かつて僕がeBayを始めた頃、月収20~30万円とかそれ以上を稼げている人は何か特別なことをしているものだと思っていました。
1年ちょっとeBayで商売をやってきて、そういう人たちも何も特別なことをしているわけではないというのが分かってきました。
イメージはこんな感じです
小学校の算数のドリルで考えてみます。
稼げていない人は、たまに気分が乗った時にドリルの問題を5分とか10分とかやってみる程度です。
稼げている人は、毎日4~5時間はドリルの問題をやっています。
稼げている人と稼げていない人の違いは、この程度だと思います。
ドリルなんてやろうと思えば誰でもできることです。
あとは毎日しっかりと活動できるかできないか、違いはただそれだけです。
月収100万円とか200万円とかのレベルになると、それはもうたくさんのドリルをこなさなければなりません。
そうなると1人でやるのは厳しいので、他人にお金を払って手伝ってもらうという事をする必要があるかもしれません。
という事で結局、月収1~2万円しか稼げていない人も月収数百万円の人も、やっている内容に大差はないというのが僕の今の考えです。
「売れる商品」を仕入れて出品する必要があります
毎日コツコツと仕入れて出品してを繰り返しさえすればいいというものでもありません。
それが売れない商品であれば、在庫がどんどん増えていく一方です。
去年の今頃の僕がそんな感じでした。
ただ、多くの人は知識としては売れる商品を知っているのではないかと思います。
セミナーしかり塾しかり、そういう情報で溢れています。
今このブログの右上で告知しているセミナーでも、そういう情報をそれこそ山のように得ることができます。
この「知識として」というのがミソで、これだと多くの人は「ふーん、なるほどねえ」で通り過ぎてしまいます。
実際に行動できた人だけが、お金が手に入れる事ができます。
「売れる商品」って何?
「売れる商品」とは何かと言うと、出品して5日以内にほとんど売れてしまうような商品であったり、1個売れただけで利益数万円になるような商品をイメージするかもしれません。
実際にそういう商品はあるにはありますが、これを見つけるのはなかなか容易ではありません。
じゃあ稼げているセラーがみんなこの商品を知っているかというと、決してそんなことはないと思います。
例えばですが、売れるまでに平均3ヶ月かかる商品があったとします。
そういう商品を店頭に90個並べておけば、平均で1日1個は売れる事になります。
それが仮に5,000円の利益を取れる商品であったならば、これだけで月収15万円です。
もし利益が2,000円しか取れない商品であったならば、225個出品しておけばやっぱり月収15万円です。
平均3ヶ月という統計の問題になるので、売れたらすぐに商品を補充して、店頭には90個なり225個なりを常に並べておかなければなりません。
利益がほどほどで売れるまでに平均で3ヶ月ぐらいはかかりそう・・・という商品であれば、比較的簡単に見つけることができると思います。
稼げている人はすごい商品を知っているはず?
そうは言っても、稼げている人のSNSで「出品してから数分で売れた」「1個販売して利益が○万円になった」という景気のいい話ばかり聞くかもしれません。
そういう人も多くは、売れるまでに時間がかかったり利益が少なかったりする商品も同時に取り扱っているだろうと思います。
景気がいい事が起きるとどうしても他人に話したくなってしまうという、その気持ちは理解できるのではないでしょうか。
景気がいい話ばかりを発信しているので、この人が取り扱っている商品は全部がそんな感じなんだろうと錯覚してしまうというのはよくあることだと思います。
その人もきっと意図してそうしているわけではなく、景気の良くない話については特に他人に話す必要もないと思っているだけだろうと思います。
ただ大量に仕入れと出品を繰り返していると、確率論的に景気がいい事態に遭遇することも増えていきます。
そして実際に自分にそういう事態が訪れたならば、やっぱり人に話したくなると思います。
「パチンコで何万円も勝った」と話す人も、蓋を開けてみればそれ以上に損をしていたというのはよくあることです。
これは極端な例ですが、物販で情報発信している人も大体こんな感じで華々しく見える裏では地道な活動をしていると思います。
以上のことに気づけたならば、デール・カーネギーではありませんが「道は開ける」かと思います。