eBayセラーには切っても切れない為替について 円高、円安とは

さっき知ったのですが、はこBOONが休止して再開未定だそうです。

https://www.takuhai.jp/hacoboon/jsp/ypuser/information.jsp#012

ニュースの方では再開未定となっていたのでもうこのまま終了するのかと思いましたが、上のお知らせによると

再開予定:
日程が決まり次第、お知らせいたします。

となっていたので、再開日程が決まっていないというだけで、一応再開する方向では動いているようです。

僕がヤフオクで出品する際はほぼ全ての発送でこのサービスを使っていたので、終了してしまうと困ってしまいます。
ただ一方で、ヤマトの配達員さんが疲弊しているのも分かっているので、もし終了になるならばそれを受け入れるしかありません。

できれば、多少の値上げは受け入れるので続いて欲しいですね。

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最近のドル円レート

ここ最近、ドル円レートがジリジリと上がってきています。

ついこの前、1ドル=108円台になったときには、とっとと円に換金すべきだと思っていましたが、その時は換金するためのドルがありませんでした。
全く空っぽだったわけではありませんが、ドルでの支払いもあるためにある程度は入れておいた方がいいと思って残していました。
なのでまあ仕方がないと思ってその時は過ごしたのですが、その後また上がってきて今朝には1ドル=113円を超えていました。

これはこれでラッキーだったと思います。

でもよくよく考えてみると、仮に1,000ドル持っていたとして、為替が5円動いても5,000円の違いにしかなりません。
それよりは、この1,000ドルを円に換金した約10万円で仕入れを起こした方が、それを20万円で販売できればプラス10万円になります。

そう考えると、5,000円ごときで一喜一憂しているのがバカバカしく思えてきます。

これがFXになると、例えばレバレッジ25倍だと10万円の証拠金で約25,000ドル近く動かすことができます。
これで為替が5円も動こうものならば、125,000円の差になります。
上に振れればいいですが、下に振れたならば10万円の証拠金ではカバーしきれないので、途中で証拠金没収の上さらに強制退場となるでしょう。

何が言いたいかというと、輸出をやっている人間にとっては為替の変動はそこまで影響がないので、あまり気にしすぎても仕方がないのではないかという事です。

それよりは、円安になることによって日本人のeBay参加者が増える事の方が影響が大きそうです。
と言っても、僕はもう新規参入者と渡り合う必要のないところで商売しているので、これはどうでもいいのですが。

1ドル=100円から110円になれば円安とは?

ここからは超初心者向けの記事になります。
ちょっとでもeBayを齧っていれば常識になるので、それ以外の一般の方向けと思ってもらえたらいいです。

テレビでニュースなど見ていると、よく1ドル=何円というのが報道されます。
これについて、数字が増えたら円安で、数字が減ったら円高とはこれいかに?と思うことがあるかもしれません。

これについて解説していきます。

日本の片田舎で

想像してみてください。

あるおばあちゃんが一人で経営する個人商店の前に自分が来ています。
お店の外には「ドル入荷しました」なんて張り紙が貼られています。

お店に入っても、おばあちゃんは奥でテレビを見てみて店にはいません。

さて張り紙にあったドルはどこかと探すと、商品棚に1ドル札がドーンと陳列されています。
そしてその値札を見ると「100円」と書かれています。(1ドル=100円の場合)

その後、自分がいることに気づいたおばあちゃんがお店の方に出てきて、世間話でもしながら買い物を済ませます。

別の日、再びおばあちゃんのお店にやって来ます。

そしてお店に入り、また例のごとく陳列されている1ドル札が目に入ります。
しかしその値札を見ると「110円」と書かれています。(1ドル=110円の場合)

またおばあちゃんが奥から出てきて世間話をします。
それは「ドル、高くなったんですね」「そうなのよ、為替変動の影響を受けるからねぇ」なんて内容かもしれません。

アメリカの片田舎で

再び想像してみてください。

あるおばあちゃんが一人で経営する個人商店の前に自分が来ています。
お店の外には「円入荷しました」なんて張り紙が貼られています。

お店に入っても、おばあちゃんは奥でテレビを見てみて店にはいません。

さて張り紙にあった円はどこかと探すと、商品棚に100円玉がドーンと陳列されています。
そしてその値札を見ると「1ドル」と書かれています。(1ドル=100円の場合)

その後、自分がいることに気づいたおばあちゃんがお店の方に出てきて、世間話でもしながら買い物を済ませます。

別の日、再びおばあちゃんのお店にやって来ます。

そしてお店に入り、また例のごとく陳列されている100円玉が目に入ります。
しかしその値札を見ると「0.91ドル」と書かれています。(1ドル=110円の場合)

またおばあちゃんが奥から出てきて世間話をします。
それは「円、安くなったんですね」「そうなのよ、為替変動の影響を受けるからねぇ」なんて内容かもしれません。

・・・すみません、ほぼ上のコピペです(笑)。
でもイメージとしてはこんな感じです。

1ドル=100円から110円になったならば、円に対してドルの価値は上がり、ドルに対して円の価値は下がります。
なので「円安ドル高」「円高ドル安」と、円とドルの高い安いがセットで言われることもよくあります。

為替が気にならないところで商売を

商売の規模が大きくなれば、為替の影響も無視できなくなると思います。
例えば月商100万ドルとかになれば、為替が1円動くだけで100万円の差になります。
人を雇うならば、これで数人分のお給料になります。

それ以外の個人レベルで事業をやる場合は、FXをやっている人間ならばいざ知らず、輸出をやっている人間にとって為替はあまり気にするところはありません。
というか、為替がちょっと動いた程度で利益が大きく左右されるようなところでの勝負は、早めに卒業した方がいいです。

僕は昔、利益率3%とか5%とかそのあたりでしばらく藻掻いていたことがあります。
この利益率だと、為替がちょっと動いただけで赤字に転落します。

今は利益率40~50%ぐらいのところで商売をしているので、仮に為替レートが5%下がったとしても利益率が35~45%になる程度です。

単純に利益率が高ければ高いほどいいというものでもありません。
なせなら利益率が高くなるという事は、安く仕入れて高く売るその価格差を大きくしなければならないので、一般的に仕入れも販売も難しくなるからです。

しかし、為替の影響をあまり受けない程度の利益率はあった方がいいですね。
利益率15%ぐらいあれば、為替レートがちょっと下がるぐらいでは赤字に転落するようなことはないでしょう。

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