同梱で安くなった送料分をPayPalから返金しました

最近時々ある同梱での発送についてです。

スポンサーリンク

普段の対応

普段は、オークションが終了した後に同梱での送料に修正したInvoiceを相手に送っていて、それを元に支払いをしてもらっています。
同梱にして欲しいという要求のありなしに関わらず、同時に購入してもらった場合はそのようにしています。

複数個買ってもらってそれぞれ個別の送料を頂いた上で発送は同梱にすると、その差額でもそこそこ儲けられます。
ただそれは義に反する儲け方だという考えがあって、師匠の藤木さんも送料で儲けるなと言っているので、僕はそのようにしています。

商品説明文にも、同梱を受け付けるという文言は入れています。
これを読んでいるのかいないのか、複数個買ってから同梱の送料を提示する前に個別で即支払ってくれる人もいくらかはいます。
この場合は、送料の差額がよっぽど大きくならない限りはそのまま頂いてしまっています。
ひょっとしたらこの同梱というのは、ただ単に荷物をまとめて発送するというだけの意味と、まとめて送料を安くしますという2通りの意味があるのかもしれません。

今回の対応

今回もまた、複数個購入してくれたロシアのバイヤーさんがいました。
オークションが終わって同梱でのInvoiceを送ると、その数分後に個別の送料で支払いをしてくれました。

ちなみに今はまだ実家にいるので、親の邪魔が入ったり商品が手元にないので重量を予想して送料を計算したりで、Invoiceを送るのが少し遅れてしまいました。
予想した重量で送料を計算する以上、若干重めに見積もって送料を出したので、少し多めの送料になっているかもしれません。
それでも個別の送料の合計に比べたら、同梱で安くなったと十分言えるだけの値引きはしてあります。

話を戻しまして、普段ならば支払ってもらった送料をそのまま頂くところですが、一度同梱の送料を提示してしまった以上はその送料しか頂くべきでないと考えました。

そこでPayPalに少し手数料を取られることになると思いますが、提示した送料との差額分をPayPalから一部返金しました。

ちなみにPayPalのメッセージに返金の理由を書いていましたがそこに気づかなかったようで、後からeBayのメッセージで「何で返金したの?」と質問が来ました。
同梱で送料が安くなるのでその分を返金しましたと返事をすると、「あなたはとても親切だ」というありがたいお返事を頂けました。
「ちゃんと説明しろ!」というお叱りのメッセージではなくてよかったです。

ちょうど親が食事をテーブルに並べて両親が食べ始めているタイミングでInvoiceを送ったので、もうPayPalでメッセージを送っているからいいやと思ってeBayのメッセージでの説明は省いてしまいました。
こういう場合に一部返金するときは、PayPalだけではなくeBayからもメッセージを送っておいた方がよさそうです。

同梱で送料を安くするかしないかの考え方

これは結局のところ、何を優先するかによって分かれるところだと思います。

同梱でも送料は個別分のまま請求すれば、それが普通だと思うバイヤーもいれば、なぜ安くならないんだと気分を害するバイヤーもいると思います。
同梱で送料を安くすれば、それが普通だと思うバイヤーもいれば、安くしてくれて嬉しいと思うバイヤーもいます。

利益を追求するか、お客さんに喜んでもらうことを追求するかで、どちらにするかが決まると思います。
僕は基本的には後者で、万が一先に支払ってもらった場合は返金の手間など考えてその都度どうするか決めるという感じになると思います。

ちなみにeBayにおいてお客さんに喜んでもらうことを追求するというのは、ひいては自分のアカウントを守ることになります。
「情けは人のためならず」の考えです。

ところで、インターネットを使った商売をしているので実家にいてもある程度の仕事はできますが、親に時間を合わせなければならないというのはちょっとやりにくいところです。
仕入れるとか出品の説明文を作るとかの自分の作業ならば何の不便さもありませんが、顧客対応となるとできるだけ早く返したいのでちょっと影響あります。

スポンサーリンク

フォローする

コメント

  1. OZ より:

    くれもなさん、
    私の場合、フリーシッピングで出品していますので複数購入があった場合
    送料分の調整が出来なので基本的には頂き過ぎになってしまいます。

    2個程度の同時購入で送料分を調整することまではしていませんが
    大量に購入していただいた時にはトラッキング無しからトラッキング付きへの
    グレードアップや重量が軽くかつ薄い品物をオマケとして同梱し
    送料分の調整をしています。
    あまり売れない商品の在庫処理に活用する場合もありますがオマケ用として
    販売品とは別に在庫在庫を持っています。

    OZ

    • くれもな より:

      >OZさん

      コメントありがとうございます。

      free shippingで複数個購入があった場合は、ほぼ丸儲けですね(笑)。
      買う側も、その価格は商品価格のみで送料は無料だから複数個買えばそのまま掛け算の価格になることで納得しているだろうから大丈夫でしょう。

      おまけは、僕も昔は付けていましたが今はやめてしまいました。

  2. oz より:

    送料無料でも商品価格に送料相当が含まれているのですよ!
    と説明すると、あっそうなんだと初めて納得される方が比較的多いですね。
    多くの商品はBest Offerオプションも付けていますので判っている方は
    複数購入時に割引のオファー価格を提示されるケースもありますね。

    標準価格で5−6種類同時に購入された場合、流石に送料の取りすぎに
    なるので送料を多くもらいましたのでトラッキング付きにしますよとか
    (これは保険付きトラッキング有りにできるので自分にとっても助かりますが)
    オマケを付けますねとお知らせしています。
    オマケはあくまでも同梱割引できないこと、また過払い送料の返金は
    しませんのでその代わりということで同梱しています。
    したがって全ての方にオマケをお渡ししているわけではありません。

    フリーシッピングのメリットとして受注後に送料を計算して連絡することなく
    ほとんど即入金となり後は発送するだけとなることです。
    EMSにしない限り大概第2地帯で送料を決めておけば
    ほとんどカバーできますので出品作業も楽です。

    たまにアジアからの発注にも第2地帯の料金で切手を貼ってしまい
    利益を減らしてしまうこともありますが。

  3. oz より:

    発送関連ですがこれまで自分の住所をペンで記入したりパソコンでプリントして
    のりで貼ったりしていましたが、少しでも楽にするために
    スキナスタンプ(シャチハタタイプ)という住所ゴム印を作成しました。
    送料込みで1500円程度と格安です。

    まだ日に3−4個の発送数なのでそこまでする必要はないのですが
    主力の発送手段がプチプチ封筒なので自分の住所書きがとても楽になりました。

    ご参考まで

    • くれもな より:

      >OZさん

      商品価格に送料が含まれているというのはこちら側の事情なので、相手に伝えるのはたくさん買ってくれたのでサービスですというだけでもいいかもしれませんね。

      トラッキングナンバーや保険は、相手のためではなくこちらのためですよね。
      僕は最近は基本的に書留なしの発送はやらない方針で行っていますが、単価がかなり安い商品の発送ではまだ使うかもしれません。

      発送の際の自分の住所は、僕はExcelシートに出したものを糊付けしていました。
      どうせ相手の住所もそうするので、ついでという感じで手間に感じたこともありませんでした。
      でも毎日3~4個の発送があれば、それなりに時間を食われる作業なのかもしれませんね。

      いろいろ情報をありがとうございました。

  4. OZ より:

    私もスプレッドシートのマクロで販売履歴CSVから宛先及び差出人を
    フォーマットを整えてA6サイズの紙に印字できるようにしていましたが
    チラシ紙等の上で糊付けしたり、そこから剥がして貼り付ける際に
    指先に糊がつくのがうっとうしく感じていました。
    宛先ハンコは作業の効率化以外に子供達のお手伝い用の意味もあって購入しました。

    宛先ラベルに関しては今の発送数では過剰投資が明らかなのですが
    ブラザーのラベルプリンターQL-700を購入して使い始めました。
    海外モデルの方が割安だったのでAmazon USサイトで購入して輸入しました。

    • くれもな より:

      >OZさん

      QL-700とはいい商品を紹介して頂きありがとうございます。
      自分で使おうというわけではないのですが、日米の価格差があるようなので儲けられそうな気がしました(笑)。
      自分が持っていてもまずそこまで大量に宛名を出すことがないだろうし、基本は国際郵便マイページサービスで出すので、あまり使う機会はなさそうです。

      僕が宛名を出すときはA4の上の方に印字して、空いたスペースを糊付けの下敷きにしていました。

  5. OZ より:

    ラベルプリンターは微妙な価格差がありますのでプラットフォームを選べば儲かると思いますね。ラベルは中国から購入するのが安いようですが品質はどうか分かりません。

    私の場合、ケチってA6に宛名を4人分印字するように作ったので1人分が小さくほぼ全体にノリが付いてしまいます。チラシで糊付けです。

    • くれもな より:

      >OZさん

      確かに発送数が多いと、宛名を1枚に纏めるのも積もり積もって大きな差になりそうですね。
      僕の場合は数が少なかったので、A4用紙1枚に1つ宛名を出して空きスペースを下敷きにしてもそんなに気になりませんでした。

  6. OZ より:

    昨日、宛先住所を手書きで出した商品で部屋番号を書き忘れて未着のお叱りを受けてしまいました。

    ebayの住所をラベル用に変換するプログラムにまだバクがあるかも知れませんが手書きはそろそろやめたほうがいいですね。年のせいか小さい字が見にくくなっています。

    ラベル代ゼロとして仮に1年に1000通発送してラベルプリンターの費用から1通10円程度、自分の住所のハンコで1.5円。
    結構なコストですね。作業時間短縮をいくらに見積もるかですが。

    • くれもな より:

      >OZさん

      手書きはそれがあるから怖いですね。
      僕は、宛先に関しては100%コピペでやるようにしています。

      ラベルプリンタとハンコについては、コストだけで考えるとそこそこ大きいのかもしれませんが、お金に換算できない心のゆとりとかもありそうな気がします。
      年間1000通も発送するのであれば、いい設備投資だったのではないかと個人的には思います。