eBayで商売する上での為替の考え方

「私服」という言葉があります。

これについて昔ある人から「別に制服やスーツだって自分の持ち物なんだから私服と言えるよね」というような話を聞いてなるほどと思い、そこからは私服という言葉に違和感を感るようになって、この言葉の代わりに「普段着」という言葉をなるべく使うようにしていました。

そして今日またこの言葉を見かけて、無い頭をそれなりに回転させたところ「公人、私人」という言葉がある事を思い出しました。

「私服」の「私」は所有代名詞mineの意味ではなくて、学校や会社などの「公」な場に対して(学生や会社員などを公人とは言いませんが)、privateの意味であるところの「私」であるのではと気づいたら、私服という言葉もすんなり腑に落ちました。

というわけで、齢四十一にしてようやく私服の意味に納得しました。
まあ多くの人はこんなに歳を取る前に気づいていたか、そもそも何の違和感もなく使ってきたかのどちらかでしょう。

そして私服という言葉に納得したら、私服の事を普段着というのもまた違うよな・・・という気がしてきました。
例えばデートの時にビシっと着飾った服装は紛れもなく私服ですが、これを普段着というのには違和感があります。

「私服」はスーツや制服に対してプライベートな場で着る服全体を指し、「普段着」というのはその中でも自宅にいる時に着ているようなだるっとしたようなものに寄っている印象ですね。

こういう「私服」「普段着」の意味の違いが、日本語を学習する外国人に対してはどのように解説されているのかというのも気になるところです。
これについての説明はあまり難しくない事が予想されるので、はっきりと違いが説明されているのかもしれませんね。

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為替の基本

さて、今朝の為替を確認したら、1ドル=109円台になっていましたね。
直近と比べたら円高の方に振れていますが、アメリカ大統領選挙直前には1ドル=100円を切るかどうかというぐらいだったので、それと比べたらまだまだ円高とは言えません。

eBayで商売をしている以上、円安になってくれた方が手取り額が大きくなるので嬉しいのですが、ただあまり過度な円安は個人的には歓迎しません。
というのも、地に足がついていないネット物販実践者がやれ円安だと、イナゴの大群のようにeBayに押し寄せてから場を荒らしていくからです。

まあそういうちょっとかじっただけで真似されるようなジャンル以外のところで勝負したり、難しい仕入先を開拓するなどで、そういう人たちとのバッティングを防止できるので、それによる被害を少なくすることはできます。

では為替についてです。
一応eBayブログという事で、日本円とアメリカドルについて書きます。

日本国内だけで円だけでやり取りをしていく分には、為替は関係ありません。
取引相手がドルで商売をしていてその影響を間接的に受けるというのは、今回は考えません。

外国のお客様と商売をしてお金をドルで受け取る場合は、為替が関係してきます。

上にも少し書いたとおり、円安の場合は有利になり、円高の場合は不利になります。
100ドルの売上を円換算すると、1ドル=80円(円高)ならば8,000円の売上になり、1ドル=120円(円安)ならば12,000円の売上という事になります。
これは帳簿上だけの問題ではなくて、実際に手にする円での金額が変わってきます。

もう少し深く考えます

実際に影響するのは、ドルを円に変える瞬間の為替レートです。

販売時点で1ドル=80円でも、PayPalから円に変える時点が1ドル=120円ならば、100ドルの売上は12,000円で入金されることになります。

なので、売上のドルを円安になるまで寝かせておくというのも一つの方法です。
しかし物販をやっていく以上、資金を寝かせておくというのは活動を停滞させることになるので、対策としてはあまり褒められた方法ではありません。

ここまでは考えている人が多いでしょう。
今回書こうとしているのは、在庫を持つことと為替の関係についてです。

ある商品を120ドルで売れる事を見込んで、10,000円で仕入れたとします。

これを仕入れた後、ハイパー円安が発生して1ドル=140円になってしまったとします。
この場合はeBayで販売すれば14,000円の売上になって、4,000円の利益になります。

逆にハイパー円高が発生して1ドル=80円になってしまったとします。
この場合、そのままeBayで販売すれば8,000円の売上になって2,000円の損失になります。
この場合はバカ正直にeBayで販売する必要はなくて、国内でまた10,000円で手放せばプラスマイナスゼロで、損失を抑えることができます。

手元に円を持っていると、日本から見たその価値は変動しませんが、アメリカから見たその価値は変動します。
手元にドルを持っていると、日本から見たその価値は変動しますが、アメリカから見たその価値は変動しません。
手元に在庫を持っていると、日本から見たその価値は変動せず、アメリカから見たその価値も変動しません。
・・・という、ちょっと複雑な三角関係になります。

上の関係を例を挙げて説明します。

まず、手元に1万円を持っている場合です。
これは日本人にとっては、どんな場合でも1万円の価値です。当たり前ですが。
アメリカ人にとっては、1ドル=80円のときは125ドルの価値になり、1ドル=120円のときは約83ドルの価値になります。

次に、手元に100ドルを持っている場合です。
これは日本人にとっては、1ドル=80円のときは8,000円の価値になり、1ドル=120円のときは12,000円の価値になります。
アメリカ人にとっては、どんな場合でも100ドルの価値になります。

最後に、日本では10,000円で販売されていて、アメリカでは100ドルで販売されている商品を在庫として持っている場合です。
これは日本人にとっては、どんな場合でも10,000円の価値です。
そしてアメリカ人にとっては、どんな場合でも100ドルの価値です。

このような関係になる原因は、日本人は円を基準に価値を考えて、アメリカ人はドルを基準に価値を考えるというところにあります。
1ドル=80円が円高で1ドル=120円が円安という、数字が小さいほど高い?という点に違和感を覚える人もいると思いますが、これは為替レートがドルを基準にしたものになっているからです。
アメリカ人にしてみれば、1ドル=80円ならばドル安で1ドル=120円ならばドル高だとすんなり腑に落ちる説明ができます。

まとめ

ここまで書いておいてなんですが、為替の変動に柔軟に対応できるからと言って在庫を保管しておくのは、それこそ流通をストップすることになるので全くおすすめできません。

では円を持っておくのが安全かというと、物販をやっていく以上はやっぱり仕入れて販売してを継続しなければならないので、やっぱりおすすめできません。

円で商品を仕入れて、商品を販売してドルを頂いて、ドルを円に変えるというこのサイクルを止めないことが、物販事業には必要です。
その中で為替変動に備えるには、円、商品、ドルのいずれかで貯めておくのではなくて、常にぐるぐると回しておくのが一番のリスクヘッジになります。

流れがある水はきれいですが、流れが止まると水が淀んでくるようなイメージです。

これについては「ドルコスト平均法」で検索してみてください。
これに近い考え方になります。

こちらの写真は、栃木県塩谷町の尚仁沢湧水です。
もう10年以上前になりますが、実際に行って写真を撮ってきました。

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コメント

  1. yoshikawa より:

    こんにちは。いつもトピックと関係ないところに反応してすみません。
    私服=普段着ではなくて、女性だと、普段着というのは家庭内もしくはせいぜいコンビニ程度まで行けるところでしょうか。男性と女性とで普段着の感覚は違うかもしれませんね。私服は私物のお洋服全部と思っていました。英語でも、My clothes,とか My wardrobe, で所有物全部を差しているみたいです。最近は日本語でも、ワードローブと言って私服全般を指していますね。

    eBayで衣類を出品すると、OccasionがItem specificsにずらずらと出てきます。例えばワンピースを出品したいとして、ワンピースは英語ではすべて Dress です。ドレスって?って思いますけど、ワンピースはドレスなのですよ。ただOccasionが細かく分かれていて、カジュアルなのかカクテルドレスなのか、フォーマルかクラブで遊ぶ用か、あとは夏のビーチドレスなんかもあります。その中で、Wear to Work というのもあって、ドレスに関して言えば、これとかカジュアルがきっと普段着に近いですよね。

    でも全般的に言う場合は、フォーマルの対義語としては Casual wear, 普段これ着てますよ、だと、everyday clothes, みたいな感じでした。日本語より、より細かく分かれてるのかもしれません。日本語だと、クラブに行く時の服ってわざわざ分類されてないで、好き勝手派手なお洋服を着るかと思うので。

    いまりさんはデートの時、バシッとキメて行くことがわかりました(笑)

    • Tsuyoshi Imari より:

      wardrobeというと日本語では「たんす」とか訳されますね。
      そこから転じて洋服全部という感じでしょうね。

      僕はeBayで洋服を買ったことはありませんが、いろんな表現があるんですね。
      洋服のワンピースというのは和製英語っぽいので、外国人にとっては漫画のタイトルの方になりそうですね。

      僕がデートの時に着ていく服はありません(笑)。