先日、約6年ほど使ったドライブレコーダーがついに壊れてしまい、電源が入らなくなってしまいました。
そこでまた新しいものをAmazonで探していたのですが、いやー最近のドライブレコーダーは3,000円台からあるんですね。今まで使っていたものは17,000円ぐらいで購入したものです
どうせ車内の熱などで数年で壊れてしまうのであればもう安いものでいいわと思い、このあたりの価格帯のものを見ていたところ、
全員が☆5つ!
これすごく良さそう!・・・なんて思うはずもなく、むしろ怪しさ満載ですw。
ドライブレコーダーが壊れてしまったのでAmazonで新しいのを探していたら、40人全員が☆5付けているものを発見。
うち1人のレビュアーを見ると、ここ2週間のうちに6個ドライブレコーダーを購入したことになっていた。
そんなにたくさん買ってどうするのか。とりあえずこれ買うのはやめとこ。 pic.twitter.com/nFu4sioj5T
— 今利 剛(Tsuyoshi Imari) (@cremona2003) August 30, 2018
という事で、この商品は購入対象から除外しました。
しかし最近は、Amazonレビューはサクラだのステマだの、もしくは売買されているなど言われていて、はっきり言って購入するかどうかの判断基準に使えなくなってきているようです。
そこで僕が、からっぽの頭を振り絞ってひねり出したレビューの見方を紹介します。
巷で言われているやらせレビューの見破り方は使えるか
ある人は「Amazonで購入」と書かれているかどうかを見ればいいと言っていますが、これも今ではもう信用ならないようです。
金銭的な報酬は実質ゼロ Amazonに存在する「やらせ」レビュー
またある人は、レビューの星の分布を見ろと言っている人もいました。
Amazonのサクラのやらせレビューを文章を読まずに一瞬で見分ける方法
これはある程度の判断材料にはなると思いますが、やつらの次の手口としてはその分布そのものを人工的に演出してくるでしょう。例えば、30人ぐらいには☆5つ、10人ぐらいには☆4つ、あと数名☆3から1を付けるように指示するとか。もしくは、もうすでに行われているのかもしれません。
こうなってしまうと、購入判断材料としてレビューがもはや何の意味も持たなくなってしまいます。そうだったとしても、実際に商品を手にとって見ることができない以上、他人の意見から何かしらを読み取ることはできないかと考えたわけです。そうしてたどり着いた結論が次のものです。
レビューの中で一番古いものの日付を確認する
これだけです。
仮に1年前にやらせレビューを依頼して書かせていたとしたら、その後それに騙されて購入した人がいるはずです。そしてそういう人たちの声が本物のレビューです。時期が経過しているものは、レビュー内の本物の濃度が高くなっているはずです。
逆に一番古いレビューが数週間とか1ヶ月前とかの最近だと、そのレビューは純度100%近くのやらせレビューという事になります。もしその商品の販売者がやらせを依頼していたらの場合ですが。
このレビューは本物だとか嘘だとか断定できるのではなく、嘘が混じっている確率を下げるだけという非常に消極的な方法ですが、それでも何も考えずにレビューを見て判断するよりはマシだと思います。
これに加えて上に紹介したレビューの分布なども合わせて見てみると、そこそこ精度を上げることができるでしょう。
その他
上で紹介したブログにもあったのですが、「レビューの文章は一切読むな」というのが案外いいような気がしないでもないです。本当か嘘か分からないようなものを判断材料にするので、自分に対して余計なバイアスをかけないようにレビューを一切見ないというのもアリと言ったらアリです。
敢えてレビューがゼロもしくは1~2件しかついていないような商品を選ぶというのもいいのかもしれません。その商品の良し悪しは一切分かりませんが、少なくとも卑怯な手を使って販売しようという意図はないとも見ることができるので。単純にサクラを依頼するお金もないというだけかもしれませんが(笑)。
これに限った話ではありませんが、こういうものは往々にしてイタチごっこになるので、我々もどうやったら本物の意見を見分けられるのかというのを常に考え続けなければなりません。「誰かがそう言っていたから・・・」でその事を鵜呑みにするだけだと、結局は思考停止でそのうちカモられますw。
この世の中は嘘だらけです。僕が子供の頃は、こんなに嘘が蔓延しているなんて想像もしませんでした。子供たちがこの現実を知ると幻滅するかもしれないけど、将来こういうものに騙されないようにするためにもしっかりと教えていく必要があると思った次第です。