全く不器用な自分も気がつけば在宅で月収20万円程度は稼げるようになっていた話 後編

前編からの続きです。

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3.以前からやりってみたいと思っていたeBayを始める

会社を退職してから数年後、体調も大分元に戻ってきた頃の話です。

当時はインターネットビジネスは何もやっていなくて(輸入ビジネスも辞めていたので)、ちょうど不動産に空き部屋が出たので、そのリフォームや集客に積極的に関わるようになっていました。これについては、気が向いたらまた別のエントリーで書こうと思います。

それも一段落して、このままダラダラと過ごしていてはいけないと思い、以前から気になっていたeBayを始めることにしました。そして以前のスクールでもらった教材を見ながら、ほぼ手探り状態で諸々の設定を済ませて、初めて出品してみました。ちなみに初めての出品物は、読み終わって自宅に置いていた「聲の形7巻セット」です。

完全に日本語の漫画本でしたが、それでも外国の人に売れるんだと驚いた記憶があります。購入してくれたのはハンガリーの人でした。

その後も教材やネット上から得た情報を元に、過去に売れたものを検索してから同じものを仕入れて出品するという事をやっていました。しかしこれが全く利益にならない、それどころか送料も入れたら赤字を積み重ねるばかり。今から考えれば「そりゃそーだ」と思うような行動しかしていなかったのですが、当時はこれを続けていればいつかは利益が取れるようになると信じて行動していました。

ただこれを数ヶ月続けても、一向にプラスにはなりませんでした。今やっていることが駄目ならばやり方を変えてみる、というのはとても大事です。僕の場合はまず、独力でやるというのをやめて人に助けを求める事にしました。そうしていろいろな人との繋がりができました。またこの人たちからのヒントにより、販売する商品も全く変わりました。そうしてせっせと行動を積み重ねた結果、月収5万円ぐらいは得られるようになりました。

4.人と接するのが楽しくなってきた頃

ネット上でコンサルをお願いしたのをきっかけに、リアルの勉強会や懇親会などにもよく参加するようになりました。元々は人と接するのはすごく苦手だと思っていたのですが、それは単なる思い込みだったのかもしれないとさえ思えます。

そしてこれがきっかけで、何度かセミナー講師として登壇もさせてもらえました。これについても、元々は人前で話をするというのはすごく嫌なものだと思っていたのですが、これもやっぱり思い込みだったのかもしれないと思います。今では、人前で話すことに快感を覚えるまでになっています(笑)。もちろん緊張もしますけどね。

その頃の僕には他人に教えられるような立場ではなかったのですが、今の僕は何を考えてどういう行動をしているかという話には興味を持ってもらえたと思います。

5.再び一人に

いろいろな人と接して、その人達のやり方に触れるにつけ、どうもそのやり方に違和感を持つようになりました。言ってしまえば、このやり方は他人を騙す事になるのではないか?と。

例えば、オンラインスクールの生徒を募集するのに、これまでの生徒の実績で月商○○万円とか掲げるわけです。例えば、その数字が架空のものだったとして、これを「嘘」と捉えるか「演出」と捉えるかの違いだと思います。ビジネスのスクールで数字をいじって集客したらイカンだろうというのが僕の考えです。

その他にも、確かにツールで売上○○円を達成できるかもしれないけど、利益率1%以下か下手すりゃマイナスなんじゃないの?と思えるようなものも見たことがあります。このあたりについても言いたいことが山ほどあるので、また別の機会に書こうと思います。

ということで、インターネット物販から離れて稼ぎを大きくしている人たちのやり方にどうしても賛同できずに、今ではほとんどの人たちとの関わりを断ってしまいました。そうして今はまた一人で黙々と作業を行っています。

ここまで来るにあたり、顧客目線を重要視するようになってきました。例えば利益を取れる商品を探す際も、ただ自分本位で「儲かる商品はないか」と探すのではなくて、「お客様はどのような商品を欲しがっているか」というのを第一に考えると、自ずとうまくいくという気がしています。でも、お客様を喜ばせなければならないと言って仕入原価割れで販売する必要は全くないですよ。お客様を喜ばせ続けるためにはこちらも食べていかなければならないので、申し訳ありませんという気持ちを持ちながら利益を乗せて販売するというのがいいのではないかと思います。

そんな感じで黙々とやってきて、気がついたらここまで来ていたという感じです。これが皆様にとって何らかのヒントになれば幸いです。

前編はこちら

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コメント

  1. つくだ より:

    今利様 こんにちは
    [お客様を喜ばせ続けるためにはこちらも食べていかなければならないので、申し訳ありませんという気持ちを持ちながら利益を乗せて販売するというのがいいのではないかと思います。]  まったく同感です。
    私の会社も卸売商売ですが、本当にそういう気持ちこそが大切だと思います。
    勉強になります。

    • Tsuyoshi Imari より:

      この考えは自分が大事にしている事ですが、いわゆる「手っ取り早く稼ぐ」とはほぼ対局にある考え方なので、非常に手間や時間がかかるというのが難点ですね。
      それでも自分にはこのやり方しかできないので、今後もこれを貫こうと思います。
      いつもありがとうございます。