ジャンク品の出品でもお客様目線を考える

先日、不動産管理会社から、アパートの契約がほぼ決まりとの連絡がありました。
手続きでちょっと少し手間がかかった部分があったけどそれもクリアになり、今月下旬に契約完了の予定ということでした。

大家さんにとって空室があると精神的にあまりよくないので、早いうちに埋まってくれてよかったです。

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ヤフオクでは壊れた商品の取引がされている

さて、今日もせっせと断捨離を行っています。

その中には壊れた家電もあって、相場を調べてそこそこの値段がついていたものは出品しています。

普通ならばゴミに出すしかない、もしくはハードオフなどに持って行ってもタダもしくは数百円程度で買い叩かれるような壊れた家電品が、ヤフオクだと数千円の値段が付いたりします。

これは単純に、その壊れた家電に価値を感じる人を探すことを諦めるか(ゴミに出す)、ハードオフに探してもらうか(買い叩かれる)、インターネットを使ってやるかの違いです。
インターネットを使うと言っても、集客はヤフオクがやってくれるので、自分がやるべき作業は写真を撮って説明文を書いて出すだけです。

こんな感じで、壊れた家電にも価値があるかもしれないので、すぐに捨てようと考えるのはちょっと勿体無いです。

ジャンク品を出す際のお客様目線とは

さて、ジャンク品を出す際に考えるべきお客様目線についてです。

僕はジャンク品を購入することはほとんどないのですが、動作未確認のものを買うことは時々あります。
ただこれについては、かなりのギャンブルになります。

同様に、商品説明にただ「ジャンク」としか書かれていないと、購入する側にとってはギャンブルになります。

そして購入後、実際に商品を手に取ってみて、予想以上に良かったことや酷かったことなど両方のパターンがあります。

部品取りにと思って買ったけど、その取ろうとしていた部品が故障箇所だったということも有り得ます。
もしくは修理して使おうと考えていたけれど、修理不可能な箇所の故障だったということも有り得ます。

それだけのリスクがあるという事で、購入者としてはそこまでの高い金額を支払ってまで購入しようとは思いません。
という事で、説明が足りないと必然的に価格は安くなります。

逆を言えば、どこが調子が悪くてどこが問題ないというのがはっきりと明記してあれば、こちらも出せる金額を絞り込むことができます。
その場合、詳細が分からなかった場合にモヤモヤと考えていた金額の範囲と比べて、高値を考えることもあれば、その逆に安い値段を考えることもあります。

前者ならば、出品者としては嬉しいところです。

はっきりと書くことで余計に価格が下がったらどうするんだと思う人もいるかもしれません。
でもそれって、購入者が商品の状態を何となく想像して支払った金額と比べて、実際に手に取った商品に価値を感じなかったという事になるので、お客様をがっかりさせることになります。

ジャンク品であったとしても、ただ「ジャンク」とだけ書くのではなくて、どこが動いてどこが動かないというのは明記してあげる方がお互いにプラスになると考えます。

ジャンク品はNC・NRや返品不可?

NC・NRって何のことか分かりますか?
ヤフオクを使っている人ならしょっちゅう目にする言葉ですね。

NC・NRとは「ノークレーム・ノーリターン」の略です。
「文句は言うな、返品も受け付けない」です。

よく「ジャンク品だからクレームは聞かない」と説明している出品者がいますが、それは違うだろうと思います。
自分はゴミだと思っていても、価値を感じる人にとってそれはゴミではなく商品です。
販売者として、お金をいただく以上はゴミではなく商品として取り扱うべきです。

そもそも、NC・NRと書いたところで文句を言う人は言うだろうし、クレームを受け付けないとなればいきなり低評価をもらう事に繋がるので、これを書くことによるデメリットはあってもメリットは皆無だと僕は思っています。

また、返品不可というのもよくありますね。
というかジャンク品ならばほぼ全ての出品が返品不可になっていると思います。
ヤフオクならば、ジャンク品に限らず返品不可が一般的ですね。

そういう中で返品可にしておくと、他の人よりも入札しやすくなります。
ちゃんと対応してくれそうな販売者だったら、他の人より多少高くてもいいやとなります。

何が何でも返品は受け付けたくないという人であれば書いておけばいいと思いますが、その時に返品したいと思った購入者の行動は「返品を受け付けないならば低評価を付けるしかない」となり、それを続けていくと余計に売上が下がる事になるでしょう。

「返品不可(完全ノークレーム・ノーリターンで)」というのは実際の出品ページから持ってきたものですが、こう書かれていたらどうでしょうか?
購入者は例えば「ちゃんと対応してくれる出品者ならば2,000円まで出したけど、こう言われたならば1,000円までにしておこうか」などと思うはずです。

仮に10件中1件の返品があったとしても、1,000円のものが2,000円になるならば、返品を受け付けたほうがトータルでは得になります。
返品を受け付けないことで2,000円のものが1,000円になり、おまけに10件中1件では購入者と揉め事になるというのと、どちらがいいかですね。

どちらを選ぶのもその人の自由です。
皆さんはどちらを選びますか?

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