多くの人にとっては会社や学校が休みになる日というだけかもしれませんが、日本人にとってはお祝いするべき日です。
「祝日」というのはそういう意味ですね。
一般参賀に行ってきました
これを書いている時点ではまだ朝なので行っていませんが、今日行ってきます。
去年から行くようにしたのですが、できるだけ毎年行くようにしようと思っています。
新年の方の一般参賀にも行きたいのですが、正月はいつも実家で過ごしているので、天皇誕生日の方に行くようにしています。
時々、僕は右翼ではないかと言われることがあるのですが、決してそんなことはありません。
英国人がエリザベス女王陛下のお誕生日を祝うのが普通であるのと同じように、日本人が天皇陛下のお誕生日を祝うのも当たり前のことだと思います。
日本人にとって天皇陛下とは
天皇とは、国民の幸せを祈る存在と言えると思っています。
自分にとって今年はとてもいい年になったので、我々の幸せを祈ってくれた天皇陛下へ感謝とお礼の気持ちを持ちながら、お元気なご様子を拝見して来ようと思います。
今年は譲位の議論が出てきたせいもあって、例年は売れ残っていた一般参賀ツアーが売り切れているという話も聞きました。
それを考えると、今年は去年よりも混むかもしれません。
去年は9時頃に着くように行ったのですが、今年はもう少し早めに着くように行こうと思います。
今日は風邪が強そうですが、幸いにもそんなに寒そうではなさそうなので、待つのもそんなに苦痛ではないだろうと思っています。
この日のもう一つの意味
今日は天皇陛下のお誕生日ですが、もう一つの意味がある日でもあります。
それは、東京裁判によって戦犯とされた7人が処刑された日です。
東京裁判や靖国神社のA級戦犯合祀については自分なりに思うところがいろいろあるのですが、ここでは書きません。
ですが天皇陛下のお気持ちを考えると、ご自身のお誕生日が辛い記憶の日でもあるということが、一国民としてもとても複雑です。
ただその事については心の奥で憂うだけに留めて、素直にお誕生日をお祝いしようと思います。
商売をしていれば、買ってくれたお客様やお世話になっている周りの方々に対して感謝をする事があると思います。
それだけではなくて、今の商売ができている日本や天皇陛下に対して感謝をしてみるのもいいのではないかと思います。
コメント
政治・宗教・思想に関しては、私は完全にノンポリなのですが、この日を意識することなく、23日だからって、「クリスマス・イブ・イブ」って呼ぶバラエティ番組とかに出演する人には「失礼じゃねーか?」ってよく思います。
クリスマスを非難するわけではありませんが、そんな西洋の風習に浸る前に、ちっとは日本古来のものに畏怖を抱けってね。
私はもともと神話(といっても西洋のですが(^^ゞ。でも、日本神話も好き)や伝説を研究してたので、ものごとの理屈や経緯をまったく意識せずに表面だけで浮かれてる人や行事を見ると、「はあ?」って感じちゃうんですよね・・・。
>つがさん
神話の研究をなさっていたんですね。
僕は学生の頃にはそのあたりの話はさっぱりでしたが、最近少しずつ日本神話について興味を持つようになりました。
日本人は、外国の宗教行事から宗教の部分を取り去って、ただのお祭りにして楽しむというのをよくやっていますね。
楽しむだけならば僕は何も言いませんが、ハロウィンとか街をゴミだらけにするのはさすがにどうかと思います。
ちなみにクリスマスは、僕にとっては何の意味もないただの平日としていつも過ごしています。