以前もこのネタで書いたような気がするのですが、過去の記事が見つかりませんでした。
気のせいかもしれません。
最新版という事で、今の自分の考えを書いてみます。
それぞれのメリット
1.バイヤーにとって
一般的にオークション形式だと相場よりも安く買える傾向にあると思います。
そして固定価格だと、オークションみたいに終了まで待たされることなく瞬時に自分のものになる事が確定します。
とりあえず、こんなところだと思います。
2.セラーにとって
オークション形式だと、予想した以上に価格が上がることがあります。
自分ではこの商品の相場がよく分からないという場合は、オークション形式で出品するといいと思います。
固定価格だと最初から自分の想定した利益を乗せて販売できるので、安値で終わるというリスクはありません。
こんなところでしょうか。
もう少し踏み込んでみます
メリットは上に挙げたものだけ、デメリットは上に挙げたものと反対のものだけ、というわけではないと思います。
例えば100ドルで販売したい商品があったとします。
この場合、100ドルの固定価格で出すかオークション形式で出すか、どうしますか?
上に挙げたものだけを考えると、固定価格にする方が即自分のものになるので売れやすそうな気がします。
ここでバイヤーの立場に立って考えてみます。
まず100ドルの固定価格だった場合、セラーはそれなりの利益を乗せているだろうから本当はもっと安いんじゃないの?と思うかもしれません。
逆に100ドルのオークション形式だった場合、セラーはもっと高値になることを予想して、まずは安めの100ドルスタートという事にしているのかもしれないと思うかもしれません。
当然ながらこの解釈が正解というわけではなくて、あくまで解釈の1つに過ぎません。
でもこういう考えだった場合、オークション形式の方が買いやすいという事になります。
結論
バイヤーが持つ相場は、単純に商品と等価の金額はいくらになるかというだけでは決まりません。
例えばオークションで競り合った時、商品の価値は二の次で、とにかく勝ちたいというのが優先して自分の想定よりも高値で入札してしまったという経験は多くの人があるのではないでしょうか。
僕もちょっと前まではそんな感じでした。
今は自分なりの入札ルールを徹底しているので、負けたらサッと手を引く事ができています。
これについては、また別の記事で纏めようと思います。
これは、僕が思わず買ってしまったものです。
そばで作ったベビースターラーメンみたいな感じで、ポリポリと美味しく頂きました。
これ、148円が100円引きの48円になっていたので、安いと思って買ってしまいました。
家に帰ってから冷静になってみて、「もしこれが最初から48円で売られていたら、果たして自分は買ったのだろうか」と思いました。
これも、商品そのものの価値というよりは、定価148円が48円になっているお得感で買ってしまいました。
ちなみにこれ、かなりの不人気商品だったようで、100円引きシールが貼られた状態でお店に大量に置いてありました。
余計なお世話かもしれませんが、お店としては仕入れ失敗だったのではないかと思います。
仕入れ値がどれぐらいかは知りませんが、3掛けとしたら利益ほぼゼロです。
普段良く利用しているお店なので、在庫処分を手伝ってやろうという同情で買ったというのも少なからずあるかもしれません。
あとは、比較対象があればそれに引きずられるというのもあると思います。
過去に同じ商品が大体いくらぐらいで売れているから、この商品の価格はこれぐらいだと決めるというのもよくあるはずです。
これはバイヤーに限らず、セラーもこの判断をよく使うかもしれませんね。
こんな感じで、バイヤーがその商品の価格を決める要因は様々です。
なので、一概にオークションがいいとか固定価格がいいというのは言えないと思います。
ここは自分なりに研究して、どっちで出すのがいいのか判断するための勘を磨くしかないのかなと思います。
今の自分の課題の一つに、出品価格の決定があります。
この前うまくいかなかった大物も、鳥居さんに見てもらって指摘を受けたのは開始価格だけでした。
これ以外にも多くの課題を抱えていて、しかもどれもが永遠の課題のようなものなので、どれか一つに集中して解決していくというのは不可能です。
これらを同時に磨いていきながら、成長していくしかないと思います。