【初心者向け】作業を集中して効率的に行えば、売上と収入が爆上げするという話

今現在すでに商売を上手く回せている方にとっては、効率化だの何だのというのはすでに考えられた状態になっていると思います。

なので、今日は初心者の方に向けての話になります。

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経営者にとって作業の後回しは禁物

昔、僕がeBayで商売を始めた頃の話です。

頑張れば今日出品できるけど、やるのはまあ明日でもいいか。と思いながら作業を後回しにすることが、それはもう数え切れないぐらいにありました。「明日できる事は今日やらない」が座右の銘かの如くw

一人で作業しているので、作業が進もうが遅れようが誰も困らない(自分自身すら困るという認識はなかった)ので、何でもかんでも後回しです。

しかしある時、気づいてしまったのです。「先月の月収が5万円で今月も5万円だったけど、2ヶ月間に販売した商品を1ヶ月でまとめて販売していたら月収10万円になっていたのでは?」と。

つまり、2ヶ月分の作業を1ヶ月でこなしたならば収入が倍になるという事です。

そして、作業を前倒しにすればするほど収入は上がり、後回しにすればするほど収入は下がります。

会社員ならば、頑張ってお給料が倍になったり怠けてお給料が半減したりするような事はあまりないと思いますが、自分で商売しているならばむしろこれが普通の考え方です。

単純計算で、2ヶ月分の作業を1ヶ月でやれば月収2倍、3ヶ月分ならば月収3倍です。逆に、1ヶ月分の作業を2ヶ月かけてやれば月収は半減です。

実際のところはキッチリ2倍や3倍にはならないかもしれません。しかし商品の取扱い数が少ないうちは、出品数の増加にほぼ比例して売上や利益も増えていきます

これ、初心者の方は心して聞いておいた方がいいですよ。

作業量を増やすには

今まで作業を4時間やっていたけど、これからは8時間やろう。

・・・と、これでも成果物を倍にする事はできます。

でもこれって、終わらない仕事を残業して終わらせるサラリーマンのような、いわば思考停止の状態です。

もちろん、1日のうちで作業に捻出できる時間を全て充てるというのはいいですよ。でも作業時間を増やすことにも上限があります。どんなに頑張ったところで1日24時間以上捻出するのは不可能だし、睡眠を削るようなことをすれば効率もダダ下がりです。

そうではなくて、どうやったら作業時間を変えずにこなせる作業量を増やせるのかというのを、頭を使って考えるのです。

これって別に、ツールが作れないから私には無理という話ではなくて、日々の作業を見直すだけでも十分に可能です。これが効率化という事です。

物販でできる効率化の話

物販ならば、仕入れ、検品、クリーニングやメンテナンスなど(中古品の場合のみ)、そして撮影(新品ならば1回だけ)、出品、梱包、発送という作業があります。

それぞれの作業を数十秒ずつ減らすと、全体では分単位になります。大したことないように見えますが、物販事業はこれを何千何万と繰り返す事になります。

仮に5分の削減を1000回繰り返せば、削れる時間は

5 × 1000 = 5000分 = 83時間20分

です。8時間労働が10日分以上になります。この浮いた時間を使えば、取扱商品の数をさらに増やすことができます。

それぞれの作業をダラダラとではなくて集中して行うというだけでも、かなりの時間を削減できそうです。

今日はそれ以外で、僕がこうやって効率化しているという方法を紹介します。

メンテナンスでの効率化

これについては取り扱う商品によってやり方が異なるので、考え方だけを書いておきます。

クリーニングやメンテナンスは、時間に比例して報酬が増えるというものではありません。

例えば新品だと1万円するものを、中古で1,000円で仕入れたとします。どんなに時間をかけて綺麗にクリーニングしたところで、その中古商品の価値が1万円を超えることは基本的にありません。

なので、ある程度のところでクリーニングをストップするという線引が必要になります。

やり過ぎるのはダメだし、やらな過ぎるのもダメです。どこまでやれば利益を最大化できるかというのと、できるだけ短い時間で最大のパフォーマンスをあげるための方法を、常に考えるようにしましょう。

撮影での効率化1

僕はコンパクトデジカメを使って商品撮影しています。

このデジカメには、撮影時に写真を確認する設定があり標準でONになっていて、撮影直後に5秒間ぐらい写真を表示するようになっていました。これがあったために、例えば10枚撮ろうと思えばどうしても最低50秒はかかっていました。

この機能をOFFにすることで、連続してシャッターを切ることができるようになりました。

これができるようになったおかげで、買い替えを考えていた5年選手のコンデジも、まだまだこの先数年は使えそうです。

撮影での効率化2

誰からか忘れましたが、写真をPCに転送するのにWi-Fi機能付きSDカードを使うと効率化になるという話を聞いて、自分でも実際に使ってみた事がありました。

僕はこれを使いました。

ところで、1回で商品10個分とか20個分とかの撮影をすれば、写真も100枚を超えるのが普通でした。

これを使うことでカメラとPCをケーブルでつなぐ手間が省けます。

しかし転送枚数が100枚程度にもなると、ケーブル直結よりスピードは遅いわ、また接続が途中で切れる事があるわで、最終的にケーブルでつなぐ方が圧倒的に早いという結論にいたりました。

ちなみに数枚程度であれば、ケーブルを接続している間にWi-Fiで転送できると思います。なので、毎回転送する写真の量によってどちらにするか決めるといいでしょう。

これについては効率化というよりも、他人から言われた事を鵜呑みにしてそのまま実行するのではなくて、自分の頭でしっかり考えろということですね。

出品での効率化1

ここだけ、ちょっとしたツールの話です。

以前はExcelで、サイズや重さなどを入れると説明文を出力するようなツールを作って、それを使っていました。

サイズや重さなど変わってくる部分を置換文字にしたテンプレートを用意しておいて、それをExcelに入力した値で置換して説明文を出すというだけのものです。この程度ならば、マクロをちょっと勉強すれば誰でも作れると思います。

テンプレートにサイズやら何やらを直接入力していくのでもよかったのですが、重さを入れれば送料もそれに合うものを自動で出してくれるとか、mm単位で入力したらinchでも出してくれるとかもやっていたので、そこそこの効率化になっていました。

出品での効率化2

うちのマンションはネット環境が悪く、夜になるとスピードが落ちていました。そうなると、ただでさえ重たいeBayのサイトを開くのにさらに時間がかかるようになりました。

なのでネットの混む時間、平日夜と土日祝日を避けて出品を行うというだけでも、かなりの時間短縮になっていました。

梱包での効率化

僕は、A4またはB4の茶封筒を使って発送することが多いです。そして商品に厚みがあると、ふたをするのにもコツがいります。

以前はかなりしっかりとテープで留めていたのですが、最近ではかんたんになってきています。

これについては具体的な紹介はしません。しかしやり慣れた方法を一度捨ててみて、こうやったらもっとかんたんにできるのではないかと考えて実際にやってみるといいと思います。

一度そのやり方に慣れてしまうと、人はなかなか行動を変えようという気にはならないので、ここをあえて今のやり方を疑ってみるのです。

違った梱包方法を試して失敗だったところで、数十秒程度失う程度か、茶封筒1枚無駄にするとかその程度です。

そしてこの投資(とも言えない程度ですが)で、今後の作業時間が大きく短縮できるとしたら、やってみる価値はあるでしょう。

発送での効率化

以前は集荷をお願いしていたのですが、最近は受け付けてくれなくなりました。

なので毎日発送をやめて、今では基本的に月水金の週3回を発送日としています。

同じような事は皆さんすでにやっている事でしょう。

とにかく作業は前倒しで

収入を増やしたいならば、とにかくこれです。

特に、今現在のネット物販による収入が月2~3万ぐらいという人が一番意識すべきところです。

これぐらいのステージの人にとって月収5万円の壁はなかなか高いところかもしれません。しかし実際には、出品数を増やすだけであっさり超えてしまったりするぐらいのレベルだったりします。

もし今現在月収1万円程度がそれ以下の人は、これを倍にしたところで月収2万円ぐらいにしかなりません。

なのでその場合は、作業の効率化よりも先にもうちょっと安定して利益を得られる商品なり出品方法なりを考える方がいいでしょう。

以前から作っていたeBayの出品ツールが、ようやく動かせるところまできましたよ。

eBayのサイトは重たくて、開くのに時間がかかったり画像のアップロードが遅かったりで、これまでは出品するのにも時間がかかっていました。しかも1個ずつ手作業で出すので、全部出し終わるまでPCに張り付いていないといけないし。

今回作ったツールは、商品のジャンルと各リストの画像、サイズや重さなどをまとめて表に入力してから、最後にボタンを押すだけで出品できるというものです。

File Exchangeでも似たようなことができるのかもしれません。ツールの方では、商品のスペックから説明文を自動で出力するようなところまで作りました。

普通にeBayのサイトから出品していたら1時間ぐらいかかったであろう作業がクリック一つでできるようになって、想像以上に効率化できそうです。

まだツールも作成途中で、これからもうちょっと使いやすくするつもりです。形になったら、またこのブログで紹介します。

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