今日のSAATS林さんのメルマガでサイズのお話をなさっていたので、それに乗っかって僕もこの話で書いてみます。
eBayでのサイズ表記
基本的にはSI単位系(m:メートル、kg:キログラム)です。
しかしアメリカおよび一部の国だけは、ヤード・ポンド法を採用しています。
日本人からすれば、何でヤード・ポンド法なんて中途半端な単位を使っているんだと言いたくもなりますが、そういう文化なので文句を言っても仕方のないところです。
ということで、eBayの説明文等でのサイズ表記は、両方を併記するのがいいです。
日本で使い慣れている単位は分かると思うので、ヤード・ポンド法で覚えておけばよさそうな単位だけ以下に書いておきます。
まず長さの単位です。
一番小さい単位がインチ(in.もしくは”)です。
この上の単位がフィート(ft.もしくは’)です。
次に重さの単位です。
一番小さい単位がオンス(oz.)です。
この上の単位がポンド(lb.)です。
以下、カッコ内の略称で表記するのでついてきてください。
これ、Googleを使えば一発で変換してくれます。
例えば、350 gをozで表記するといくつになるかと言うのを調べたいときは「350g oz」と検索すると次のような検索結果が出てきます。
約12.35 ozであると分かります。
僕がやっている方法
商品説明を作る際は、長さだの重さだのをずらずらを書くことが多いです。
その時に1個ずつGoogleで検索するというのは、画面をいちいち切り替えないといけないし検索結果が出るまでも少し時間がかかるのでかなり面倒です。
ということで、僕は電卓を使っています。
長さの単位変換
長さの単位変換で覚えておくべき数字は、25.4と12です。
この数字は何かというと、25.4 mm = 1 inというのと、12 in = 1 ftということです。
まず、基準はmmになります。
これをインチに変換するときには、÷25.4します。
さらに、結果が12よりも大きいようであれば、さらに÷12してft表記にします。
12.2 inとか12.3 inぐらいであれば、僕はそのままin表記しています。
そして、実際に商品説明等で表記するときは、
250 mm (9.84 in)
みたいな書き方をします。
主にアメリカ人向けの商品であれば、
9.84 in (250 mm)
とするといいかもしれませんね。
重さの単位変換
重さの単位変換で覚えておくべき数字は、28.35と16です。
これは、28.35 g = 1 ozというのと、16 oz = 1 lbということです。
まず基準はgです。
これをozに変換するときは、÷28.35します。
さらに結果が16よりも大きい場合は、÷16すればlb表記になります。
これも長さと同様に、16.2 ozとか16.3 ozぐらいであれば、僕はそのままoz表記です。
商品説明の際は
350 g (12.35 oz)
という感じで表記します。
これも、アメリカ人向けの商品であれば
12.35 oz (350 g)
とするのがいいでしょう。
覚え方
別に覚えるためのテクニック等あるわけではなく、くり返し使っていれば自然に覚えます。
僕はどうやって覚えたかというと、まずディスプレイの縁に付箋紙(PCソフトではなくて、100円ショップとかに売っているリアルのやつ)で、
1 in = 25.4 mm
1 oz = 28.35 g
と書いたものを貼っておきました。
しばらくはこれを見ながら電卓を叩いていましたが、段々見ないでも分かるようになってきました。
これだけです。
その他
体積の単位で液量オンス(fl oz.)というのがありますが、僕はこの変換方法は覚えていません。
理由は、あまり使う機会がないからです。
僕が今まで取り扱ってきた商品の中では、例えばシャンプーの内容量を表記するときに使うことがありました。
僕はあまり使う機会がありませんが、自身の取扱いジャンルによってはよく使うかもしれないので、その時は変換方法を覚えておくといいでしょう。
電卓を使って変換するようになってから、両方の単位での併記がすごく楽になりました。
ぜひ覚えておくといいと思います。