ここ最近はツール開発にかまけてほとんど出品していなかったせいで売上も落ちているので、これはちょっと前の話になります。
8月に月収36万円達成したのですが
ブログに書いたと思ったら、この事は書いていなかったようです。twitterでは報告していたのですが。
在宅の物販ビジネスで売上60万円、月収36万円達成しました。
凄い人だと数ヶ月でこれぐらい達成してしまうところ、僕はここまで約3年かかりました。僕は全然凄くない普通の人ですが、それでもコツコツと続ければこれぐらいの結果は出せます。
皆さんもぜひ諦めずに、目標に向かって頑張りましょう。
— 今利 剛@eBay大家さん (@cremona2003) 2018年9月17日
ところで世間一般で言う会計上の粗利益(売上総利益)というのは、売上から原価を引いただけの数字です。
一方、僕が粗利益として使っているものは、売上から原価と、サイトの落札手数料、お客様に商品を発送する際の送料を引いたものです。
なんでそんなことをするのかって?
だって、インターネット物販において売上から原価だけを引いた数字自体にはあまり意味がないから。
インターネットのプラットフォームを使った物販だと、売上に対して一定割合の落札手数料が必ず発生するし、商品販売をしている以上相手に発送しなければならないのでその費用も売れた商品ごとに発生します。
そして売上からこれらを引くことで、何となくの利益の数値としてそれなりの意味を持ってくると個人的には思っています。
落札手数料と送料以外の経費としては、eBayのストア手数料であったり、梱包資材であったりだと思います。しかしこれらは売上に比例して毎月10万20万とかかかるようなものではありません(梱包材にかかる費用は発送量に比例しますが)。規模にもよりますが、せいぜい数千円から多くても2~3万円に収まるぐらいだと思います。
で、僕が言っていた8月の月収36万円というのは、僕がいつも使っている方の粗利益です。
昨日の朝ゴミ出しに行きながら、「世間一般の粗利益で計算したらもっと高い月収を自分の肩書として言えるんじゃね?」と思ったわけです。
という事で改めて8月の成績を見直します
- 売上:594,280円
- 落札手数料+送料:131,714円
- 出庫高:98,978円
という事で、粗利益は
594,280 - 98,978 = 495,302円
となります。
ちなみにドル円レートについて、僕は(Yahoo!の当日終値 - 3円)を採用しているので(PayPalから出金する際のレートが大体マイナス3円ぐらいになるため)、当日終値そのままの値を採用するならばもっと売上の数字も大きくなるはずです。
他のeBayセラーさんが言っている「月収○○万円達成しました」の月収って、一体何の数字なんでしょうね。
もし世間一般の粗利益(売上総利益)で言っていいのであれば、僕も「8月に物販で月収50万円(四捨五入して)達成しました」って言っていいはず。
売上と利益っていくらでも偽装し放題じゃねえか
しかしこうやって改めて考えてみると、eBayの売上っていくらでも偽装し放題だと気づきました。
例えば当日終値が110円/$として、当日終値+50円=160円/$を為替レートとして採用すれば、$100ドルの売上が円ベースで16,000円となってしまいます。そして実際にドルから円に出金する際に円預金11,000円+為替差損5,000円とすれば、会計上の辻褄は合います。これをそのまま確定申告して、もし税務署から「なぜこんな現実とかけ離れた為替レートを採用しているのか?」とツッコまれるような事があれば説明のしようもありませんが。
・・・ということをまとめながら、eBayやAmazon.comなど輸出ビジネスを行っている日本人が円ベースで売上や利益を言っている場合は数字の偽装が可能なので、話半分に聞いておくのがいいと思った次第です。
ちなみに上に書いた自分の月収50万円という数字は、特におかしな為替レートを採用しているわけでもないし、一般論での粗利益のことを言っているだけなので、ここに偽装はないと僕は思っています。
11月に入る頃から出品を再開し、また少しずつ売れるようになってきました。以前と比べて作業効率化ができているので、今度またフィーバー状態になってもある程度は耐えられるだろうと思っています。