最近、個人で売買するならば中古品を取り扱うのがいいのではないかと気づきました。
中古品がいいと考える理由
まず新品の商品で考えてみます。
業者ならば卸売業者から大量に仕入れるかわりに、かなり安い単価で仕入れることができます。
卸売業者から仕入れることができるならば、物によっては小売価格の3掛け4掛けで仕入れることができると聞いたこともあります。
一方、我々弱小な個人が新品商品を販売しようと思ったら、小売価格で仕入れたものをさらに高い値段で販売しなければ利益を出せません。
そうなると、非常に薄利での利益しか見込めません。
要は、仕入れにおいては業者と比べて個人はかなり不利な条件になります。
利益は仕入れでほぼ決まるとよく言われているので、この点は資金力のない個人にはどうしようもないところです。
次に中古品を考えてみます。
中古品を取り扱う業者はありますが、業者であっても仕入先は個人だったりすることが多いと思います。
もちろん業者であれば、たたむ会社などがあった場合に資金力を駆使して不要品を大量に安く仕入れるという動きもできると思いますが。
ただそれにしても、業者と個人での仕入れアドバンテージの差が、新品の商品と比べてかなり小さくなる事が考えられます。
以上の事から、個人が中古品を取り扱えばかなり勝負しやすくなるのではないかと考えました。
新品はダメというつもりはありません
新品は新品で、またいいところもあると思います。
仕入れが比較的簡単、商品の品質も一定であることなど、中古品と比べて新品の方が優っている部分もあります。
ただそういう部分がある以上、個人間での競争も激しくなる事が考えられるので、やっぱり薄利になりがちだと思います。
これは、自分なりのバランスで新品と中古品をそれぞれ取り扱っていけばいいと思います。
新品に集中するもよし、中古品に集中するもよし、新品と中古品を両方取り扱うもまたよしです。
僕は今まで新品を主に扱ってきましたが、これからは中古品も取り扱っていこうと考えています。
そのために、古物商許可申請に向けて動いているところです。
目指すところ
個人でも資金力や販売力をつけたならば、上流での仕入れを行って仕入価格を下げることができます。
というのも戦略の一つです。
新品を取り扱うならば、ここを目指すのがいいだろうと思います。
一言に物販と言っても、事業の方向は無限にあります。
取り扱う商品についても、販売方針についても、その他いろいろな要素についてもです。
どこを目指すかは人それぞれですね。