たくさん販売していると、購入したのに相手が支払わないという場合に遭遇することもあります。
今日はその時の対処方法についてまとめてみます。
相手がキャンセルを申し出た時
これが一番簡単です。
Ordersの一覧で該当の落札リストから「Cancel order」を選びます。
そして移動した画面で理由を選択してからCancelするだけです。
あとは、相手が受け入れてくれたら終了です。
相手の反応がない場合
例えば、支払いをするようなメッセージを送っても相手の反応がないという場合があります。
このメッセージだけでなくても、相手が買うのか買わないのかはっきりしないような場合などがこれに該当します。
この時は、Unpaid caseをopenします。
Resolution Centerから「I haven’t received my payment yet.」を選択して手続きをすればいいのですが、僕はこのあたりは自動でするようにしています。
それが、Unpaid item assistantというやつです。
My eBayのAccountタブからSite Preferencesをクリックして画面を開きます。
その中の「Unpaid Item Assistant」で設定します。
一番上はcaseをopenするまでの日数です。
以前は8日にしていましたが、今は4日間に設定しています。
8日でopenしてそこから4日でcloseすると、合計12日です。
4日でopenしてそこから4日でcloseしても、相手には8日間の猶予を与えることができるので、これでいいんじゃないかと最近思うようになって、今は4日間に設定しています。
その次は、Unpaid Item Assistantがcaseをopenとcloseした時にそれぞれメールでお知らせするかどうかです。
僕は両方で、「Real-time」でメールで知らせてもらうようにしています。
その次は、未払いのままcloseしたものを自動でRelistするかどうかです。
ここは、僕は手動でするようにしたいので「No」を選択しています。
その次は、FVFのrefund分を自動でeBay Giving Worksに寄付するかどうかです。
ここも「No」にしています。
最後はUnpaid Item Assistantを除外するバイヤーの設定ですが、毎回支払いが遅くなるけどきっちりと払ってくれるという信頼関係のできたバイヤーがいるならば設定すればいいとことだと思います。
以上を設定してからSaveボタンをクリックすれば完了です。
ここで設定したら問答無用でcaseをopenしてしまうかというとそんな事はなくて、例えば相手がいつまでに支払うから待ってほしいと言ってきてそれを受け入れるならば、その落札についてはUnpaid Item Assistantをオフにすることもできます。
未払いをなるべく減らす方法
これは出品時に設定できます。
Payment policyで「Require immediate payment when buyer uses Buy It Now」にチェックを入れます。
これでバイヤーに即時支払いを要求することができます。
もう少し詳しく書くと、まずこれが有効になるのがBuy It Nowの時だけです。
OfferやAuctionの場合には使えません。
あと、すぐに支払いをしないとバイヤーは買えないというものでもないようです。
ただ支払いを済ませるまでは他の人も買える状態になっているので、先を越される可能性もあるというだけです。
これを設定することでバイヤーは買いにくくなると考える人もいると思いますが、この設定で買いにくいと考える人は購入してから支払いは先延ばしにしたい人だけだと思うので、そういう人はむしろ買わなくて結構と考えるのであれば設定しておくべきところです。
あと余談ですが、無在庫販売の際にはこの設定は必須です。
というのは、まず支払いに猶予を持たせていたら、購入から支払いの間に仕入先の価格や在庫が変動してしまう可能性があるからです。
ならば先に仕入れてしまえばいいのですが、それで相手が支払わなかった場合には売れない在庫としてこちらが抱えなければならなくなります。
たくさん販売していると未払いも何度か経験すると思いますが、いちいち一喜一憂する必要もなく淡々と対応していけばいいでしょう。