商品の手入れについての考察

件のキャンセル後入金バイヤーですが、その後その商品が欲しいというメッセージを頂きまして、無事に売上確定となりました。

eBay上では支払われたことになっていないのでShipping Toolへの連動もされず、久しぶりに国際郵便マイページサービスを使いました。
もうShipping Toolの方に慣れてしまいましたが、久しぶりに国際郵便マイページサービスを使ってみるとすごく面倒でした。
Shipping Toolは本当に楽なので、おすすめです。

そしてeBayの画面でトラッキング番号を入力した結果、支払いが（eBay上では確認でき）ないのに発送済みという、何とも奇妙なステータスになりました。

eBayカスタマーサービスからは発送していいという連絡をもらいましたが、あの人たちは自分の発言を平気でひっくり返すきらいがあるので、これでもしトラブルがあった場合は何かしらの損害を被ることもある程度は覚悟しています。

このバイヤーさんは過去の評価やメッセージをやり取りした感じからだといい人のようだったので、心配なのは郵便事故のみです。

商品のクリーニングをどこまでやるか

さて今日はこの話です。
さらに言うと、一生懸命にクリーニングするか適当に済ますかという話です。

ある商品があったとして、そのまま何も手を加えずに販売すると100円の利益になるとします。
そして、これを10分間かけてクリーニングしてから販売すると1,000円の利益になるとします。

じゃあこの商品を3時間＝180分かけてクリーニングしてから販売すると18,000円の利益になるかというと、そのような事は基本的にはあり得ません。

大体は20分かけてクリーニングしたら1,100円の利益になって、30分かけてクリーニングしたら1,150円の利益になるとかです。

数分ぐらいはクリーニングした方が利益が大きくなるけど、やり過ぎるとただ時間を失うだけという事になります。
これをどこまでやるかというのが、利益を大きくする上で結構重要なポイントになります。

この例で言うと、最初の10分のクリーニング作業で利益が900円増えているので、時給だｔ5,400円という事になります。
その次の10分では利益が100円増えているので、時給だと600円という事になります。
さらにその次の10分では利益が50円増えているので、時給だと300円という事になります。

この、美味しいところだけを掻っ攫っていけという話です。

商品の見た目がどんどんきれいになっていったとしても、利益がそれに比例して伸びるとは限りません。
重要なポイントが綺麗になっていると高く売れるけど、その他の部分が綺麗になっても価格に影響を与えないというような感じです。

商品をクリーニングしながら、利益が上昇していくのがデジタル表示でもされればいいのですが、実際にはそのような数字を見ることはできないので、そこは感覚で掴むようにしましょう。

思い切ってジャンルを変えてみるのも1つの手です

商品ジャンルによって、利益の上限は大体決まってきます。

例えばどこにでもあるような中古ゲームソフトを仕入れて、これをどれだけ綺麗にしたとしても、掃除していないものと比べて利益は大して変わらないでしょう。
それが、この商品での利益の上限という事になります。

ゲームソフトで重要なのはメディアではなくて中身のデータになるので、最低限読み取れるぐらいになっていればあとは関係ないです。
その他、外箱だったり説明書だったりは見た目の綺麗さが影響しますが、多くの場合は本体のゲームソフトに対してこちらは付属品になるので、これを綺麗にすることによる利益も高が知れているでしょう。

3時間かけてメンテナンスしてもほぼ最初の10分間の作業しか利益にならないものもあれば、3時間のメンテナンス作業分まるまる利益になるようなものもあります。

前者のようなジャンルだと、とにかく効率化して数を販売するというのが利益を最大化することになります。
そして後者のようなジャンルだと、効率化よりも作業品質の方が重要になってきます。

僕の性格上、きれいにできるところはできるだけしたいというのがあります。
それがあったため、前者のジャンルを扱った際には利益にあまり影響がないぐらいの品質でクリーニングするなど無駄な作業が多かったと、今になって思います。

そして今の取り扱いジャンルでは、手を掛ければ掛けるほど利益が大きくなるようなものです。
とは言ってももちろん上限はありますが、できるだけ高品質に仕上げたいという僕の性格によく合っていると思っています。