昨日、Amazonで購入した3万円のなんちゃってロードバイクに乗って、自宅から小山駅まで往復80kmちょっとを走ってみました。
最初は軽快に飛ばしていたのですが、50kmを過ぎたぐらいからバテ始めてあまりペダルを踏めなくなってきました。
最後は腿がパンパンになるやらおしっこ漏れそう(笑)やらで大変でしたが、休憩含めても5時間弱で走ることができました。
そして今日は身体がガタガタになっているかというとそうでもなく、僧帽筋あたりが若干の筋肉痛になっている程度で、あとは普通に動けています。
ちゃんとしたロードバイクならばもっと楽に走れるのかもしれないです。
商品のクリーニングに時間がかかりすぎる
さて最近僕が取り扱っている商品ですが、クリーニングにかなり時間がかかっています。
と言っても、商品の状態によってこのクリーニングにかかる時間は大きく変わってきます。
ボロいものだと一つ20~30分とかかかりますが、綺麗だと5分もかかりません。
一つに30分もかけていたら天井が見えてくるので、何とかしてクリーニング作業の効率化を測れないものかと考えていました。
そこで思ったのですが、作業の効率化を考えるのではなく、そもそもクリーニングに時間の掛からないようなキレイな状態の商品を仕入れればいいのではないかと気づきました。
綺麗な状態の商品というのは、ボロい商品よりも値段が高いのが一般的です。
そして仕入価格が上がるという事は、自分の収入が減るということです。
しかし、自分の収入を少し減らしても時間を確保するというのと、自分の収入を他人に渡して作業を手伝ってもらい自分の時間を確保するというので、考えは同じです。
このあたりについて、もう少し詳しく考えてみます。
仕入価格と販売にかかる作業時間の考察
例えば、同じ仕入商品で以下の2種類の価格があったとします。
一応書いておくと、中古品の想定です。
A:200円
B:800円
この商品の販売価格は3,000円、送料は1,000円とします。
送料は別でもらう想定です。
その場合、利益と利益率はそれぞれ以下のようになります。
ここでは各種手数料は除いて考えています。
A:利益2,800円、利益率70%
B:利益2,200円、利益率55%
この数字だけを見ると、Aの方がよさそうに見えます。
ちなみに利益率を出したのは、eBayのセミナーなどでは利益率が殊更に強調されることが多く、また受講者も利益率の高さに目が行きがちだからです。
さて、検品から手入れ、出品、そして梱包して発送完了まで、それぞれ以下の時間が掛かるとします。
A:40分(状態があまりよくなかった)
B:10分(きれいな状態だった)
こうして実際に数値にして見ると、AよりもBを仕入れる方が得だろうと分かります。
一応時給換算しておくと、
A:時給4,200円
B:時給13,200円
です。
仕入の際には価格だけを見るのではなくて、それを販売するためにかかる時間まで意識しておく必要がありそうです。
この仕入商品がまとめ売りされていたら
上記は商品が1個の場合です。
もしこれが、30個のまとめ売りだった場合はどうでしょう。
その場合、それぞれの仕入価格は以下のようになります。
A(30個):200円 × 30個 = 6,000円
B(30個):800円 × 30個 = 24,000円
これだけの価格差があると、なかなかBの方を仕入れようという気にはならないかもしれません。
この商品を販売することによる利益は次のようになります。
A:2,800円 × 30個 = 84,000円
B:2,200円 × 30個 = 66,000円
その差は18,000円であり、仕入価格の差がそのまま利益の差になっています。
これだけ見ると、我々庶民にとっては決して小さな差ではありません。
ただし、全部の商品を販売するのにかかる時間は次のようになります。
A(30個):40分 × 30個 = 20時間
B(30個):10分 × 30個 = 5時間
15時間で18,000円の差が付くというのが、どの程度でしょう。
単純に時間で割ってみると、
18,000円 ÷ 15時間 = 1,200円
つまり、Aを仕入れた場合は、Bを仕入れた場合と比べて時給1,200円で15時間余計に働くことになります。
この程度の時給であれば、何のリスクもないアルバイトで稼ぐ方がいいのかもしれません。
まとめ
利幅や利益率が高いことは素晴らしいです。
特に、安く仕入れたものが高く売れると嬉しいです。
ただあまりこれにこだわりすぎるのもよくないようです。
価格だけでなく、作業を簡素化して回転を増やすというのも考えなければなりません。
仕入価格をただ下げればいいというものではなく、多少高くてもそれに見合うだけ作業時間を短縮できるのであれば、高い方を仕入れるのも一つの方法です。
価格なり作業時間なりどれか1つだけではなく、色々な要素を考えながら収入を最大化することを考えるのがよさそうです。