ここ最近、ようやく梅雨らしくなってきました。
と思ったら、沖縄はすでに梅雨が開けたとか。
雨の日は嫌ですが、それでもこの雨がなければ我々が生きていけなくなってしまうので、それはそれで大事なものだと感謝しなければなりません。
ちなみに平年の関東甲信の梅雨明けは7月下旬頃のようなので、あと20日ほどはどんよりした天候が続きそうです。
リスニングを伸ばすための方法
さて前回TOEICの結果で、自分はリスニングが苦手だというのが分かりました。
実際に僕が英語を聞いても、何となく言っていることは分かるようにはなってきましたが、それにはかなり自分の推測が入っています。
しかし、日本語を聞く場合はほぼ完璧に聞こえます。
多少は推測が入ることもありますが、その場合でも95%意味が取れたものに5%を推測で補うという程度だと思います。
これが英語になると、感覚的には40%程度意味が取れたものに60%を推測で補うぐらいになります。
推測部分が大きすぎるのでブレが大きくなってしまい、場合によっては誤解することも多々あります。
つい最近のニュースで、バンジージャンプをしようとしていた人がインストラクターの「no jump」を「now jump」と聞き間違えてジャンプしてしまい事故死したというのがありましたが、これぐらいの事をやってしまいかねません。
なので、推測が入っても意味が取れればOKだとは全く思いません。
これを克服するために、たくさん聞いて耳を鍛えようと思いました。
しかし一方で、ただ聞くだけで強化できるのかとも思っていました。
こういう場合に今の世の中はとても便利で、インターネットを検索すればいろいろな人のリスニング対策法を見ることができます。
その中でこれはと思ったものを参考にすれば、自分の成長につなげることができます。
そして今回僕が参考にしたのがこちらの方です。
要約すると、まず聞いてから聞き取れなかったところをスクリプトを見て確認するという事をする人は多い、もしくはそれを自分で発音してみるまでする人もいくらかいる。
しかし、なぜ聞き取れなかったかを分析までやる人は少なく、これをやることでリスニングは伸びる、という話でした。
自分がこれまでやってきたことを思い返してみると、リスニングについて真面目に学習したことはありませんでした。
それこそこの動画でYumiさんが言っているように、何となく聞いてみてからスクリプトを確認する程度のことは本当に少しだけやったことがあるという程度です。
実際にやってみました
という事で、実際にやってみました。
分析と言ってもどうすればいいのか分からないので、とりあえず自己流で。
新しい方法で学習を始める場合、最初はどうやるのかと迷いながら、それを続けていくと段々と自分なりのやり方が固まってきます。
使用した教材は、もう10年以上前に買った「TOEICテスト 新公式問題集」です。
当時は新形式でしたが、今ではもう1世代前の問題形式になりました。
こちらはPart 3の問題です。
赤いペンは10年ぐらい前に書いたもので、昔はテスト勉強みたいなことをしていたようです(笑)。
そして緑の字が今回書いたところです。
英語学習をするのにペンを持ったのは、何年ぶりか分からないぐらいです。
読んでも分からなかった部分
まずざっと読んでみると、全く意味が分からない単語はこれに関してはゼロでした。
それが耳だと分からないというのは、やっぱり音と文字との間にズレがあるので、そこを修正していくことを目指します。
ただdrop offは、読んでも意味が分かりませんでした。
これについては耳以前の問題だというのが分かります。
ballgameという単語は多分知らなかったと思いますが、見れば球技の試合だというのは何となく想像できます。
その前にticketとあることからも、観戦することができる球技だろうと想像できます。
まあ横の訳を見れば「野球」と書いてあるのですが。
ちなみにですが、TOEICのListening問題でスクリプトを読んでも分からないところというのは、あまりない・・・というよりも殆どない(少なくとも数問読んでみた限りでは)です。
それぐらいに簡単なはずなので、自分ができないというのは何かしらの問題を抱えているというのが分かります。
読めば分かるけど聞き取れなかった部分
冒頭の、まだ何の話題なのかが理解できていない時点だと、this dressの一部分がstressに聞こえてしまいました。
その後のcleanedとかで軌道修正が可能かもしれませんが、理解が一旦横道にそれるというのがまず無駄です。
何についての会話なのかを理解するまでは、できたら問題を先読みして場面を理解しておくか、それができなければ背景を掴めるまでは特に注意して聞く必要がありそうです。
後は単語の音が繋がる部分ですね。
これについては何となくは理解しているつもりですが、捲し立てられると分からなくなることもあるので、改めて確認しました。
could you leave it at the cleaner’sを取り上げてみてみます。
英語の発音をカタカナ表記するのは好きではないのですが、上手く説明できないのでそれでいきます。
最初のcould youは、クッジュゥみたいな感じですね。
leave it at theは、leav(e)i tat theみたいにしてリーヴィタッダのような感じです。
そしてつなげて「クッジュゥリーヴィタッダクリィナァズ」と発音してみると、それっぽくなると思います。
速くて理解できない
これは恐らく自分特有の問題だと思いますが、やっぱり速さについていけないというのがあります。
I have to get to the office early this morning to work on that speech I’m giving next week.の部分は、音声では間が入ることなく読まれていました。
この部分は、スクリプトを見ながら聞いても理解が追いつきませんでした。
こういう部分こそ、相手の方にゆっくり話してもらえれば自分ならばしっかり理解できます。
ただTOEICでそれは不可能なので、このスピードで理解できるようになるしかありません。
少なくとも、この程度の文章を音声と同等のスピードで読んで理解できるぐらいにはならなければ、聞き取れるはずもないというものです。
というところからも、リスニングの練習よりもリーディングを強化するのが先決かと思っています。
今やっているのはTOEIC対策のようになっていますが、ここで身に付けようとしているのはテクニック等ではなくてTOEIC以外にも大いに役立つスキルです。
次回9月10日の試験まであと70日ぐらいですが、何かしらの成長はした上で試験に臨みたいです。