有在庫で販売している場合には、どうしても在庫を持たなければなりません。
そこで、在庫の取り扱いについて考えてみます。
在庫を持つことは悪くない
在庫はできるだけ持たない方がいいと考えられがちだと思いますが、これを持つことがそのまま悪いことというわけではありません。
むしろ在庫を持たなければ売上も計上されないので、ある程度の在庫は必要です。
適切な量を持つというのが重量だと思います。
仕入れと販売の量を考えて見ると、
仕入れ量 > 販売量
だと在庫がどんどん増えていき、資金がショートします。
仕入れ量 < 販売量
だと逆に販売に販売するための商品が枯れて売上が伸びません。
どちらが健全かというと後者だと思いますが、それでも問題は問題です。
ちなみに僕は後者の状態になったことはなくて、常に前者です。
問題のある在庫
問題のある在庫は、なかなか売れなくて長期保管されている在庫です。
仕入れは、資金を一時的に流動性の低い商品に変えてから、これを販売することで再び資金に変えることで商売のサイクルが一巡します。
在庫のまま保有し続けるということは、資金を流動性の低い状態のままにする事になります。
そういう在庫を、僕もいくつか持っています。
古くは、輸入をやっていた頃に仕入れた商品をまだ持っていたりもします。
こんなものを後生大事に持っていても部屋のスペースを奪うだけなので、多少赤字でも構わないので処分してしまおうと思います。
在庫処分の基準
これは基本的に、値下げしての販売になります。
eBayで在庫処分をすることを考えます。
現時点をゼロとして損益分岐点を考えると、以下の通りになります。
売上(送料込み) = 送料の約18%増し
例えば、その商品を発送するのに1,000円かかるとします。
売上が送料の18%増で1,180円とした場合、ここからeBayとPayPalの手数料約15%を引くと手元に残るのは1,003円となります。
ここから送料を出して、ほぼプラスマイナスゼロになります。
ちなみにプラスマイナスゼロの場合、販売から梱包発送までにかかる時間と梱包材等が丸々損になってしまうので、この場合は販売せずに廃棄したほうがマシです。
これらを引いてもなお手残りが発生する場合は、販売した方がマシという事になります。
そのあたりを考えて、販売するか廃棄するか決めるといいと思います。
eBayだと手数料と外国への送料が大きくなるので、ヤフオクなど国内で販売した方が手残りが多くなるという事もあり得ます。
なので、在庫処分の際はそのあたりも検討してみるといいと思います。
コメント
ご無沙汰しております。
体調が戻られてきたご様子で何よりです。
こちらもやっと「ハイパー多忙」の時期を抜けきり、「スーパー多忙」くらいになってきたところです。(^^ゞ
「多忙」くらいにしたいのですが、これから自分がかかわる地元の祭りの練習、準備が始まり(+連夜のお酒)、また中間テスト期間や息子のコンクールがあったりと、またハイパー以上になりそうです。(>_<;)
自分の在庫に対する考えですが、有在庫onlyでやっている以上、在庫の多さ=売り上げの多さという感覚です。
ただやみくもに仕入れるのではなく、リサーチの結果で仕入れ、それが売れたら同じものを仕入れ・・・のサイクルで徐々に在庫を増やしているので(およそ4年をかけて、懐具合と相談しつつ)、在庫が財政を圧迫している感じはまったくありませんね。
これが新品ものばかりで、流行りすたりの中で商売しているようだと、冷や汗の出る事態に陥ることもあるのでしょうが。
で、あまりにも売れないようなら、その商品はMarkdown Managerでセールしちゃうこともあります。
eBayのシステム上、とにかく数を多くさばくとその分どんどん有利になってゆくので、多少のマイナスになる程度のものなら、捨てずに売った方がよいという考えでいます。
まだまだほど遠いのですが、今は1年査定を3か月査定にすべく、そして後納の割引率を上げるべく、発送数を増やすことに専念しています。
売上を短期間で上げている人に比べればものすごく時間はかかっていると思うのですが、その分着実に土台は築けているように感じます。
真田丸じゃないですが、徳川家康になりたいですね。(^^ゞ
TOEIC、次の日曜でしたっけ?
がんばってくださいね!
>つがさん
コメントありがとうございます。
つがさんの方も少しばかり落ち着いたようでよかったです。
つがさんの在庫に対する考え、なるほどと思いました。
ちゃんと売れるものを仕入れているのであれば、在庫の量がそのまま売上につながるというのも確かにそうだと思いました。
僕が最初にバリバリ仕入れていた頃は、売れるかどうかも分からないようなものを仕入れていたので、
そのまま不良在庫になっていくとうのが少なからずありました。
最近は売れる商品を見極めるのも当時よりはできるようになったので、後はしっかり出品さえすれば
ぼくも在庫の多さ≒売上の多さという状態に持っていけるのではないかと、
つがさんのコメントで気付かされました。
実績を作るために、多少の損は目をつぶって売るというのも一つの考え方ですね。
僕も昔はそんな考えでしたが、最近は完全に損得のみで考えています。
もしイーベイジャパンのサポートが受けられるかどうかという瀬戸際ぐらいにいたならば、
損益よりも売上重視になるだろうと思います。
TOEIC、今回は完全に準備不足でダメそうです(笑)。
12月にもう一度受けようと考えているので、まずは練習のつもりで受けてきます。