僕は常日頃から、特に初心者に対しては中古品を取り扱うことをおすすめしています。そして自分自身もそれを取り扱っています。
今日は中古品を取り扱うことのメリットについてまとめてみます。
大きな価格差を生み出せる
例えば、iPhone XR 64GB SIMフリーの価格はこんな感じです。
多少の違いはあれど、どこも9万円ちょっととそこまで大きな差にはなっていません。つまり、この商品の価格は9万円ちょっとだというコンセンサスがすでに市場に存在するわけです。
そういう商品だと、売るのも9万円ちょっとだし、買うのも9万円ちょっととなり、大きな差額を生み出すことが難しいです。
仮にこのコンセンサスが国内だけのものであれば、海外と取引することで価格差が出るかもしれません。しかしiPhoneのような商品は、ほぼ世界中でこれぐらいの値段だという合意が取れています。
Amazon.comを見てみると、
$855 × 113円/$ = 96,615円
です。そしてeBayは、
$729.99 × 113円/$ = 82,489円
です。多少の違いはあれど、そこまで大きな差にはなっていません。これを輸出入したところで、取れる利益はせいぜい数千円といったところでしょう。
対して中古品だと、商品の状態によって価格はまちまちです。
ヤフオクなんかを見てみると、高いものもあれば安いものもあったりと非常にまちまちです。「この状態の商品の価値は新品価格の○%引きぐらい」とかいう明確な価値基準がどこにも存在しないからです。売る方にも買う方にも明確な価値基準がないために、それはもういろいろな価格で取引されることになります。
仕入れる側としては、わざわざ高いものを買う必要は全くありません。いろいろある中から安いものを仕入れればいいだけです。
金融用語で言うところの「ボラティリティ」が高いものが中古品という事になります。
2018年初の頃は1ビットコインが高値だと200万円超えから150万円ぐらいまでと、大きな値動きをしていました。これがボラティリティが高い状態で、上手いこと売買すれば大儲けできたわけです。それが今だと大体70万円ぐらいを行ったり来たりでボラティリティが低く、これを売買してもそこまで大儲けはできません。
この価格差を使って、比較的少額の投資で大きな利益を得ることができるわけです。
他人には見えない価値が見えることも
僕がやっている手法を、ちょっとだけネタバラシします。
例えばある金属製品について、普通の中古価格が5,000円ぐらいだとします。そしてこれがサビていたら価格は500円とかになったりします。
ところが、サビの落とし方をしっていたらどうでしょうか?
周りの多くの人はサビて使いものにならないと思って数百円でもいらないと思っているものを仕入れて、ちょちょっとサビを落とすだけでその商品価値が5,000円になるわけです。
500円のものを仕入れて、サビを落として、そして5,000円で販売する。これで4,500円の利益です。
サビ落としの作業時間を含めて、1商品の出品から梱包発送までの時間が1時間かかったとしたら、この作業の時給は4,500円です。2時間かかったとしても時給2,250円です。そして上手いことやって30分に作業時間を短縮できれば時給9,000円です。これって結構よくないですか?
その他にも例えば、この凹みだったら簡単に直す方法を知っているとか、この故障はこのパーツを取り替えるだけで修理できるとか、そういうものを1つ持っているだけで、他人にはゴミにしか見えない商品が自分には価値のあるものとして見えてくるようになります。
この方法を使えば、同じ市場内で売買する(ヤフオク仕入れ、ヤフオク販売とか)だけでも十分な利益が確保できます。
それに僕は更に国内外の価値基準の差を上乗せして、例えば200円で仕入れたものを2万円で販売したりというのもできているわけです。
ついでにデメリットもいくつか
仕入れが安定しない
新品の商品であれば、よっぽど人気で品薄状態とかにならない限り大体いつでも仕入れができます。
対して中古品だと、同じ商品が中古市場に常に流れているとは限りません。
常に中古市場を見ておいて、出物があればそれを見逃さないようにする必要があります。
これがデメリットと言えばデメリットです。
価値の見極めが難しい
上に挙げたiPhoneなんかだと、ネットを検索すればその価格は90,000円ぐらいだというのが誰にでも分かります。
対して中古品だと、価値がなかなか分かりません。
自分でサビを落としたり凹みを直したりという技術を持っていない場合は、他の一般人と同様にその商品がゴミにしか見えないでしょう。
面倒くさい
中古品は1点ものなので、1つ1つで撮影をして説明文を書いて出品しなければなりません。その他、汚れを掃除したり壊れた部分を修理したりと。
まあはっきり言って面倒くさいです。
それでも初心者には中古品をおすすめします
上に挙げたiPhoneを85,000円で仕入れて90,000円で売る事ができれば、利益5,000円です。
でも、ボロい商品を1,000円で仕入れて、それを綺麗にして6,000円で販売しても、同じ利益5,000円です。
5,000円を得るための原資が、前者だと85,000円、後者だと1,000円です。ただし後者は面倒な作業が入りますが。
後者の方が転売で利益を得ることが出来ているというのが実感できるのではないかと、僕は思うわけです。
85,000円を最初から仕入れないで、注文があってから仕入れる無在庫でやればいいという意見もあるでしょう。それは全くその通りです。
新品の有在庫でも無在庫でも、あるいは中古品の有在庫でも無在庫でも、いろいろ手法がある中で自分に合っていると思うものをやればいいと思います。
ただ自分には、仕入先で在庫が切れて売れたものが仕入れられないかもしれないとか、仕入価格が変動する度に自分の販売価格も変更しなければならない、そのタイムラグの間に購入されたら赤字を被ることになるとかいう精神的な負担がかかった状態が落ち着かなかったというだけです。
コメント
そうですね。新品は多くの無在庫セラーで、内外価格差がアビトラされているから、金融緩和後の円安時代は良かったようですが、現在はかなり多くの枠がないと難しいらしいですね。 自分は、中古で試行錯誤でやってます。ブログは参考になります。
コメントありがとうございます。
僕も実際に無在庫やってみたことありますが、ほとんど利益になりませんでした。
もしよかったら、僕のやっているコミュニティに入りませんか?
くわはらさんは頑張っている様子をブログで読んでいるので、仲間に入ってもらえるとみんなの士気も上がると思います。
検討してみてください。