これについて考える機会があったので、もう一度まとめてみようと思います。
図を作ってみました
分かりやすいかどうか分かりませんが、日本郵便の国際郵便サービスをまとめてこんな図を作ってみました。
僕が日本人eBayセラーとして知っておけばいいと考える部分は赤文字にしてあります。
この図から分かる通り、日本郵便の国際郵便サービスを大まかに分ければ「通常」「小包」「EMS」の3種類あります。
我々がSAL便とか国際eパケットとか言っているのは、通常郵便の中の小形包装物(もしくは印刷物)という事になります。
実際に郵便局でSAL便を出すと、画面には「小型包装物SAL第○」という表示がされます。
「第○」というのはアジアなら第1地帯、アメリカ・ヨーロッパなら第2地帯、南米アフリカなら第3地帯の、この表示ですね。
ちなみに郵便局員が小型包装物と小包郵便を間違えることが時々あります。
窓口にSAL便を出しに行った時に、画面に「小型包装物SAL第○」と表示されたならば問題ありませんが、「国際小包SAL第○」(だったと思います)という表示ならば間違いなので、指摘してあげてください。
小型包装物には書留を付けることができる
小型包装物のSAL便と航空便には、書留を付けることができます。
書留の料金は410円で、まず追跡番号が付きます。
あとは6,000円までの補償も付くので、紛失や破損の場合にはこの金額までならばお金を返してくれます。
できたら書留は付けておくほうがいいでしょう。
ただしSAL便に関しては書留を受け付けていない国もあるので、注意が必要です。
もし書留SAL便で販売していて書留を受け付けていない国の人に売れたならば、その時は書留なしにするか国際eパケットにアップグレードするかで対応すればいいでしょう。
国際eパケットについて
小型包装物の航空便に書留を付けるならば、国際eパケット扱いにできます。
これは何かというと、自宅で送り状を準備する代わりに料金をちょっと安くしますよというサービスです。
なので郵便局で送り状を書くのでないならば、小型包装物の航空便を選択する意味はないので、全て国際eパケットにしましょう。
あとこれについても、郵便局員が国際eパケットと小型包装物航空便を間違える事がよくあるので、窓口に持っていった際には画面をよく見ておいてください。
「国際eパケット第○」と表示されれば問題ありませんが、「小型包装物航空便第○」という表示になったならば間違いなので、その時は指摘してあげてください。
国際eパケットライトについて
国際eパケットライトは、国際eパケットのSAL便バージョンと考えておけば大体近いです。
ただし
小型包装物航空便に書留を付けたもの = 国際eパケット
ですが、
小型包装物SAL便に書留を付けたもの ≠ 国際eパケットライト
であって、
小型包装物SAL便に特定記録を付けたもの = 国際eパケットライト
です。
国際eパケットライトの場合は、書留ではなくて特定記録が付くことになります。
特定記録とは何かというと、追跡番号のみと考えておけばいいと思います。
なので、商品が壊れたとか紛失したとかいう場合に、補償を受けることができません。
この点は注意しておいてください。