Buy it now(固定価格、即決価格)にOfferをつける理由

僕がBuy it nowで出品する際にはほぼ毎回、Offerも受けるように設定しています。
これについて考えてみます。

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即決+Offerの使い方

即決だけで出品する場合は、その即決価格が自分の売りたい価格になると思います。
それはそれで一つの戦略だと思います。

ただ即決のみで出していても、たまにMessageから「安くならないか」という質問をもらうことがあります。
これがこちらの売りたい価格なので、その場合は大体お断りすることになります。

Offerを付ける場合はどうするかというと、即決価格を自分の売りたい価格よりも高めに設定します。
それがどれぐらいかは場合によりますが、売りたい価格の2倍近くを付けたこともありました。

次に、その効果についていくつか挙げてみます。

高めの即決価格でOfferを受けつけることの効果

1.商品の価値を高く見せることができる

同じような商品でも、100ドルで出ているものと200ドルで出ているものを比べると、200ドルの方が価値がありそうに見えます。

同じ「ような」という部分が重要です。
物も品質も全く同じ新品商品で価格差があれば、単純にみんな安い方に行きます。
なのでこれは、例えば中古品で相場が不定なものに対して期待できる効果ですね。

2.お得感を与えられる

上の項目と関連しますが、購入時のバイヤー側からの視点で考えます。
100ドルと表示されたものを100ドルで買うのと、200ドルと表示されたものをOfferで100ドルで買えた場合とを比べると、後者の方がなんだか得した感じになりますよね。

実際、Offerを受け付けたバイヤーさんからとても感謝されたことがあります。
僕からすれば「いやいや、その価格でも十分ありがたいんですけと」という感じでした。

3.時々、即決価格で買ってくれる人がいる

これ、結構あります。

例えば100ドルの即決価格でOfferを受け付けているんだったら、誰でも少なくとも1ドルの値下げにはほぼ間違いなく応じてくれると思います。
でも、値下げ交渉を一切せずに即決価格で購入してくれる人がたまにいます。

こちらからすれば、その即決価格は自分でも高いと思う値段をつけているので、その価格で購入してくれるというのはかなりありがたいです。
もしかしたら、値下げ交渉している間に他の人に買われたくないとか、単純に交渉が面倒くさいとか、いろいろとバイヤーの思惑があるのかもしれないですね。

中古品でも、型番や品質などで相場が大体決まっている場合は、また別の戦略が有効な場合もあると思います。
セラーとしては、いろいろな売り方をして検証していくのがいいと思います。

僕がここに書いた即決+Offerの売り方も、最初は鳥居和典さんからこうするといいと教えてもらった方法です。
実際にやってみて、上記のようなメリットがあるというのが見えてきました。

たまにアホみたいに安値でOfferを入れてくる人もいますが、そういう場合は逆に笑えてきます。
その際は、笑ったあとはスパっと切り捨てるのみです。
こういう対応が面倒という場合は、Auto declineの価格を設定しておけばその煩わしさもなくなります。

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コメント

  1. つが より:

    Best Offerはbuyerとの駆け引きがおもしろいところがありますよね。
    Counter Offerをやり合ったりしたり、落としどころを探ったりするのは、オークションで値段がつり上がってくるのとは別のだいご味が味わえます。
    最近は個別のやりとりはめんどくさいので、Fixedオンリーです。
    たまにコツを知ってるbuyerはメッセージで値引きを交渉してきたりするので、値段が釣り合うようなら、Reply画面に生成されるBest Offerから、応じてあげることはあります。

    法外な値引きは、確かに笑っちゃいますよね。
    たいてい、Sorry, it’s too low.って短く返事してやります。(^^ゞ
    わけわからんのは、値引きに応じてあげたのに、買わないやつ。
    だったら、話しかけてくんじゃねー!
    人の貴重な時間、奪いやがって! ・・・なんてね。(^^ゞ

    • くれもな より:

      >つがさん

      駆け引きは面白いですね。
      僕はまだ取引数がそんなにないのでやっていますが、増えてくるとやっぱり面倒だと思うようになるのかもしれません。

      値引き要求しておいて買わないとは迷惑ですね(笑)。
      まあそういうバイヤーもいますね。
      僕は値引きではありませんが、3回目のOfferで受けてあげたら相手が支払わなかったという事があり、ばっちりセミナーのネタとして使わせてもらいました(笑)。

  2. OZ より:

    複数の類似商品に同時offerがあり全て購入を前提に値引きしてcounter offerを返したら1点だけ落札されて赤字になったことがありました。
    心理戦に負けた例です。

    • くれもな より:

      >OZさん

      そういう事もあるんですね。
      この場合は一旦普通に支払ってもらって、発送後に同梱値引き分を返金するとかがよさそうですね。
      ちょっと手間になりますが。

    • OZ より:

      Free shippingでかつこちらがoffer acceptしたのではなく相手が選んでacceptする側でしたので受け入れるしかありませんでした。安いもの一個だったので赤字と言っても大した事はなかったので良い勉強でした。

    • くれもな より:

      >OZさん

      なるほどです。
      そうなると受け入れるしかないですね。

      僕の方こそ、お話を伺うことで勉強させて頂きました。
      ありがとうございました。