eBayでは、いろいろな販売方法があります。
大きくは2つで、オークションか即決かです。
そして即決でも、相手の価格交渉を受け付けますよというのがあります。
このあたり、ヤフオクと同じようなものだと思います。
eBayのMake offerとは
ヤフオクの方では価格交渉を付けて売ったことがないので分かりませんが、eBayではバイヤーに最大3回の交渉権が与えられます。
そしてセラーはセラーで、設定した価格未満は自動で断るか、その都度手動で回答するかのどちらかを選ぶことができます。
僕が今回設定していたのは、手動での回答でした。
セラーがofferを受けると、その価格を飲むか、こちらからcounter offerをするか、断るかの3つから選びます。
これで交渉を繰り返して、相手からのofferが3回以内で話が纏まれば売買成立となります。
価格交渉の実際
今回の僕の実例で、心理的なものも含めて書いてみます。
まず対象の商品ですが、結構長い間不良在庫として持ってしまっているものでした。
なので、投げ売りしてでも売ってしまって構わないものだったかもしれません。
最初にofferが来た時、Buy it now価格の半額でのofferが来ました。
かなり高めに価格設定していたので、半額でもちょっと赤字になるというぐらいでした。
そこで僕の心理ですが、損はなるべく小さくしたいという考えと、ここは痛みを受けてでも在庫処分をすべきという考えのせめぎ合いです。
ここでcounter offerをするとして、あまりに高い値段で出してしまうと、相手は「もういいや」となって購入をやめてしまうかもしれません。
そのまま相手のofferを受ければ、損はするけど確実に在庫を減らせます。
早い話が、売り手の方が弱気で買い手は恐らく強気です。
こうなった場合、株式の取引でも同じことですが価格が下がる傾向にあります。
結局、損益がほぼトントンぐらいの価格でこちらからcounter offerを出してみました。
しばらくすると、相手はまたそれの少し下の価格で2度目のofferを出してきました。
ここはもうおとなしく、相手のofferを受けることにしました。
結果について
少しだけ損する結果にはなってしまいましたが、それでも最初のofferよりは10ドルアップできたので僕としては満足です。
今回初めてofferを受けましたが、バイヤーとのこういうやり取りも面白いと思いました。
今回のやり取りを参考に、このMake offerという販売方法をもうちょっといろいろと活用してみようと思います。