今更ながらeBayの送料設定方法その1

昨日は深夜帰宅になり、今日1日はぼけーっとして過ごしていました。
そして明日もセミナーと懇親会でまた深夜帰宅になると思います。
体力的にはちょっと辛いですが普段は一人作業であまりない機会だし、何と言ってもみんなとお話できるのが楽しいので、明日もまた最後まで参加するつもりです。

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送料設定について

さて、つい最近送料設定で相談を受けることがありました。
ここはeBayで初出品する際に、かなり高い壁になると思います。
そこで参入を諦めてもらえれば、既存のセラーからすればライバルが減って歓迎するところですが(笑)。

まあそれはそれとして、実際に悩んでいる方も少なからずいらっしゃると思うので、改めて送料設定について解説しようと思った次第です。

Shipping policyって何?

よく聞くと思いますが、そもそもこれって何でしょう?
これ以外にも、Payment policyやらReturn policyとかいうのもあります。

policyというのを辞書で調べると政策とか方策とか出てきますが、ここで言うpolicyとは設定パターンみたいなものです。
・・・うまく言えない(笑)。

Shipping policyで例を挙げて説明してみます。
重量が500gの時はアジアが12ドルで欧米が15ドルで南米アフリカが20ドル、重量が1000gの時はアジアが15ドルで欧米が18ドルで南米アフリカが25ドル、という自分が設定しているパターンがあったとします。
この時に、出品のたびに毎回地域別に送料を設定するのも面倒なわけです。

なのでこういう時、以下のようなポリシーをあらかじめ作っておきます。
policy1(500gの時)・・・アジアが12ドル、欧米が15ドル、南米アフリカが20ドル
policy2(1000gの時)・・・アジアが15ドル、欧米が18ドル、南米アフリカが25ドル

あとは出品する際に、この商品は500gだからpolicy1を適用して、この商品は1000gだからpolicy2を適用してというように、一度作った送料パターンを使い回しできるというものです。
そうすれば出品作業も楽になりますね。

その他に、Payment policyは支払いについての設定パターンです。
僕はこれについては、即時支払いを要求するかしないかの2パターンだけ作っています。

Return policyは、返品をどうするかについての設定パターンです。
これは全出品同じにしているので、作っているpolicyは1パターンだけです。

Shipping policyの具体的な内容

ここから、中身について見ていきます。
もしかしたら画面が少し違うかもしれませんが、あまり気にせずに進めてください。

1.Policy nameあたりの設定

shippingpolicy1

ここはPolicyの名前と、あとは必要があれば詳細を記入する欄です。
名前は必須です、というのも後で出品する際にどのPolicyを適用するかというのはこの名前を見て判断します。
もちろん出品時にPolicyの設定内容を見ることもできますが、いちいち内容を表示するのにも時間がかかるので、名前だけで内容が分かるようにしておく方が賢明です。

Policy descriptionは書いても書かなくてもいいです。
できるならばPolicy nameだけで設定内容が判断できるようにしておくのがいいと思います。

2.Domestic shipping

shippingpolicy2

まずDomesticというのは「国内の」という意味の形容詞です。
eBay.comにとっての国内なので、ここで設定するのはアメリカへの送料になります。

まず最初の「Flat: same cost to all buyers」の選択についてです。
ここでは他に、バイヤーの住所によって送料を計算するとか、発送しないから取りに来いとかいうのがあります。
日本から日本郵便で送る場合は、アメリカ国内であればどこでも送料は一定なので、この「Flat: same cost to all buyers」を選択することで問題ありません。

その下のServicesについてです。
ここでは、発送方法とその場合の送料を設定します。
日本から送る場合は、「Economy (もしくは Standard か Expedited) Shipping from outside US」を選んでおけばいいでしょう。

ちなみに「from outside US」が付いていない「Economy (もしくは Standard か Expedited) Shipping」というのもあります。
ですが日数を見ると、こちらの方が短くなっています。
例えばEconomy Shippingだと、from outside US付きならば(11 to 23 business days)で、なしならば(6 to 10 business days)になっています。
バイヤーからの印象は後者のほうがいいと思いますが、その代わり未着でcase openできるまでの期間が短くなるので、from outside US付きのServiceにしておく方が安全です。
守れない約束はしないようにしましょう。

この項目を増やしたければ、下の「Offer additional service」をクリックすると1行追加されます。

次に、その右のCostについてです。
ここが実際に頂く送料になります。
ここは特に説明は必要ないところだと思います。

そして更に右のEach additionalについてです。
これは2個目以降に追加する送料になります。

例えば、1個買えば送料10ドルで、2個目以降は7ドルにしたいとします。
つまり、2個買えば送料17ドル、3個買えば送料24ドル、4個買えば送料31ドルという具合です。
この場合、Costは10.00として、Each additionalは7.00と入れます。

ちなみにこのEach additionalについては、同一リストで複数個購入された場合に有効になる項目です。
複数リストで複数購入された場合に同梱する送料は、こちらで再計算してinvoiceを送るようになると思います。

その横のFree shippingのチェックボックスは、クリックするとCostとEach additionalに0.00と入力されるだけです。

あと最後にHandling timeです。
これは、入金されてから何日以内に発送するかを設定します。
この日にちというのはPST(太平洋標準時)またはPDT(太平洋夏時間)が基準になります。
今は夏時間なので、日本時間で午後4時が日付の切り替わるタイミングになります。
つまり、例えばHandling timeを1dayにしていた場合、日本時間で午後3時59分までに入金があったものについては翌日の午後3時59分までにトラッキングナンバーをアップロードしなければならないという事になります。

これについてもですが、できない約束はしないようにしましょう。
10日以内に発送すると宣言しておいて実際に10日で発送するのと、1日で発送すると宣言しておいて2日で発送するのとを比べると、前者はアカウントに何の影響もありませんが、後者はeBayから悪いアカウントだとみなされます。

長くなったので、続き明日明後日にします。

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