昨日のエントリーの続きです。
と言っても、eBay輸出に限らない話になります。
個人情報の取り扱いに注意
日本国内ではヤフーショッピングや楽天市場がAmazon転売を禁止したというニュースがつい最近ありました。
例えばメルカリとか、それ以外のサイトではまだこれが使えるようです。
別にこれで利益を得るのはいいのです。
僕はこの方法で販売するとお客様をがっかりさせるかもしれないと思っているので、自分はやろうとは思わない方法です。
でもお客様の個人情報をAmazonの詐欺業者に渡してしまって、その結果お客様に被害をもたらすなんてことになったら、賠償の責任を追うのはこちらになります。
(詐欺業者) - (自分) - (お客様)
という繋がりになって、自分の被害に対しては自分と詐欺業者で話をするのですが、お客様が受けた被害に対しては自分が賠償責任を負う事になります。
その際、個人情報を勝手に渡した自分の責任はあるだろうから、両方の話が付いてもプラスマイナスゼロというわけにも行かず、何らかの損害は発生するでしょう。
個人情報の取り扱いについて、自分自身のものはもちろんですが、商売をやっているとお客様の個人情報を預かることになります。
この預かった個人情報の取り扱いについても、十分に注意する必要があります。
Amazon.co.jp仕入れでeBay無在庫販売を行っている方が、Amazonからお客様に直送なんてことをしている人はあまりいないと思うので大丈夫だと思いますが、もしこれを行っている場合はくれぐれも注意してください。
Amazonでは2段階認証を設定できるようになりました
これまでは、自分がAmazonで購入する立場での注意点について書いてきました。
詐欺アカウントは新規や評価数の少ないものに限らず、評価をたくさんためたアカウントを乗っ取ってから詐欺を働くという事もあります。
購入する際に気をつけるのは、評価数がたくさんあることだけを判断基準にしないことです。
そしてAmazonで商売をしている人たちは、自分のアカウントを詐欺師に乗っ取られないように注意する必要があります。
つい最近(今年2月頃から)、Amazonはログインでの2段階認証を導入しました。
Amazonが2段階認証に対応、住所・電話番号・クレジットカード情報を強固に守るべく試してみました
2段階認証とは、IDとパスワードを入力した後に、スマホのSMSやメールアドレスなどにその時限りのパスワードが送られてきて、それを入力することで始めてログインできるというものです。
これをやっておけば100%確実・・・というわけではありませんが、自分のスマホが詐欺師の手に渡っていなければログインすることは極めて難しくなるので、ネット上だけで自分のアカウントが乗っ取られる可能性はかなり低くなります。
設定方法は以下の通りです。
1.トップページで右上の方にある「アカウントサービス」をクリックする
2.「サインインとセキュリティ」をクリックする
3.高度なセキュリティ設定の「編集」ボタンをクリックする
4.あとは画面の支持に従って設定してください
僕はすでに設定しているので、未設定の画面は取得できませんでした。
一度無効化してから再度設定するというのも考えたのですが、まあここまでくれば分かるでしょうと思ったので、これで済ませてもらいます。
出品アカウントだとまた別の画面になるのかもしれません。
その場合はご自身で調べてから設定してください。
他のサイトでも2段階認証を設定するべき
Amazonに限らず、これの設定ができるサイトは全て設定しておくのがいいです。
FacebookやInstagram、あとtwwiterなどのSNSは、これが設定できるようになっています。
SNSでは特に失うものがないからと言っても、乗っ取られてスパム広告を撒き散らしたりすることで周りに迷惑をかけるかもしれないので、設定しておくべきです。
銀行のインターネットバンキングでは、2段階認証はあまり普及していませんが、別のワンタイムパスワードが使えるようになっているものが多くなっています。
僕も、複数の銀行のワンタイムパスワードカードを持っています。
このブログを見てくれている人が一番多く使うであろうeBayとPayPalについては、この2段階認証がまだ使えないようです。
PayPalについては、アメリカやカナダ、イギリスなどの主要国では使えるけど、PayPalがまだあまり普及していないと思われる日本では使えないらしいです。
なぜ国ごとに使えたり使えなかったりするのかがよく分かりませんが、早く対応してくれることを切に望みます。
eBayではTelephone PINを設定できるようになっています。
僕がよく分かっていないのですが、これは2段階認証とはまた別のもののようです。