PSTとPDTをあまり意識しなくなった理由

気がつけば、アメリカが冬時間になっていました。

まずは夏時間(PDT: Pacific Daylight Time)と冬時間(PST: Pacific Standard Time)の切り替わりについて解説してみます。

11月の第一日曜日午前2時に、夏時間から冬時間に切り替わります。
今年であれば2017年11月5日(日)になります。
この日、1:59:59 PDT の1秒後が、1:00:00 PST になります。

日本人セラーとして意識すべきは、日付が切り替わるタイミングが変わることです。

PDTだと日本時間で午後4時、PSTだと日本時間で午後5時に、アメリカ太平洋地域の日付が変わります。

つまり、夏の間は午後4時までにトラッキングナンバーをアップロードすればその日のうち(日本の日付だと1日前)に発送したことになり、午後4時以降は翌日(日本の日付だと同日)に発送したことになります。
そして、冬の間は午後5時までにトラッキングナンバーをアップロードすればその日のうち(日本の日付だと1日前)に発送したことになり、午後5時以降は翌日(日本の日付だと同日)に発送したことになります。

例えば今日(2017年11月10日)ならば、午後4時59分までにトラッキングナンバーをアップロードすれば、eBay上のShipping dateは11月9日になり、午後5時以降にトラッキングナンバーをアップロードすればShipping dateは11月10日になります。

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日付の切り替わりをあまり意識しなくなった

以前なぜこんなに気にしていたかというと、この時間までにトラッキングナンバーをアップロードしなければならないというのがあったからです。
さらに言うと、商品を郵便局に出してからトラッキングナンバーをアップロードすべきだという考えがあったからです。

まだ発送していないのにトラッキングナンバーだけ先にアップロードするというのは、何となく卑怯な気がしていました。

僕自身もeBayで購入することがあり、eBay上でトラッキングナンバーがアップロードされてから数日後に17TRACKで追跡情報が出てくるという事が多々ありました。

これをされた僕はこのセラーが卑怯だと思ったかというと、そんな事は全くありませんでした。
むしろそういうものだと思っているので、これに関して思うことは何もありません。

大体、Amazonで買い物した際にも、先にトラッキングナンバーが発行されて、ヤマト運輸や日本郵便などでトラッキング情報が出てくるようになるのはしばらく経ってからです。

つまり、多くの人が気にしないであろうことに気を使いすぎて、余計なエネルギーを使っていた気がします。

いつのタイミングでトラッキングナンバーをアップロードするか

アップロードしてから何日も発送しないというのはさすがに気が引けます。
Chinese sellerからものを買うと、トラッキングナンバーがアップロードされてから1週間ぐらい経ってようやく追跡情報が出るという事が多々あり、そしてそれについても特に不満はありませんが、とりあえず自分はこれはやっていません。

いつアップロードしているかというと、発送予定日の朝です。
その日に梱包するのであれば梱包が終わってあとは発送だけという状態にしておいて、集荷の依頼をした直後です。

前日のうちに梱包まで完了した場合は、当日になって集荷の依頼をしてからトラッキングナンバーをアップロードします。

まとめると、集荷の依頼とトラッキングナンバーのアップロードを同時に行うという事です。
そうすることで、トラッキングナンバーのアップロードだけして発送するのを忘れるという事が防止できるかと思います。

また、発送したのにトラッキングナンバーのアップロードを忘れるという事も防止できます。
実際にこれをやらかして、eBay上の発送日付が1日遅れるという事が何度かありました。

トラッキングナンバーを先にアップロードすることの考え方

トラッキングナンバーをアップロードすると、eBay上ではShippedという状態になります。

英文法の話をすると、他動詞の過去分詞になるので受動の意味になります。
つまり、「(商品が)発送された」という事になります。

じゃあどの状態が「発送された」と言えるかです。

荷物が郵便局に渡った瞬間でしょうか。
それも一つの考え方です。

自社内で、梱包のプロセスが終わって発送のフローに入った状態でも同様に「発送された」と言えるでしょう。
梱包にも資材と時間をかけているわけで、発送のフローに入った後にキャンセルされると損害が発生するという状態です。

自社内に商品があるうちはまだ発送をストップすることは可能か不可能かで言えば可能ですが、我々としてpoint of no returnを過ぎたと考えていいのではないでしょうか。

作業手順の並び替えによる効率化

作業の効率化については常に考えています。
今回は、実際に行う作業の時間を削るとか、作業自体をなくすという事は一切やっていません。
ただ、

梱包→発送→トラッキングナンバーのアップロード

という順番だったのを、

梱包→トラッキングナンバーのアップロード→発送

に並び替えただけです。
これだけでも、作業の効率化になっています。

どこが効率化されているのかというと、上の手順で「→」にあたる部分の労力が、作業を並び替えることによって削減されているのでしょう。

(2階の自室で)梱包→(1階の玄関で)発送→(2階の自室で)トラッキングナンバーのアップロード

(2回の自室で)梱包→(2回の自室で)トラッキングナンバーのアップロード→(1階の玄関で)発送

と書けば、何となくイメージは分かるでしょう。

そして移動にかかる労力だけでなく、トラッキングナンバーをアップロードする事を忘れないように頭に置いておかなければならないという点でもエネルギーを使います。

他にも、効率化できる部分はないかと常に考えています。
今の自分の課題は、単純に回転を上げることだけです。

という事で、今日も頑張ります。

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コメント

  1. つが より:

    ご無沙汰しております。
    しばらく更新しておられなかったので、「あれ? やめちゃったのかな?」と思っておりました。
    お元気そうでなにより。
    このところ、こちらもhttps対応やら、Mobile Friendly対応やら、息子の受験(親にとっては金策)やらで、寝る間もない日々がしばらく続いておりました。
    なんとか目途がついてきたので、そろそろ緊張状態を解こうかと思っている今日この頃。

    eBayって、特別な発表もなく仕様をちょこちょこマイナーチェンジするわけですが、このところは「ちょこちょこちょこちょこ」くらいに改変している気がします。
    Markdown Managerはがらっと変わりましたし、feedbackは1人1週間1個で、2個以上はノーカウントだったものが、その制限がなくなったり・・・。
    サマータイム終了のしばらく前に気が付いたことですが、(もしかしたらずっと前からそうだったのかもしれませんが)うっかり日本時間の16:00を過ぎてtrackingを入れても、Late Shipment Rateがつかない・・・ということがありまして。
    もしかしたら、eBay自体はサマータイムを意識していないのかもしれない、実は1年を通して日本時間の17:00を期限としているのかもしれない、という疑念をもっています。
    まあね、時間を守ればいいだけの話なので、気にすることもないことですが。(^^ゞ
    あるいは、eBayが車のハンドルのような、「遊び」を持たせてくれているのかもしれません。

    ちなみに私の発送、Tracking Uploadの手順ですが。
    荷物を郵便局へ持ってゆく(前にも述べましたが、歩いて2分程度なので、集荷はお願いしていません。自分の好きな時に持ち込みします)→待ち時間にiPhoneでShipping Toolを起動、発送完了をタップ→Seller Hub, All Ordersから発送後メッセージ送信、及びfeedback・・・という具合。
    前やあとって、ボケた頭脳の持ち主の私にとっては忘れることがあるので、「その場」で完結させてます。
    だいたいハンコを押す時間までに終了できます。

    しばらくぶりなので、長文になってしまいました。
    失礼!

    • Tsuyoshi Imari より:

      お久しぶりです。
      コメントありがとうございました。

      最近いろいろと個人的なイベントがあってブログの更新が疎かになっていました。
      eBayの活動もあまり行っていなかったので、ブログに書くネタがないというのもありました。

      eBayの方もいろいろと変わってるんですね。
      僕は最近は上にも書いた通りあまりガッツリと行っていなかったため、そのような細かな変化には気づきませんでした。
      サマータイム終了も、気がついたら過ぎていたという感じで(笑)

      郵便局の待ち時間にShippedにするというのは、just on timeの更新になりますね。
      僕も昔は荷物を郵便局員に渡した後にShippedにしていたのですが、最近はそれが面倒臭くなったので先にステータス変更するようになりました。