最近はすっかりアニメを見る量も減ったのですが、それでも今期は5本見ていました。
うち4本は以前に見たものの続編やシリーズ物で、1本だけが新しく見始めたものです。
ちなみに以前は週に30本とか見ていたので、自分としては5本でも大分少なくなった方です。
その新しく見始めた1本というのが、すでに聞いたことあるかもしれませんが「けものフレンズ」です。
最初は見ていなかったのですが、twitterでかなり話題になっていたのを知ったのが最初です。
最初はYouTubeで主題歌を見ました。
アニメは見るのを減らしたけど、アニソンは聞きながら作業もできるのでよく聞いています。
そしてこの曲はすごく元気になれる曲なので、個人的には気に入っています。
この映像を見て気づいたのですが、僕も見ていた「てさぐれ!部活もの」シリーズの制作会社とスタッフがこのアニメに関わっていて、絵のタッチが似た感じになっています。
Amazonプライムビデオで第1話だけ無料で見ることができます。
僕も最初はこれで1話だけ見て、特に内容のないただの萌えアニメかと思って2話以降を見ていませんでした。
しかし話題にする人が次第に増えていっているのでまた気になって2話以降を見てみました。
そうしたら、どうもただの萌えアニメというだけではないようでした。
あまりネタバレはしませんので(人によって解釈はいろいろというのもあるので)、ここでそれ以上語るのは止めておきます。
けものフレンズのイベントで空席多数
昨日、Yahoo!ニュースでこんな記事が出ていました。
かーなしー! 「けものフレンズ」イベントに6000人弱が応募するも、転売横行で約400席の内半分程度が空席に
400席のチケットに6,000人が応募したけど、当選者の中に転売屋がかなり多く占めていたようです。
ところが抽選に外れた人は、転売屋から買うという選択はしなかったという事のようです。
古くはPlayStation 3の販売などでも、中国人転売屋が道路に大量の商品を山積みにしている写真を見たこともあるかと思います。
このような行為を行う人は、ネットでは「転売ヤー」と揶揄されたり、もしくはダフ屋行為と言って条例で禁止しているところもあります。
では、この行為をどう見るか考えていきます。
あらかじめ書いておきますが、僕はこの行為に対しては他人に迷惑をかける悪いものだと思っていますので、以降はその立場からの話だと理解しておいて頂けましたらありがたいです。
我々とやっていることは根本的には同じ
彼らがやっているのは「安く買って高く売る」という事です。
そして我々がやっていることも「安く買って高く売る」という事です。
根本的には、我々がやっている事と何も変わりません。
これは、個人レベルだとネット物販や、もうちょっと規模が大きくなると街にお店を出している小売業だったりそこに商品を卸している卸売業、さらに規模が大きくなると商社だったりと、多くの人がやっていることで、商売の基本になります。
仮に「安く買って高く売る」が悪だとすれば、世の中の大半の人は悪人という事になってしまいます。
なので、この点に関しては僕も批判するつもりはありません。
何が悪いのか
何が悪いかを考える前に、(販売価格 - 購入価格)=差額 とは何なのかについて簡単に書いてみます。
例えば、自分がすることのできない作業や面倒な作業を他人にしてもらう場合、その対価として利益を上乗せして相手に支払います。
この場合だと、こちらも気持ちよくお金を払うことができるし、相手も気持ちよく受け取ることができます。
輸出入ビジネスの場合は、自分の国では販売されていないような日本の商品を代わりに買ってきてあげるという点や、日本国内では販売されていないような外国製品を代わりに買ってきてあげるという点に対して、購入者が利益を上乗せしてくれます。
チケット転売について良くないと僕が思うところは、自分がすることのできる作業や面倒とも思わない作業を他人に掻っ攫われて、「代わりにやってやったからお金を払え」と要求されている点です。
チケットの申込みというのは、今ではインターネットを使えば誰にでもできることなので、これをわざわざ他人にお金を払ってやってもらおうという人はほとんどいません。
それなのに「あなたの代わりにやってあげましたよ」と言われても、「はぁ?」としか思いません。
おまけに、今回のものだと400席に対して6,000人の申込みなので、当選倍率は15倍です。
半分は空席だったということから、ちょっと乱暴ですが当選の半分は転売ヤーと考えると、6,000人の申込み者の半分も転売ヤーだと考えられます。
この転売ヤーが一切いなかったならば、400席に対して3,000人の申し込みという事になるので、単純に当選確率が倍になります。
普通に買おうと思っている人からすれば、何してくれちゃってんの?と言うことになります。
外れた人の中には転売ヤーからチケットを買う人もいたと思いますが、その上乗せ分も決して喜んで支払っているわけではないでしょう。
ただしこれが100%悪いとも言えなくて、当たるかどうか分からないチケットにわざわざ申し込むぐらいならば、高いお金を支払っても確実に手に入れたいという人も中にはいるはずです。
そういう人たちにとっては、転売ヤーの存在もありがたいという事になります。
しかし今回のイベントで空席が多数になった事から考えると、迷惑だと思っている人が大半という事です。
僕自身も、いくら経済的自由主義だと言っても、多くの人が迷惑に思っているような事はすべきでないと考えています。
どうせ商売をして人様からお金を頂くのであれば、嫌々ではなく喜んでお金を払ってくれるような事をやっていきたいですね。
コメント
転売の「よい悪い」の線引きは難しいところがありますよね。
特にチケット販売に関しては、様々な規制を行う代理店などもありますが、決定的な転売の遮断は難しいところがあるようです。
私も現在は国内転売はいっさいやっていませんが、海外の人(マニアさん)へ日本でしか手に入らないものを供給するという気持ちは忘れずにやっていきたいと思います。
えーと、またご相談なのですが、来月15日のYBCのワールドポーターズでのさとひでさんのセミナー、参加を検討中です。
同じカテゴリ(レトロゲーム)の先輩のさとひでさんのお話を聞ければ、もう1段階上を目指すよいチャンスになるように思いますし、同カテゴリの人と話す機会はほとんどないので、意見交換でもできたらうれしいです。(ESTaMのメンバーでもあるのですが、オフ会は一度も参加してくれたことがない。(^^ゞ)
たまたまこの日は翌日の日曜も含め、日程を空けられるので、横浜はかなり遠い(みなとみらいまでは車で約5時間)のですが、今回はなんとかがんばって行ってみたい気持ちでいます。
ですが、YBCに入れてもらったばかりの者がいきなりセミナーに参加しても、違和感はないものですかね?
こう見えてもけっこう気にしいなので、人に迷惑をかけないか心配なもので。(^^ゞ
まあ、だいたいのみなさん(特に鳥居さん)とはすでに面識はありますが。
つが
コメントありがとうございます。
転売の良し悪しは確かに難しいです。
自分が考える正義に従って行動するしかないですね。
あとYBCの参加ですが、初めての方でも大歓迎なので特に気にする必要はないですよ。
来る者は拒まず、去る者は追わずみたいな感じになっています。