取引に人間味を含ませる重要性

昔のヤフオクは、商品を落札したらフリーフォーマットのメッセージ機能で相手とやり取りするのが普通でした。
最近は、いわゆる「かんたん取引」をメインにしようという流れのようです。

例えばAmazonでも、個人間の取引であっても、商品を買えば商品を買えば面倒なメッセージのやり取りを一切することなく商品が家に届きます。

全体的にそういう流れになっているようです。
これについて、商品を売る立場での自分の考えを書いてみます。

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最近あったヤフオクでの取引

つい先日、とある商品を落札しました。
「かんたん取引」なので、相手とメッセージのやり取りをする必要はありません。

かんたん取引は落札者から取引を開始します。
僕は落札してから1分後に、発送先や支払い方法の連絡をしました。

翌日の朝に相手から送料の連絡があったので、それから1分後に支払いを済ませて相手に連絡しました。

そうして今現在は支払いから土日含めて丸4日以上経っていますが、相手からは発送の連絡も何もありません。

僕は自分では比較的気が長い方だと思っているのですが、何の音沙汰もなく4日も待たされたらさすがに遅いと感じます。
まあこれで相手に低評価を入れるなんてことをすればまた余計な揉め事になる可能性があるので、そのような事をしようとは考えていませんが。

普段の取引

これはヤフオクに限りませんが、僕は大体は相手のメッセージでも支払い要求でも即答で返しているので、何も言わなかったら自分はせっかちな人間だと思われる可能性が高いです。
なので、自分が購入する場合にメッセージをやり取りする場合は必ず「こちらは特に急いでいないので、都合のいい時に発送してください」というような一文を入れています。

大体はすぐに発送してくれるので問題ないのですが、「お気遣いありがとうございます」みたいな一言だけでも頂けたなら1週間程度ならば待とうという気になれます。

今回の問題点

今回の取引では、今のところ相手の人格が全く見えません。
同様に、こちらの人格も相手には伝わっていないでしょう。

出品者から評価をもらえるならば、その時に初めて相手の書いた文章に触れることができると思うので、そこで相手のことが少し見えるだろうと思います。
ですがその時点ではもう取引が終了しています。
それでは遅すぎるというわけです。

今改めて相手の評価を確認しましたが、催促しないと動いてくれなかったという低評価もいくつかありました。
僕も催促してみようと思います。

eBayで販売する時に注意すること

このブログはeBayの話をメインに書いているので、そちらにも触れておきます。

eBayでも、メッセージのやり取りを一切することなく取引することが可能です。
ですが国際郵便、特にSAL便の場合などは、時間がかかるのが当たり前です。
なので相手に心の余裕を持ってもらうためにも、こちらの人格を相手に伝えるというのは重要だと考えています。

僕は具体的に、以下のようにしています。

1.入金後すぐにFeedbackを入れる

まずこれは藤木さんの教えでもあるのですが、支払いを受けたらできるだけ早くFeedbackを入れます。
時間もですが、文章で伝えることができるので、何かしらの情報を相手に伝えることができると思います。

ヤフオクではセラーがバイヤーに悪い評価を付けることもできるので、バイヤーがちゃんと良い評価を返してくれるまでセラーも評価を入れないというのが一般的だと思います。
eBayではセラーがバイヤーにNegative feedbackを入れることはできないので、相手の評価内容を確認するまで待ったところでこちらはどうしようもありません。
であればできるだけ早くFeedbackを入れてあげて、相手に少しでも喜んでもらうのが得策です。

2.発送後のメッセージ送信

次に、発送後にContact buyerからメッセージを送ります。
トラッキングナンバーをつけた場合は日本郵便のトラッキングURLを一緒に書いて送りますが、トラッキングナンバーをつけなかった場合でもメッセージは送っています。

DSRで悪い評価を貰わないようにするためにメッセージのやりとりは一切しない方がいいと説明している人もいますが(メッセージのやり取りがなければCommunicationの項目に無条件で星5つ入る)、僕はそれよりもメッセージを送ってから相手に安心を与える方がいいと考えています。

ちなみにですが、僕はDSRで全項目最低点をもらったであろう事があります。
その頃のFeedbackを見ても悪い評価やコメントが一切なかったので、そのDSRを入れた相手の入力ミスである可能性が高いと思っています。
その商品はFree shippingだったようで、Shipping and handling chargesの項目だけは傷を免れました。
そんな事がありましたが、今でもまだ発送後のメッセージ送信は続けています。

3.商品にメッセージカードを添付する

商品が相手に届いたら、バイヤーは開封する際にそのメッセージを目にすることになります。

そこに僕なりの工夫として、人間味を含ませるという事を重視して、メッセージは手書きにしています。
さすがに毎回手紙を書くのは面倒なので(以前はやっていましたが)、大部分は手書きしたものをコピーして、一部相手の名前などの部分だけは書き入れるようにしています。

その他、藤木さんからもアドバイスを頂いて作った手紙を毎回添付するようにしています。

以上、商品が手元に届くまでにこちらから2回、相手がこちらにFeedbackを返すまでも含めたら合計3回、こちらからのメッセージを相手に届けています。
予定よりも到着が遅れているようであれば、さらにメッセージを送ることもあります。

これで完璧というわけではありませんが、メッセージを一切送らないというのに比べたら相手にとってかなり心の余裕が生まれるのではないかと思います。

皆さんはどのようにお考えでしょうか。

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コメント

  1. 匿名 より:

    くれもなさん
    OZです。

    私の場合、発送時に商品と発送用封筒の住所が見えるように一緒にして写真を撮影し
    メッセージに添付して知らせています。 E-packetの場合は、発送伝票のPDFを
    スクリーンプリントしたものも合わせて添付します。

    写真を添付するのは確かに発送しますよという証拠的な意味と
    もし未着の訴えがあった時に発送時の状況確認ができるからです。
    これまで自分自身のミスで住所を誤記入して未着になってしまったものと
    相手が自分の部屋番号をebayに登録し忘れていて未着になったケースで
    写真が役に立ちました。 いきなり未着でオープンケースへの
    抑止効果も少しは期待できるかもしれません。
    メッセージカードについては重量アップすることもあり私の場合は
    無しとしています。

    • くれもな より:

      >OZさん

      参考になるコメントありがとうございます。
      確かにメッセージカードを同封すると、重量が少しだけ増えてしまいますね。
      まあそれでも僕は同封しようと思います。

      発送した商品の写真を添付するのは、僕もトラッキングナンバーなしの発送で最近やり始めました。
      トラッキングありの場合でも写真を添付しておくと、相手の方も確認できるので安心ですね。
      これは参考にさせて頂こうと思います。

      アドバイスありがとうございました。