PayPalの資金保留対策→速い輸送方法を選択する→そのために利幅を取る

この週末は冷たい雨で、また冬に戻った感じでした。
ここしばらくはつけていなかったエアコンの暖房にも、さすがに頼りました。

「三寒四温」という言葉が思い浮かんだのでこれについて調べてみたところ、冬季の中国や朝鮮の気候で見られる現象で、3日間寒い日が続いた後に4日間暖かい日が続くというのが繰り返す気候から来ているようです。

僕が覚えていた意味だと、一週間のうち3日ぐらいは寒い日で4日ぐらいは暖かい日になる、日本では丁度今頃の季節のことだと思っていました。
「暖寒暖寒寒暖暖」みたいに、寒い日と暖かい日はそれぞれ連続ではなくてもいいというのが、元々の意味とは違っています。
そして日本では、実際にそういう使われ方をしていると思います。

何にしても寒暖の差が激しい季節なので、風邪など引かないよう・・・と書いていて、本当に差が激しいのかというのも思ってしまいました。

例えば、27度と32度、7度と12度、0度と5度だったら、どれも寒暖の差は5度になります。
27度と32度だったらどちらも「暑ぅ~」でTシャツ1枚とかで過ごして、0度と5度ならばどちらも「寒ぅ~」でがっちり着込むのに対して、7度だったら「寒い」けど12度だったら「暖かくなってきたかな」という感じで服装の調整の境目になるというだけかなと。
なので、「寒暖の差が激しい季節」というのはそもそも存在するのかどうかという、どうでもいいことを考えた今日この頃です。
過去の気温の履歴まで見て調べてはいないので、間違っていたらスミマセン。

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PayPalの資金保留について

さて今日の本題です。

eBayで商売を始めたばかりの初心者が必ず通る道が、このPayPalで資金が最大21日間保留されるという件です。

eBay側では最初は月間10商品500ドルまでしか販売できず、しかもPayPal側で売上金を一定期間保留されるという、かなり縛りの厳しい状態からのスタートになります。
こういうのを知らされると、「じゃあAmazonから始めるわ」となったり、そもそも始めなかったりというのがあるので、見方によってはいい参入障壁になっているところです。

これは、初めてのeBayアカウントではもちろんのこと、2個目に作ったeBayアカウントでもやっぱり保留されてしまいます。

こちらが、少し続けた人ならばよく目にするいつものPayPalからのメールです。
メールの件名は「商品番号xxxxxxxxxxxxaaaaaa様からの即時支払い受取りのお知らせ(xxxx@hogehoge.com)」みたいな感じです。

そしてこちらが、初心者がよく目にする資金保留版です。
メールの件名は「お客さまは支払いを受け取りました – すぐに発送してください」です。

今は長く使っているeBayアカウントと新規eBayアカウントを1個のPayPalアカウントに紐付けて販売しているので、この2種類のメールが混在して送られてきます。

昔は数個売れたらすぐに販売枠が広がっていたので、このPayPal資金保留がボトルネックになることが多かったです。
しかし最近ではきっちり45日間は10商品500ドルの枠内でしか販売できないので、最初のうちはPayPalに資金を保留されるせいで回転をストップせざるを得ないというよりは、eBayの制限で販売できないとなりそうです。

資金保留の対策

トラッキング情報か相手のFeedbackか分かりませんが、荷物が届いたことがPayPal側で確認されたならばその数日後に保留が解除されます。

なので、資金を受け取った直後に「○月○日まで保留される」と書かれていても、実際にはそれよりも早くなる事も少なくありません。
これが対策といえば対策なので、とにかく早く相手に届けろという事になります。

僕が最初にeBayで商売を始めた時は、それはもう薄利のものばかり売っていて、小型包装物SAL便でなければ利益がプラスにならないというものばかりでした。
その結果は、全ての発送についてきっちり満21日間の保留を食らって、しかも荷物が届くのが遅いというのでクレームも少なくなく、ストレスでした。
かと言って国際eパケットにすれば赤字だし、どうしようもないという感じでした。

そんな販売をしていたので、早く届けば早く保留解除されると言っても、実質不可能だろと思っていました。

今の新しいアカウントでは、国際eパケットにした程度で赤字になるような利幅のものなんてそもそも販売していないので、保留は最大期間前に解除されることも結構あるんだなと思っています。

保留を早く解除するためには商品を早く届ける、
商品を早く届けるには最低でも航空便以上の輸送方法を使う、
航空便以上の輸送方法を使うためにはそれなりの利幅を確保する、
というところまできたので、次はどうやって利幅を確保するかです。

利幅を確保する方法

これは偏に(「ひとえに」の漢字はこう書くらしいです)、リサーチして利幅のある商品を見つけることです。

僕も、昔はそういうものを全然見つけることができませんでした。
リサーチしていて目には入ったけど意識に止まらなかったか、キーワードがよくなくてそもそも目にも入っていなかったかのどちらか、もしくは両方だろうと思います。

当時のやり方を思い出してみると、まずAmazon.co.jpで売られている商品がSold listingsにないかというのを探しました。
今思えばこれは初手から間違っています、というのもAmazon.co.jpにあるという事は日本人ならば誰にでも仕入れられるので販売する人も多くなり、その行き着く先は価格競争です。

前から何度か書いたことがありますが、初心者におすすめなのが中古品です。
中古品ならば、まず商品状態が同じものというのはこの世に2つと存在しないので、価格競争になりにくいです。
競争にならないという事は、自分の言い値で販売できるという事です。
Amazon.co.jpから仕入れるものが利幅2~300円とかなのに対して、中古品であれば利幅2~3,000円というのは普通に売れます。

商品の価値よりも商品の価格が安いと感じるバイヤーが一人も現れなかったら売れませんが、逆に言えば一人でも現れれば売れます。
なので、5,000円の仕入れに対しておっかなびっくり1,000円だけ上乗せしてみるとかじゃなくて、最初は自信満々に5,000円とか乗せて販売してみるのがいいです。
当然ながら前者の方が売れやすくなりますが、その買ってくれた人が「本当は10,000円でも買うつもりだったけど6,000円だったラッキ~」という感じでだったかもしれませんので。

初心者の方はまず、自分で「利幅これぐらいしかない」と思った枠を超えた利幅を乗せてみてください。
自分がその商品に対して感じる価値なんてあまり当てにならなくて、お客様がもっと価値があると感じているかもしれないので。

ただし、この方法が通用するのは、競争相手が(あまり)いない場合です。
Amazonで買う事ができる新品の商品なんかは、他の大勢のセラーとバイヤーによってほとんど相場が形成されてしまっているので、そこから大きく離れた価格で販売することは不可能ではないにしても難しいです。
まだ誰も見つけていないAmazonの商品が仮にいい利幅で1個売れたとしても、それを見つけた他のセラーがわらわらとやってきて自分の作った相場を切り崩しにやってきます。
さながら砂糖に群がる蟻の如くです。

この価格設定や利幅などについては、これだけで恐らく数万字程度は余裕で書けるぐらいのネタがあるのですが、今回はこれぐらいにしておきます。

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