「物販ビジネス」と「拝金主義からの開放」、この2つの矛盾は共存可能か

僕が最近考えているのが、この事についてです。

きっかけになったのはホリエモンです。
彼の動画を見て本を読み、最近こういう考え方があるのかということに気付かされました。

これ面白かったです。

ちなみにホリエモンは、お客様云々ではなくて、とにかく自分のやりたいことをやればよくて、そうすればそれに賛同する人が付いてくるという考え方で終始一貫しているようです。
彼のことを金の亡者と言う人も少なからずいるようですが、僕はそれは違うだろうと思います。

ちなみに僕はホリエモン信者というわけではありませんのであしからず(笑)。

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「まず与えろ」ってよく言われるけど・・・

よくビジネスの先人達は「まず与えろ」という事をしきりに言います。
これは確かにその通りだと僕も思います。

ただこれを言っている僕の周りの人たちも蓋を開けてみれば、初心者を騙くらかして自分が儲けたいというのが先に来ているように、少なくとも僕には見えています。
みんながみんなそうだとまでは言いませんが。

この事は別のエントリーで取り上げるとして、物販ビジネスとは基本的に安く買って高く売る商売です。
これは「与えろ」の精神からは完全に矛盾するわけです。
本当に与えようと思うのであれば、仕入れた商品をタダでばら撒けばいいだけなので。

ただこれだと事業が継続できないので、大変申し訳ないけどと思いながらお客様からお金を頂くというのが、本来のあるべき姿だと思います。

そういう意味だと、「○○円で仕入れた商品が××円で売れて利益が□□円にもなった!」と狂喜しているうちは、まだビジネス初心者と言えるでしょう。
僕もまだその気があるので偉そうなことは言えないのですが。

それで拝金主義からの開放、つまりお金のことはどうでもいいという考え方と、安く買って高く売る、しかもより多くの人に商品を提供して喜んでもらうために出来る限り大きな利益を得るという、一見矛盾した2つの考え方が共存できないものかというのを常々考えながら今日も商売を行っています。

これは商売を行う人にとっての永遠の課題?

もしかしたら、これには答えがなくて悩み続けるのがあるべき姿なのかもしれません。
もしくは、お金のことや世の中の仕組みをもっとよく理解できたら、答えが見つかるのかもしれないとも思っています。

今のところの考えは、自分が販売する商品は良いものであって、これを購入してくれたお客様にはとても満足して頂いているという自負があり、僕が今後もこの良い商品をお客様にていきょうするためには仕入れの原資が必要なのと、なにより自分自身が生きていかなければならないので、そのためにお客様から利益を頂いているという考えで、利益を乗せさせて頂いています。

・・・って、夢をかなえるゾウに書いてあることと同じような内容になってしまいました(笑)。

こちらも僕の好きな本です。
よかったら読んでみて下さい。

もしかしたら、将来的には物販ビジネス以外のことをしているかもしれません。
今の自分が世のため人のために出来ることが、商品を販売することで人を幸せにする事だというだけであって、この他に人を喜ばせる手段を思いついたならば別に物販ビジネスにこだわる必要もないと思っています。

・・・とまあ色々と書いてみましたが、ビジネス初心者は「自分が稼ぎたい」から入ってもいいと思いますよ。
ただそれであっても、自分も他人も不幸にしない限りにおいてですが。

ここに「自分も」と入れたのは、例えば何の知識もないままにネットワークビジネス(インターネットビジネスとは違いますよ)を始めた人が少なからず、ポイントなどのために商品を購入して、販売先もないので自分で消費してお金を失うだけということになっているようだからです。
他人を不幸にしないというのは大前提ですが、誰かを喜ばせるために自分が不幸になるようなビジネスも継続できません。

と書いてみると、やっぱり商売で利益を得るという事はとても大切なことですね。
この、金銭欲とは違うんだけど利益を得ることは大切だというこの考え、わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ(笑)。

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