お店で買ったアイスが、家に帰るまでに溶けないかと心配になる気候になってきました。
というかもう5月です、って昨日も書きましたが。
まごうことなき春です。
そして昨日は春らしく、土いじりをしました。
2年ぐらい前にダイソーで観葉植物のクワズイモを買ったのですが、それが枯れずに生き残っていて、しかも徐々に巨大化してきていたので、それを大きな植木鉢に移し替えました。
ダイソーには小さいサイズの100円のものと、大きめの300円のものがありました。
これは100円の方を買って育てたものですが、今のサイズならば300円のものと同等かそれ以上になっています。
大きい葉っぱが若干枯れつつありますが、新しい葉っぱがまた出てきています。
冬も外に置きっぱなしにしていましたが、意外と枯れることなく育ってくれています。
元々は左上の小さい鉢に植えていましたが、そこから出したときには植木鉢の中に根がぎっしり詰まっていました。
「combine」の意味と使い方
さて、eBayをやっていてよくお目にかかる動詞の1つに「combine」があります。
この単語は、普通の中学高校での英語の授業だと、そこまで頻繁に出てくるものではないかもしれません。
僕の英語力が足りないせいもあって、この使い方について未だに迷う事があるので、この機会にこれについていろいろと調べてまとめてみました。
Weblio英和辞典によると、他動詞で「~を結合する」とか「~を結びつける」とかの意味があるようです。
eBayでこの単語が出た場合は、98%以上は「~を同梱する」という意味になるでしょう。
98というのは何となくのイメージです(笑)。
これは他動詞なので、目的語(「~を」の「~」にあたる名詞)が必ず必要となります。
仮に目的語を付けずに使うと、例えば
We combine.
(私達は、を同梱します。)
という、何とも気持ちの悪い文章になります。
なので動詞の後にはしっかりと名詞(目的語)を置いて、
We combine two items.
(私達は、2つの商品を同梱します。)
とすれば、普通に読める文章になります。
これは We(S) combine(V) two items(O). というSVOの第3文型です。
もうちょっと使えそうな文章にするならば、
We combine two items into one package.
(私達は、2つの商品を1つのパッケージに同梱します。)
第3文型である前の文章に、into one package(M=修飾語)がくっついただけの文章です。
さらに、two itemsというのが一般的な2つの商品を指しているだけになります。
お客様が購入したとか言う場合の特定の商品を指すのであれば、これに定冠詞 the を付けて、
We combine the two items into one package.
(私達は、2つの商品を1つのパッケージに同梱します。)
となります。
日本語ではあまりはっきりと表れませんが前後の文章では、一般の商品の事を言っているのか、それとも特定の商品を指して言っているのかという明確な違いがあります。
学校で習う英語だとこの事を明確に表すために日本語訳に「その」なんて付け足したりしますが、ない方が自然な訳になる気がしたのでここでは付けていません。
この文章にもうちょっと、「お客様が購入した」というのをそのまま説明として文章に入れてしまうのであれば、その場合は関係代名詞 which を使って、
We combine the two items which you bought into one package.
(私達は、あなたが購入した2つの商品を1つのパッケージに同梱します。)
となります。
この場合の文の要素を見ると、
We(S) combine(V) the two items which you bought(O) into one package(M).
となり、やっぱりSVOの第3文型のままです。
Oの部分に説明が加わることで、この部分が若干長くなっています。
さらにもうちょっと使えるようにするならば、まずお客様が購入した”2つの”ってわざわざ言わなくても分かりそうなものなのでtwoは省きます。
twoを省いておけば、商品が3つとか4つとかになっても同じ文章が使えるというのもあります。
さらにwhichはboughtの目的語として使われているので、その場合の関係代名詞は省略できます。
We combine the items you bought into one package.
(私達は、あなたが購入した商品を1つのパッケージに同梱します。)
となります。
動作の主体について
ところで、この動詞の意味は「~を同梱する」なので、動作の主体は人間になります。
もし商品とか荷物とかが主語になるならば、その立場としては同梱”される”側になるので、その場合は受動態として使います。
受動態の作り方は、be動詞+過去分詞ですね。
The items you bought are combined into one package.
(あなたが購入した商品は1つのパッケージに同梱されます。)
そして、どういう場合に受動態にするかです。
同梱をする”私達”を目立たせたいのであればWeを主語にして能動態にします。
英文で主語は絶対に省略できません、というかもし省略してしまったら「おまえがやれ」という命令文になってしまいます。
ただ言葉なので例外も多く、主語が省略されるような文章もあるにはあります。
これは日本語を考えてみても分かることでしょう。
しかし慣れないうちから英文を崩す事を考えると、誰も理解できない前衛的な文章になってしまうので、まずはルール通りの英文を作ることをおすすめします。
守破離で、いきなり離に行こうとせず、守から順番に攻略していけという事です。
そして、私達というのを目立たせたくない場合、または商品を目立たせたい場合は、itemsを主語にして受動態にします。
学校の英語で「この文章を受動態にせよ」なんてものがあった場合は、能動態で主語だったweを「by us」という形にして付けないと減点されるでしょう。
しかし普通に使わる受動態の文章で、動作の主体を「by ~」という形で付ける事はあまりしない気がするので、上の文章でもこれはあえて取っ払っています。
ここの文章でも、まず誰が同梱するかというのは発送元である私達だというのは言わなくても分かるし、「私達によって」というのはこの話題では重要ではありません。
それでも「私達によって」というのを付け足せば「私達がやったんだから感謝しろ」とでも言いたそうな、何とも押し付けがましい雰囲気になってしまいます。
過去分詞combinedについて
分詞には現在分詞と過去分詞があって、品詞としてはどちらも形容詞になります。
動詞の意味を持っているけど品詞としては動詞じゃないという事で、準動詞という言われ方もします。
準動詞は分詞以外にも、不定詞や動名詞などがあります。
そして形容詞についてです。
形容詞とは、名詞を修飾するものです。
例えば、以下のようなものが全て形容詞です。
“白い”家
“速い”走り方
“きれいな”絵
ちなみに名詞以外を修飾するもの、例えば動詞を修飾するものは副詞になります。
家を”白く”塗る
“速く”走る
絵を”きれいに”描く
これらは全部副詞で、直後の動詞を修飾しています。
名詞を修飾するものが形容詞、それ以外を修飾するものが副詞という感じで、対で覚えておくといいです。
他動詞combineは、過去分詞combinedという形になると「同梱された~」という意味の形容詞になります。
一般的に他動詞の過去分詞は、受動の意味を持つ形容詞になります。
そして「同梱された~」の「~」の部分には、当然ながら名詞が入ります。
eBayでよく目にするのは、combined shipping「同梱された配送(配送手段)」でしょう。
その他、combined itemsという使い方をしてもいいです。
このcombinedを使って例文を作ってみます。
I’ve received the combined package you shipped, but I couldn’t find an item I bought in that.
(あなたが発送した同梱パッケージを受け取った、しかしその中に私が購入した商品を1つ見つけることができなかった。)
Shipping cost will be discounted $5 because of combined shipping.
(同梱配送のため、送料は$5安くなるでしょう。)
こうしてcombinedと使った文章を作ってみると、何となく無理矢理な感じがあります。
僕の文章の作り方が下手なだけかもしれませんが。
おまけ(現在分詞について)
combineの現在分詞についてです。
他動詞の現在分詞は一般的に、「~させる」という能動の意味を持ちます。
例えば、中学校の早い段階で習う単語の1つにinterestingというものがあります。
これは他動詞interest(~に興味を起こさせる)の現在分詞です。
This movie is interesting.
(この映画は面白い。)
ですね。
interestingは「面白い」という意味で習ったと思いますが、厳密には「興味を起こさせる」という感じの、人に何か行動を起こさせるという能動的な意味になります。
この文章でのinterestingは、「この映画は興味を起こさせる」という能動の意味を持つ現在分詞という事になります。
この単語で、興味を起こさせる主体は映画や物語などの物質になります。
人間は興味を起こさせられる動作の対象(目的語)になるので、人間が主語になる場合は
I’m interested in this movie.
(私はこの映画に興味がある)
という、過去分詞を使った第2文型の文章、もしくは受動態の文章になります。
この説明がよく分からないという人もいると思いますが、これを書き始めるとまた記事1個分ぐらいの文章になりそうなので今回は止めておきます。
さてcombineの現在分詞であるcombiningですが、「(人に)同梱させるような~」という意味の形容詞になります。
以前にこれを使ってしまったことがあるのですが、よくよく考えると「同梱させる荷物」とか変な感じになってしまいます。
少なくともeBayで同梱という意味で使う場合は、combineの現在分詞であるcombiningは出る幕がないかと思います。
eBayでは、他動詞combineと、その過去分詞combinedだけ使えるようになっておけば十分そうです。