問題を解決したければ全てを自分のせいにする

まず初めに書いておきますが、現在精神疾患をお持ちの方はあまりおすすめしない考え方になります。

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自分のせいにするとはどういう事か

何か問題が起こったとします。

それを他人のせいにするならば、自分は何をする必要もないのでとても楽です。
ただそれだと不満を言うしかなく、解決のしようがありません。

他人をコントロールするというのは、とても難しいことです。

そうではなくて、その問題の原因は自分にあると考えるようにします。
そうすることで、問題の解決に向かうことができるようになります。

自分をコントロールすることは面倒ではありますが、でも他人をコントロールすることに比べたら難しいことではありません。

何を自分のせいにするか

これはもう、自分に影響のある全ての事です。

今勤めている会社に不満があったとして、それは上司のせいでもなければ会社のせいでもなく自分のせいだと考えます。

あるいは人間関係に悩んでいたら、それも相手のせいではなくて自分のせいだと考えます。

もし、見ず知らずの二人が喧嘩をしていたとしたらそれは自分に影響がないので、自分の生だとも考える必要がありません。
ただし、その様子を見た自分が気分を悪くしたならば、それはやっぱり自分のせいだと考えるようにします。

あとは、どうにも解決のしようがない事については、誰のせいとかではなくてそのまま受け入れるようにする方がいいです。

地球が自転していることが自分にとってどうにも気分が悪いと言ったところで、さすがにこれはどうしようもありません。
これをどうにかしようとしてもどうしようもない事でストレスになるので、これはもう諦めた方がいいです。

自分のせいにするとどうなるか

まず、イライラする事がなくなります。

他人がミスした場合と自分がミスした場合とを比べてみて、恐らく後者の方が怒りが少ないと思います。
後者でも怒りが湧いてくるかもしれませんが、それは単純な怒りというよりは悔しいという気持ちではないでしょうか。

あとは解決思考になるので、気持ちが凹むことも少なくなります。

他人がミスを繰り返したとして、それを改めさせるためにこちらとしては注意することしかできません。
それでもなおミスが続くようであれば、こちらもどんどんイライラが募ってきます。

他人を変えるというのは、基本的に無理だと考えた方がいいです。
その無理なことにいつまでもチャレンジし続けるから、苛立ってくるわけです。

他人を変えるぐらいならば、自分が変わった方が遥かに楽です。
自分のせいにすることで、問題解決の道も見えてきます。

自分のせいにする事の実例

僕の考え方ですが、書いてみます。

今勤めている会社に不満がある場合

今勤めている会社に不満があったならば、その会社に入ると決めた自分のせいだと考えるようにします。
その自分の決断がまずかったならば、それを修正して今の会社は辞めて別の会社を探すという解決手段が見えてきます。

人間関係に不満がある場合

人間関係に悩んでいたら、まずは自分の態度のせいだと考えてみます。
そして改められる部分があったらそれを改めます。

それでも改善しないような場合は、その人と関係を作った自分のせいだと考えます。
そして、その人との関係を断てば解決します。

会社や学校での人間関係なのでどうしようもないと考えても、会社を辞めるなり学校を休むなりすれば関係を断つことができます。
義務教育期間であっても、それは親が子供に教育を受けさせるという義務であって、辛くても学校に通い続けなければならないという義務ではありません。

お金を払って受けたサービスに不満があった場合

これも、そのサービスを選んだ自分のせいだと考えるようにします。
そうすることで、次からはそのサービスを選ばないようにするという解決手段が見えます。

また自分のせいにする事で、不満を口に出したくなる気持ちも湧いてこないようになります。

イライラもしないし解決手段が見えているので大して落ち込みもしないしで、精神衛生的に健全に過ごすことができるようになるので、とてもオススメの考え方です。

精神疾患の方へ

もしここまで読んでもらえたときのために、これも書いておきます。

自分も経験がある事ですが、うつ病の人などは、問題が発生した際に自分がいなくなれば解決すると考えてしまいます。

例えば借金があったとして、自分が死んでも何の解決にもなりません。
債権者は債権を失う事になるか、もしくは保険で支払われたとしてもそれは保険会社にとって損害になるわけで、誰かしらに迷惑をかける手段です。
そうではなくて、自分が稼いで借金を返済するというのが、誰にも迷惑をかけない解決手段になります。

うつ病の人はその解決手段が見えなくなってしまうので、自分のせいにするという考え方はあまりおすすめしません。
自分が死ねばいいという最悪の解決手段しか考えられないぐらいならば、むしろ他人のせいにする方が健全に過ごせます。

何か問題が発生した際に、

①「自分が死ねばいいという解決にもならない解決手段しか見えなくなる」か、
②「他人のせいにして愚痴を垂れ流す」か、
③「それ以外の本当の解決に向かう考え方になる」かで、自分のメンタルの健全度を測ることもできますね

①の考え方になってしまうようであれば②のように考えられる事を目指して、②の考え方になってしまうようであれば③のように考えられることを目指すのがいいでしょう。

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