出品作業は面倒・・・ではないよ

先日、僕の好きな「神のみぞ知るセカイ」の作者である若木民喜さんのtweetで、

というのを見ました。

ボブの絵画教室については過去にちらっと見たことがある程度でほとんど知らないに等しいぐらいだったのですが、字幕も吹き替えもないのであれば英語の勉強になるのではと思って逆に食いつき、早速見てみました。

http://amzn.to/2sJdW7E

画像リンクが生成できなかったのでテキストリンクで。
原題はThe Joy of Paintingです。

内容は、Bob Rossというアフロヘアーでヒゲを蓄えたおじさんがとても穏やかな語り口調で解説をしながら、毎回の20分ぐらいで絵画を完成させるというものです。
残念ながらBobは、1995年に52歳という若さで亡くなってしまったようです。

日本では吹き替えの方が有名になっているようで、「ね、簡単でしょう?」とか毎度おなじみの台詞も有名になっているようです。

商品の写真撮影や梱包作業のBGMとしていい感じに使えると思うので、よかったら見てみてください。

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在庫が溜まっていないか

今日の話は、自戒の意味も込めています。

商品を仕入れたはいいけど、それらが出品されないまま部屋に置きっぱなしになっていないでしょうか。
これは、物販においては一番やってはいけないことです。

自分のお金を一時的に在庫という(自分にとっては)価値のない物に変えて、それを販売することで元よりも大きなお金を得るというのが物販の流れです。

在庫のことを、自分にとっては価値のない物と表現している事に違和感を感じる人がいるかもしれません。
でも販売目的で仕入れた商品は、自分で消費するためのものではありません。

ドーナツを仕入れたとして、お腹が空いたからと言ってそれを自分で食べることはできません。

ドーナツが持つ価値は、人が食べることによってそれが発揮されます。
中には鑑賞することで価値を感じる人もいるかもしれませんが、それは特殊なものとして除外して考えます。

販売者にとっては、それを食べることは基本的に許されません。
つまりそのドーナツは、自分にとっては何の価値もないという事になります。

販売者の立場でドーナツが持つ価値を感じるためには、それを販売することによってしか感じることができません。

という意味で、(自分にとっては販売する以外に)価値のない物と表現しました。

なぜ在庫が溜まっていくか

仕入れたものをどんどん出品できている人には関係ない事です。

在庫が溜まる人にとって、なぜ溜まるかと言えば単純に出品ないからです。
ここではさらに突っ込んでみて、なぜ出品ないかというのを考えてみます。

大体の場合は、出品作業が面倒だからという理由ではないでしょうか。

出品作業での面倒事といえば、写真撮影と説明文作成の2つでしょう。

写真撮影については、商品を撮影ブースに設置したり、撮影アングルを考えたり、あとはデジカメの写真をPCに取り込むというところで面倒さを感じるでしょう。
撮影ブースに設置する事と、デジカメの写真をPCに取り込むことについては、何となく面倒というイメージがあるというだけで、実際にやってみると大した面倒さはありません。
特に写真の取り込みについては、以前に紹介したWi-Fi機能付きSDカードを使用することで面倒さがなくなります。

Wi-Fi機能付きSDカードを使った出品作業時短術

実際に使ってみた感想は、実作業として面倒さがなくなる効果よりは、面倒だというイメージが無くなった事の方が大きい気がします。

出品作業の時短術

写真撮影から含めて、1つの商品を出品するのにどれぐらいの時間をかけているでしょうか?

理想は3~5分ぐらいでしょう。
これがもし20分も30分もかかっているようだと、出品が面倒というイメージが形成されてしまい、出品作業に取り掛かること自体に腰が重くなってしまいます。

新品無在庫のように、1つのリストを作ることで何十個も売れるようなものであれば、時間をかけるのもいいかもしれません。
しかし中古品のように、1つの商品ごとに1つのリストを作らなければならない場合は、これに時間をかけることはあまり得策ではありません。

時間がかかることよりも、その作業を面倒だと思いこんでしまって出品作業自体が億劫になってしまうことの方がより大きな問題です。

なのでまずは出品作業を短時間で済ませることを考えます。
これは、作業の時間が短く済むという直接的な効果と、出品に取り掛かるための精神的な壁を低くするという間接的な効果が望めます。

以前のYBCでTOSHIYUKIさんが時短についてお話ししてくれたので、その内容の一部に自分の考えも含めたものをこれから紹介します。

1.出品はまとめて行う

一つの商品を出品する作業を細かく分解すると、次のようになります。

1.商品の撮影
2.カメラの画像をPCに取り込む
3.取り込んだ画像の調整
4.商品の説明文作成
5.eBayのCreate listingにて出品

大体はこんな感じでしょう。

例えば「1.商品の撮影」をもう少し細かく分解すると、次のようになります。

1-1.商品を倉庫から撮影ブース近くに持ってくる(30秒)
1-2.商品を撮影ブースに設置(10秒)
1-3.カメラの準備(20秒)
1-4.商品の撮影(1分)

こんな感じでしょう。
かかる時間は何となく入れてみました。

1つずつ出品する場合、これらの作業にかかる時間が全て必要になってきます。
という事で、全行程にかかる時間は2分です。

これを複数個まとめて行う場合、倉庫から撮影ブースに一度で持ってきたり、カメラの起動を待つ時間がなくなったりとかで、1-1と1-3の作業時間は削ることができます。

例えば10個まとめて出品する場合、次のようになります。

1-1.商品をまとめて倉庫から撮影ブース近くに持ってくる(30秒)
1-2.商品1を撮影ブースに設置(10秒)
1-3.カメラの準備(20秒)
1-4.商品1の撮影(1分)
1-2.商品2を撮影ブースに設置(10秒)
1-4.商品2の撮影(1分)
1-2.商品3を撮影ブースに設置(10秒)
1-4.商品3の撮影(1分)
・・・
1-2.商品10を撮影ブースに設置(10秒)
1-4.商品10の撮影(1分)

という事でかかる時間は、

2分(商品1の撮影) + 1分10秒 × 9(商品2~10の撮影) = 12分30秒

となります。
つまり1商品あたり1分15秒となります。

まとめて作業を行うことで、1商品あたりにかかる時間を短くすることができます。

2.取り扱い商品ジャンルを揃える

いろいろな商品を取り扱う場合、その都度タイトルや説明文を考えたり撮影アングルを考えたりする必要が出てきます。

これを同じような商品で揃えた場合、タイトルや説明文はほとんど同じでサイズ表記を変える程度ですんだり、あとは撮影アングルもパターン化されていちいち考える必要がなくなります。

こういう事でも、また時短を図ることができます。

上記の10商品をまとめて出品する例で、さらに次のようになるかもしれません。

1-1.商品をまとめて倉庫から撮影ブース近くに持ってくる(30秒)
1-2.商品1を撮影ブースに設置(10秒)
1-3.カメラの準備(20秒)
1-4.商品1の撮影(1分)
1-2.商品2を撮影ブースに設置(10秒)
1-4.商品2の撮影(45秒)
1-2.商品3を撮影ブースに設置(10秒)
1-4.商品3の撮影(30秒)
・・・
1-2.商品10を撮影ブースに設置(10秒)
1-4.商品10の撮影(30秒)

同じような商品を撮影することで撮影アングルがパターン化され、それを考える時間も必要なくなるという考えです。
これの合計時間は

2分(商品1の撮影) + 55秒(商品2の撮影) + 40秒 × 8(商品3~10の撮影) = 8分15秒

となります。
1商品あたりの時間は、約50秒となります。

実際にはこの計算結果通りにはいかないかもしれませんが、それでもまとめて出品やジャンルを揃えることで時短が確実に可能となります。

出品作業は面倒ではないと知るべき

これらの施策で出品作業にかかる時間を短くすることができます。

ですが僕は、この時間が短くなるという直接的な効果よりも、「出品作業ってチョロい」というイメージになることの方が大きいと考えます。
一度このイメージができてしまえば、在庫が溜まることなくどんどん出品していくことができるでしょう。

この出品が面倒か否かというイメージの差が、そのままその人の結果の差に現れていると考えています。

ぜひこの点について考えてみるといいでしょう。
・・・と自分に言い聞かせることで、今日は終わりにします。

今朝の氷川丸です。

朝5時半ぐらいでしたが、釣り人やらウォーキングをしている人など結構いました。

山下公園内は自転車禁止だったので、入り口からここまでは押して歩きました。
自転車も、乗らずに押して歩けば歩行者です。

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