「英語を読む」か「英語で読む」か

宇都宮の実家に引っ越してきてから2ヶ月ぐらい経ちました。

引越し前は、食事の準備をしないでもよくなるので時間が確保できて仕事にも集中しやすくなるかと思っていました。
でも実際に蓋を開けてみると、僕が家にいるということで母からいろいろと頼み事をされて、却って仕事に集中できなくなっています。

別に母に文句を言うつもりはありません。
全ては引っ越すと決めた自分の責任です。

ということで、父の葬儀やらその後の手続き等も一通り落ち着いてきたところなので、再び引っ越そうかと考えています。
現状を変えるために他人を変えようとするのは労力が大きく、それよりは自分で行動を起こす方がはるかに楽です。

ところで前回の引っ越しでは、本だけでダンボール10箱以上になりました。
まずはこれを片付けたいです。
電子化できるものはしていらないものは捨てれば、それなりに減らせるでしょう。

・・・と前にも言っていた気がしますが、それに向けては今のところ全然動いていません。

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英語の読解力とは

さて、自分は英語をどのぐらいできると言えるでしょうか。
会話はできないけど読むことならば・・・という人が少なからずいるでしょう。

読解力とは非常に主観的な能力になります。

英語は置いておいて、同じ日本語の文章を読んだとしても人によって理解の度合いは変わってきます。
なので、同じ英語の読解力を持った人が同じ英文を読んだとしても、やっぱり理解の度合いは変わってきます。

もっとも、TOEICやその他英語の試験で問われる読解力というのはそこまで深いものではなくて、表面的にでも文章を読み取れれば大丈夫というレベルのものです。

このエントリーの冒頭の「宇都宮の実家に引っ越してきてから2ヶ月ぐらい経ちました。」という文章を読んで、僕が何を思ってこんな書き出しにしたのか?なんてところまで考える必要は全くありません。
この言葉に書かれている通りの事実さえ理解できればそれで問題ありません。

さてこれが

Two months have passed since I moved to my parents’ home in Utsunomiya.

と書かれていたらどうでしょう。
難しい単語は一切使っていないので(というか僕が使えないので)、単語の意味が分からないという事で理解がストップするようなことはあまりないでしょう。
上の英文も僕が適当に作ったものなので、できる方からツッコミが入るかもしれません。

これをさっと読んで普通に状況が把握できるならば問題ありません。

それが「えーっと、haveプラス過去分詞で・・・」とか始まったら、もう理解どころではありません。
この読み方を僕は「英語を解読する」と言っていますが、1文程度ならばまだしも、本を読めば延々と英文が続くわけで、こんな解読するような読み方をしていたのでは全く内容が入ってきません。

僕が目指しているのは、この文構造の解読が入らない、ただ何も考えずに読んで内容が入ってくる状態です。
その状態になって初めて「読むことができる」と言えるでしょう。

ことeBayに関しては・・・

上の話は一般論です。

eBayに関して言うならば、やり取りはメールだけで全て済ませることができるので、そこまでの英語力は必要とされません。

はっきり言ってしまえば、中学生程度の知識でも何とかなります。
というかそれだけで十分です。

英語にエネルギーを注ぐぐらいならば売上アップの事を考える方が成長は早いでしょう。
なので、僕のやっていることは効率の面から言えばかなり悪いというのは承知しています。

もっとも、僕が英語学習をしているのはeBayのためだけではないのですが。

解読できるところを目指すならば大した練習は必要ありませんが、ちゃんと読もうと思ったら無意識で使いこなせるようになるぐらいの練習は必要になります。

マニュアル車を発進させるのに、クラッチを踏み込んでからギアを1速に入れて、サイドブレーキを戻したあとクラッチをゆっくり繋ぎならがアクセルを開けていく・・・という事を、自動車学校で運転を習い始めた頃は頭で考えます。
しかし慣れてくると、この手順を頭で考える前に身体が動くようになります。

英語学習もこれと似たようなところがあります。
ただマニュアル車を発進させるための手順は一つしかないのに対して、英語の文構造は種類が増えるので練習するのも大変になります。

自分がどこを目指すのかによって、早いうちに学習を切り上げるのか、それとも深いところまで追求するのか決めればいいと思います。

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