL便書留の廉価版と見る方が近いと思います。
10月1日からサービス開始だそうですが、最初は東京都内の限られた郵便局からの発送でしか使えないようです。
ちょっと前のSAATS林さんのメルマガでの話だと、すぐに全国展開されるのではなかろうかという話だったと思います。
また名あて国も限られているようです。
これについては今後拡大されるのかどうか分かりません。
料金の比較
第2地帯(北中米、中東、オセアニア、ヨーロッパ、ロシア)の料金で比較してみます。
国際eパケット | 小形包装物 SAL便書留 | 国際eパケット ライト | |
300gまで | 935円 | 790円 | 690円 |
500gまで | 1,235円 | 990円 | 870円 |
800gまで | 1,685円 | 1,290円 | 1,140円 |
1kgまで | 1,985円 | 1,490円 | 1,320円 |
国際eパケットと比較して安いのは当然ですが、そもそも国際eパケットは航空便扱いで、国際eパケットライトはSAL便扱いなので、安くなって当然です。
なので比較するのであれば、小形包装物SAL便書留と比較するのがいいと思います。
小形包装物SAL便書留と比較すると、大体100円から100数十円安くなっています。
注意点
注目すべきは「SAL便扱い」というところです。
送達日数が「2週間程度」ということですが、SAL便が発送から2週間で着くというのは自分の経験からすると稀です。
僕の感覚だと、SAL便の送達日数は平均4週間程度と思っておくのがいいと思います。
さてeBayでここまで時間がかかると、例えトラッキングナンバーをつけていたとしても、相手が商品未受領でCaseをopenしてくることがあります。
一度Caseをopenされるとセラーの立場は弱く、アカウントを守るためにも相手の返金要求を飲むしかないのが実情です。
多くの場合は予定通りに配送されているのですが、それでも返金対応しなければならない場合が多々あるというのが、セラーにとってはかなりのストレスになります。
以上から、普段から小形包装物SAL便書留を使用している場合は国際eパケットライトのりよう価値はあると思いますが、国際eパケットが基本になっている場合はわざわざライトに切り替える価値はないというのが僕の考えです。
もし僕の地域で利用できるようになったとしても、僕はこのサービスを使うことはないだろうと思います。