以前、ギフト券売買サイトで安くギフト券を買ってからそれで仕入れをすると、仕入値を下げることができるというのをどこかの記事で紹介しました。
実際にぼくもこのサイトを使用してAmazonギフト券を購入し、それを仕入れや消耗品の購入に利用しています。
これについての攻略法的なものを何となく発見したので、記事にしてみます。
使用しているサイト
ぼくが使用しているサイトは、ギフトレになります。
ここにした主な理由は、楽天銀行からの入金ができるという点です。(楽天銀行間の振り込みは手数料無料)
他にも売買サイトを検索すると、amatenだのGiftissueだのいくらでも出てくるので、自分が使いやすいと思ったものを選べばいいと思います。
以下は、ぼくがいつも使っているギフトレについて書きます。
と言ってもこれから紹介する方法は、別に特定のサイト限定ではなくてどこのサイトでも使えると思います。
攻略法基本編
攻略法というほどのものでもないのかもしれません。
しばらく利用していますが、株式の売買と似たような感じで買いの圧力が強くなったり売りの圧力が強くなったりというある程度の大きな流れがあるようです。
単純に、売りの圧力が強くなった時に値段が下がるので、そこで買い貯めておくといいだろうというだけです。
ギフトレに登録していると、安くなっている時にはメールでお知らせが来ます。
ただ、このメールが来る基準というのはよく分かりません。
なので、自分自身でトレンドを捕まえるのが一番いいです。
具体的にどうするかと言うと、いつも使用しているブラウザのタブの一つでギフトレを常に開いておきます。
そして、1日に何度かちらっと確認するだけです。
株式とは違って世の中のニュースでトレンドが動くような事はほぼ無いと言えると思うので、何も考えずにただ現時点でどうなっているかというのを確認するだけです。
ちなみにギフトレでは安い時には額面の92%台とかまれに91%台で売られるので、そこで一気に買い貯めるようにしています。
あとは、額面の98%台とか99%台で出品されているギフト券もそれなりにあります。
これは恐らく、サイト管理者が出品しているものではないかと思います。
というのも、売り物が全くなくなってしまうと寂れたサイトに見えてしまってお客さんが逃げてしまうだろうというのと、この高額レンジでの出品はギフト券の有効期限が3ヶ月ほど短くなっているところから、そうではないかと思いました。
万そしてもしこの値段で売れたなら、それはそれで儲けにもなります。
このサイトはAmazonギフト券がメインのようで、それ以外のLINE、iTunes、Google Playそれぞれのギフトは売り物がほとんどありません。
Google Playに至ってはいつも空っぽで、出品されているのを見たことがありません。
攻略法応用編
Amazonギフト券は、有効期限が購入から1年間になっています。
それで、ぼくが過去にこのサイトで購入したAmazonギフト券の有効期限はほとんどが丸々1年間残っていました。
つまりここにAmazonギフト券を出品している人たちは、ギフト券を購入後すぐに売りに出しているという事です。
例えば5万円のギフト券を買って、それをすぐに93%ならば46,500円で売りに出すわけです。
さらに額面の3%ほどを落札手数料として取られるようなので、売った人の手元に残るのは45,000円ぐらいになります。
なぜこのような事をする人がいるのか、しばらく不可解でした。
という事でもう一つのヒントとして、Amazonギフト券はクレジットカードで購入可能です。
つまり、クレジットカードのショッピング枠を現金化するのにこのサイトを使っているのではないかというのに気づきました。
実際、額面の95%ぐらいでもよく売れているようなので、その場合は手数料まで引いて手元に残る金額は額面の92%ぐらいになります。
一方、ショッピング枠を現金化しますというサービスをやっているところだと90%行かないところも結構あるようです。
なので、Amazonギフト券を購入してこういうサイトで売って現金化するというのは、比較的お得な方法であると言えると思います。
さて前置きが長くなりましたが、こういう背景があるというのを想像すると、お給料日前とかには売り圧力が強くなるのではないかというのが予想できます。
みなさんそれぞれお給料日は違うと思いますが、月末あたりが狙い目かもしれません。
この傾向についてはまだ確証が持てていませんが、過去に安くなっているというメールが届いた日時を見てみると、月末から月初にかけて安くなっていたようです。
まとめ
他の人がお金に困っているであろう時期に特に注意して、サイトの売り物を自分の目で確認するというのが、今回の攻略法です。
別に裏ワザでも何でもありませんでした。
今回は買う側を主体に書きましたが、売る側にとっても同じ話です。
他の人があまりお金に困っていないであろう時期、もっと具体的に言うと他の売り物が少ない時期に売れば高値でも売却できるという事です。
ただこういうのは、給料日直前になってから図らずも今月はお金が足りなくなってしまったと気づくことが多いと思うので、やっぱり全体的に見れば買い手市場なのかなと思います。
このギフト券の売買についても、考えてみると商売というかビジネスとは何ぞやというのが見えてくる気がします。
売る人は、Amazonギフト券という流動性の低いものから現金という流動性の高い資産が欲しいわけです。
一方買う人は、流動性の高い資産を流動性の低い資産に引き換えようとしているわけです。
この流動性の差が金額差になって取引されています。
しかも、売りたい人は今すぐにでも売って欲しい、買いたい人は別に今じゃなくてもいいし、となると、ますます安くなります。
逆に売りたい人はそこまで売りたいわけじゃないけど、買いたい人はどうしても欲しいとなると、今度は買う側が高くてもいいから売ってくれという事になるので、値段は上がります。
ただこのサイトでは買う側から「いくらで売ってください」というのを呼びかける事はできないので、買う側がどう思っているかというのは一切分かりません。
長くなりそうなのでこれ以上はやめておきますが、こういう話から始まってビジネスって何?というのを考えるきっかけにもなりそうです。