父や妹を始め、PC関係でトラブルがあった際に僕に相談されることがよくあります。
そして大体は解決法をアドバイスしてあげることができています。
それで、僕はPCに詳しいと思われているかもしれません。
ですが実際はこれは違って、トラブルの対処法をネットで探すのが得意だと言うだけです。
僕が大学生だった時は確かにそこそこ詳しかったのですが、今ではあまり分かりません。
トラブルの際の対処方法の探し方
大体は他の多くの人が同じトラブルに見舞われていて、それについてヤフー知恵袋なんかで質問しているので、検索でそれが引っかかります。
1.現象をそのまま検索ワードとして入力する
○○をした時に△△になったという場合は「○○ △△」で検索します。
対処法がいくつか見つかった場合は、多く書かれているものから順番にやってみるなり、気になったものからやっているなりすればいいです。
2.エラーメッセージをそのまま検索
何かエラーメッセージのようなものが出たとしたら、そのままそれで検索します。
普通の人が見ても意味が分からないコードが書かれていたならば、それも使ってみます。
ここでのコツは、一字一句違えずに検索することです。
自分で検索したほうが僕に聞くよりも早いのに・・・
と思っていました。
最近はこの考えを改めています。
今は、多くの人は検索の仕方が分からないんだろうと理解しています。
そして、分からない人に対して覚えろというつもりもありません。
できる人ができない人に代わって何かを行うというところにも、ビジネスチャンスがあります。
これはビジネスにつなげる直接的な部分です。
こう書いたということは、間接的な部分もあるという事です。
それに関して、なぜ検索の仕方が分からないんだろうかというところについても考えてみました。
ここはやっぱり想像力
少し前のエントリーでお客様目線について書き、それには想像力が必要だと書きました。
ここでもやっぱり想像力です。
自分がどう調べるかというのを思い出してみると、大体は以下の順序で考えてます。
- 同じトラブルに見舞われた人がどのような文章を使ってネットに助けを求めるかを想像してみる
- その文章の中からキーワードとなるところをピックアップする
- 自分でもそのキーワードで検索する
これって、お客様目線を考えるのに似てませんか?
それぞれの得意分野があるとは思いますが、これができる人とできない人がいるというだけです。
ちなみに、本当の意味では得意分野も何も関係ありません。
調べればそれだけ知識が身に付きます。
おかげで僕も、PCのトラブルに関しては調べないでも対処法がある程度分かるようになっています。
みんなが僕に相談してくれるから、僕の知識が勝手に増えていったというだけです。
他人がどう考えたり行動したりするかを想像できるかできないかで、後々大きな差がついてきます。
ぜひこれを考えながら、仕事や商売をしてみてください。
もちろん、調べる手段を知っている上で対価を払って他人にやってもらうという場合もありますが、ここで書いているのはそれ以前の話です。