物販ビジネスで月収100万円を得るために最低限必要なこと

今日はサクッと行きます。

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売上を利益が超えることは理論上あり得ない

これ、分かりますか?って分かると思いますが。言い換えると「利益率が100%を超えることは理論上あり得ない」となります。この事は物販ビジネスに限らず、全ての商売において言えることです。

「1万円の物が売れて利益が2万円」なんてあるわけがないという事です。この場合の理論上の限界値が利益1万円で、実際には仕入の原価やその他経費がかかっているはずなので、利益は1万円よりももっと少なくなります。

と、頭ではこのことを分かっていても、じゃあ実際に物販ビジネスに取り組んだ際に目指す収入に達成できないというときに、このことをどれだけ意識しているかという話です。

つまり月収100万円を得たければ、少なくとも1ヶ月で100万円分は出品しなければ達成できないと言うことです。

実際に利益率100%というのは物販ビジネスでは非常に難しいので、現実的なところで利益率50%としてみます。その場合、1ヶ月に200万円分は出品しなければこの目標を達成できません。

いや、1ヶ月に50万円分ずつ出品しているけど全く売れず、それを4ヶ月続けて出品量合計が200万円に達したところで今までに出品したものが一気に売れたという場合にも、この目標は達成できます。しかしそういう事が現実的に起こるとはあまり考えられません。全くないとは言えませんが。

さてそこで、ご自身の過去1ヶ月分の出品量を思い出してみて下さい。目標とする収入に達していないという人のほとんどは、まず出品量から足りていないのではないでしょうか。

金額ベースでの出品量を意識すべし

出品量で意識しがちなのが、1ヶ月に何個出品したとか、1日に何個出品したとか、個数の方を意識しがちです。実際、(1個にかかる作業時間×1日の出品数)が1日の作業時間になるので、そういう点でもそこに意識が行きがちでしょう。

しかし重要なのは数ではなくて金額です。500円のものが100個売れたら売上50,000円ですが、50,000円のものが1個売れてもやっぱり売上50,000円です。

そして500円の商品を1個出品するのと、50,000円の商品を1個出品するのとで、作業量はそこまで大きくは変わらないでしょう。多少は違うかもしれませんが、それでも「金額に比例して作業時間も100倍かかる」などと言うことはほぼないでしょう。

利益率は50%とすると、前者は利益250円で、後者は利益25,000円です。このどちらも出品から発送まで1時間かかったとして、前者が売れれば時給250円の作業、後者が売れれば時給25,000円の作業となります。であれば、単価の高いものを売ったほうが作業時間は少なくて済みます。

もし前者の作業を究極まで効率化して、1個あたりの作業時間を1分まで短縮できたならば、こちらの時給は15,000円となります。この場合、ヒューマンリソースや自動化の仕組みなどが必要になるかもしれないので、1人で作業を行う場合にはやっぱり商品の単価を上げる方が簡単でしょう。

そしてそれで、目標とする月収を利益率で割って、1ヶ月の出品量が算出されます。

自分の作業量もまだまだです

ある方(顔も知らず名前も覚えていませんが)の物販ビジネス実践報告で、月収120万円(ぐらい?)達成したというものを見た覚えがあります。その方は確かカメラを取り扱っていたのですが、1ヶ月の販売個数が200数十個とかだったと思います。カメラと言うと1個数千円から何万円かするわけで、それを200個以上販売するという事は売上も数百万となるはずであって、月収120万円というのも十分に頷けました。

そこで自分の作業を改めて振り返ってみると、これよりも安いものをこれよりも少ない数しか出品していないと気づきました。「月収100万円なんて自分には絶対に無理だ」と言う以前に、やる事やってんのかと。やる事やってないで自分に無理かどうか判断するのは早計だと。

という事で、目標とする月収があるのであれば、それに見合うだけの出品をしろという話です。「目標は月収20万だけど、今は1ヶ月に10万円分しか出品していません」だと、届かなくて当たり前だろう!というツッコミが入ります。

あともう一つ重要なのが、売れるものを出品するという事です。売れないものをせっせと出品し続けても、不良在庫が増えていくだけなので。これがまだ見つかっていない人にとっては、また難しいところかもしれません。

まずはいろいろと取り扱ってみて、この商品は行けるというものが見つかったならば、そこに一点集中してある程度のルーティーンを確立する、そしてそっちが楽に回せるようになったらまた次の商品を探す、という感じで、柱となるものを1つずつ増やしていくと、自分のビジネスの規模も徐々に大きくしていけるでしょう。

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