日々、幸せを感じて過ごしていますか？
ちょっと宗教じみたタイトルにしましたが、自分は毎日をとても楽しく幸せに過ごせています。
会社を独立した人のありがちな考え方
会社に勤めているときは、他人の仕事を手伝って、他人の得た収入の一部をお給料として分けて頂くという形だと思います。
これが独立すると、会社に頼る事なく自分一人の力で稼げたという事になります。
ある意味、それはその通りだと思います。
でもその一面しか見えないというのはどうでしょうか？
時々、ネットワークビジネスに参入して失敗したという人のブログを見ることがあります。
それによると、その組織の上の方にいる人達というのは会社員を馬鹿にして、自分たちのように独立をすることが如何に素晴らしいかという話をするらしいです。
でもそうやって生きていて、果たして幸せなのだろうかと思います。
今の自分の考え方
恥ずかしながら、40年生きてきてようやく最近気づいたことです。
自分はeBayで商品を販売して収入を頂いています。
確かに、自分一人の力で稼いだと言えるかもしれません。
でもその販売した商品って、誰によってどうやって作られたものでしょう？
数人、数十人、もしくは数千人規模の企業によって作られたものではないでしょうか。
そしてその商品が自分の手に届くまで、卸売業者、小売業者、物流業者、これまた大勢の人の手によって届けられたものだと思います。
そして次に、その商品をeBayで販売するわけです。
eBayに対してはたまに腹が立つ事もありますが（笑）、それでもこのサイトがなければ外国の人に自分の商品を見てもらうという事はかなり難しかったと思います。
独自で販売サイトを立ち上げてもいいと思いますが、多分誰も見に来ません。
そしてeBayにしても独自サイトを立ち上げるにしても、そのインターネット技術を作った誰かがまた大勢いるわけです。
確か、インターネットの原型は米軍が作ったものだったと思います。
以降は省略しますが、売れたら売れたで今度はPayPalのお世話になり、発送の際には日本郵便、税関、航空会社、名あて国の税関、郵便会社を経て、ようやくお客様の手元に商品が届きます。
どうでしょう、商品を1個販売する事を考えただけでも、それに関わっている人間を数えたらキリがないのではないでしょうか。
こうやって、自分は数えきれないぐらい大勢の人に支えられて生かされているんだと日々感じています。
そう考えると、すごく幸せな気持ちになります。
怪しげな宗教に縋ってお布施などする必要もなく、考え方次第で幸せを十分に感じることができると思います。
日本人セラーに考えてほしいこと
日本人は、外国人から見れば勤勉だとか誠実だとかいう印象だと思います。
そのおかげで、日本人セラーというだけでそれなりの信用で購入してもらえたりというのも少なからずあるはずです。
その日本人ブランドを作り上げたのは、我々のご先祖様なわけです。
もしご先祖様が傍若無人をやってきたならば、今の日本人に対する印象は違ったものになっていたはずです。
日本人として販売する以上、ご先祖様に対する感謝というのも考えて欲しいというのが僕の希望です。
販売に限った話ではありません
これらの事は、別に販売に限ったことではありません。
例えば自分の場合で言えば、自分が商売できるように指導してくれた多くの人たちがいます。
自分が住んでいる部屋を作った人、それを購入した人、そして自分に貸してくれている大家さんがいます。
自分が毎日食べているものを作ってくれている農家さんや販売店さん。
着ているものを作って販売してくれている人々。
もちろん、ここまで育ててくれた両親もいます。
挙げていくと本当にキリがありません。
自分は、あらゆる人たちに支えられて生かしてもらえています。
毎日その人達に感謝をしながら生きていくって、なんかすごくいいですよ。
自分だけではなく、地球上に生きている全ての人が誰かに支えられて、そして誰かを支えながら生きていると思います。
そして人から施しを受けたら、ほとんどの場合はお金で返して、ある時は物品や労働で返して、そんな感じで社会の一員として生きていると感じています。
