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— きんどう (@zoknd) 2017年2月24日
26日までなので、欲しい方はお早目にもらってください。
さて今日の本題ですが、eBayからメールが届きました。
まずは第一弾として、3月1日から3つのチェックを行うようになるようです。
今後第二弾、第三弾とどこまであるのか分かりませんが、最終的には入力必須まで持っていこうという事のようです。
今日はこれについて書いてみます。
3月1日リリースの詳細について
3つのチェックについて、解説してみます。
1.無効なGTIN
詳しくは上のリンクに載っていますが簡単にまとめると、JAN(Japan Article Number)、EAN(European Article Number)、UPC(Universal Product Code)、集合包装用商品コードをすべてまとめたものをGTINというようです。
JANコードとは日本における商品識別コードで、商品の裏側によく書かれているバーコードの、49または45から始まる13桁または8桁の数字がそれです。
EANコードとは商品識別コードの国際規格で、こちらも13桁または8桁の数字になります。
日本におけるEANコードがJANコードと呼ばれています。
UPCコードも商品識別のためのコードですが主に北米で使われているもので、こちらは12桁または8桁の数字です。
こちらはEANコードとは違いますが、UPCコードをベースに規格化されたものがEANコードという事で、互換性があります。
あと集合包装用商品コードというのはあまり聞き慣れませんが、これは企業間取引で複数個の商品をまとめたものに対して割り当てられるコードのようです。
個人で使う機会はほぼないと思います。
以上を図にすると、こんな感じです。
前置きが長くなりました。
これらのコードは数字のみで、それぞれ桁数が決まっています。
なので、それ以外のものが入力されたらエラーとして弾くようにするという事です。
チェックサムについてですが、例えば13桁のJANコードにおいて、13個の数字全てに意味を持たせているわけではありません。
詳しくはこちらを見てもらうと分かりますが、1~9桁目の9桁の数字が企業を表すコードで、10~12桁目の3桁の数字が商品を表すコードになります。
そして13桁目がチェックデジット(チェックサム)と呼ばれるコードで、1~12桁目の内容によって決まる数字になります。
13桁の数字のどれかが間違っていると辻褄が合わなくなるので、このコードは誤りであるというのが分かります。
1~12桁目のどれか一つを間違えるのと同時に、13桁目のチェックデジットもまた辻褄が合うように間違えるという可能性もないわけではありませんが、バーコードリーダーで13桁中2桁も読み間違える可能性というのはほぼあり得ないというレベルなので(13桁中2桁も読み間違えるようなバーコードリーダーは製品になっていない)、このチェックデジットを付加することで誤りはほぼ全て検出できると考えていいでしょう。
eBayでは、このチェックデジットを使ってコードに誤りがないかというチェックも入れるという事です。
2.不適切なBrand value
3.特殊な記号のみで構成されるMPN
これらについては読んで字のごとくで、Brandとして変な記号や単語を入れていたり、MPNに特殊記号のみを入力するとエラーにするという事です。
3番目のところに書いてありましたが、新規出品についてはチェックをするようですが、既存の出品で価格と数量を変更する場合には、これについてはチェックをしないようです。
Product Identifiersの入力必須化について思うこと
これまでは、UPCに”Does not apply”と入力すれば出品できていました。
例えば100年前のアンティーク商品を出品しようと思ったら、これにはコードが付与されているはずもないので、上記の対応でも問題ありません。(実際、Antiqueのカテゴリで出品する時はUPCの入力欄がありません)
問題は今現在販売されている商品です。
UPCをDoes not applyにする人の言い分として、例えば入力が面倒というのがあります。
これについては知ったこっちゃありません(笑)。
もう一つこちらが重要ですが、UPCを入力することによって他の出品者の同じ商品と関連付けられて、それが自分の出品ページに表示されるというのがあります。
これにより、自分の力で集客したお客さんも、結局は最安のところに流出してしまうという問題があります。
半年ぐらい前までの自分だったら、eBayフザケンナと思っていたでしょう。
最近は考え方が変わってきていて、お客様には価格の比較をさせてあげるべきだと思っているので、eBayのこの対応には賛成です。
自分が出品した商品を買ってもらえたとして、後でそのお客様が同商品で安い別の出品を発見したとしたら、がっかりする人も中にはいるはずです。
ここで「そんな事は知らない、私から買ったあなたの責任だ」という考えは、お客様目線と対局にある考え方であると思うようになりました。
ここはしっかりとお客様に価格の比較をしてもらって、それでも最安ではなくて自分から買ってもらえるような販売をすべきだと、今では考えています。
このような綺麗事を言っていてはいつまで経っても稼げるようにならないのかもしれませんが、それでも自分の良心に反する行為に対してアクセル全開にはできないので、今後も自分のやり方でやっていくつもりです。
もしこれで稼げないという事であれば、自分にネット転売は向いていなかったという事でしょう。
今すぐに、これが自分に向いているかいないかの判断を下すのは早計なので、しばらくは足掻きますよ。
その点、中古の商品であれば基本的に1品ものなので(品質まで同じ出品は2つと存在しない)、これは自分の考え方に合っていて、後ろめたい気持ちになることなく自信を持って販売できています。
新品も販売できないわけではなく、正々堂々と他の出品と比較してもらって「数ある出品の中で、あなたから買いたい」を言ってもらえるような販売方法を目指します。