今利の満室経営術

昨日は不動産管理会社にお礼参りをしてきました。
と言ってもバイクで乗り付けてガラスを割って回るとかではなく(笑)、文字通りお礼です。

去年の末と今年の初めに、アパートに空室が続けて発生しました。
ただこれらも管理会社さんのおかげですぐに埋まりました。

特に2部屋目は、リフォームが終わって入居できる状態になってから1週間もしないうちに契約を決めてくれました。
募集自体はすでにリフォーム完了前からやってもらっているのですが、内見や写真できれいになった部屋を見せることができるのはやっぱりリフォーム完了後になるので、よっぽど人気の地域でもない限りはリフォーム完了前に決めるというのはなかなか難しいです。

ということで、おかげさまでまた満室経営となっています。

ここで契約が決まった後に僕から管理会社さんへ「広告費上乗せして払うから、管理会社さんの方で取ってください」と申し出たのですが、そこは気持ちだけという事で断られてしまいました。
まあ僕も生活を家賃収入に頼っているところがあるので、断ってもらって助かったと言えば助かったのですが。

そういうわけで、ならば菓子折りでも持っていこうかと思い、今回訪問するに至りました。

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勉強すればまだまだ勝てる

担当さんも、本来は休日だったところを、僕が訪問するからという事で出てきてくれたという事でした。
それは申し訳ないことをしたと思ったのですが、担当さんからすれば僕がいろいろと愚痴のような話を聞いてくれて却ってよかったとのことでした。

それならばと言うことで、本来は仕事の邪魔をしないようにちょっとだけ顔を出してすぐに帰ろうと思っていたところ、1時間ぐらい話し込んでしましました。

その話の中で、他の大家さんの様子も少しだけ聞かせてもらいました。
まあ不勉強な人が少なからずいるようです。
物件さえ持っていれば家賃収入があって当たり前、契約が取れなければ全て管理会社の責任という感じでガンガン文句を言ってくる人もいるようで、それでストレスも溜まっているという事でした。

なので、菓子折り持って訪問に言ったはずが、愚痴を聞いてくるなんてことになりました(笑)。
まあ今の僕ならば、愚痴を聞きながらも聞き流す事ができるので、それによって担当さんの気が楽になるのであればいくらでも吐いてくださいと思いながら話を聞いていました。

今の不動産賃貸業界はここまで酷くはないにしても、物件を持っていれば家賃収入が自動で入ってくるものだと思っている人がまだまだ多数派です。
親の持っていた物件を相続したとか、相続税対策で収益物件を建てるとかです。

こんな中しっかりと事業として捉えていろいろと策を施せば、面白いように自分の意図したとおりに動きます。
将来的には大家さんも勉強家が浸透してきてまた競争が激しくなると思いますが、今はまだ簡単に一人勝ちできる業界です。

ただ物件を持っていれば収入が入ると思っている人にはおすすめしませんが、しっかりと勉強するのであればおすすめの事業です。

参入に当たっての注意点

どんなに必勝法を持っていたとしても、過疎地域に物件を買ってしまったらもうどうしようもありません。
なので、大前提として需要のある地域に物件を購入するというのは必要です。

過疎地域に物件を購入したとしても、そこに街を作るぐらいの事を考えるならば100%無理というわけではありませんが、まあこんな方法は一般の個人がおいそれとできるような事ではありません。

需要のある地域に物件を持つことができたならば、あとは不動産オーナー同士の競争になるので、いくらでも勝ち目はあります。

僕の物件がある川崎市は、他の地域に比べて集合住宅を作るための規制がかなり緩いようで、今ではかなりの供給過多になっています。
僕のアパートから歩いて2~3分の範囲だけでも、僕が購入して以降に新しいアパートやマンションが10件以上建っています。

この地域が主戦場の管理会社なので、担当の大家さんが追加で物件を購入するような事を言ったならば、マイナス要素を目一杯説明しているとのことでした。

僕の満室経営のための施策

具体的な話は一切しませんが、何を考えているかだけ書いてみます。

単刀直入に言うと、契約が決まるまでに関わる全員がどうすれば喜んでくれるかというのを考えています。

空室の募集にあたっては、以下の登場人物がいます。

大家 - 元付け業者 - 客付け業者 - 契約者

大家は自分で、元付け業者というのが僕から直接募集を依頼する不動産業者、つまり管理会社です。
そして管理会社さん一社だけだと募集に限界があるので、ここから周辺の不動産業者に一斉に募集を依頼します。
その依頼した中で契約者を見つけてくれた業者さんが客付業者となります。

自分以外の登場人物というと、元付け業者、客付け業者、そして契約者の3人です。
この3人に喜んでもらうという事を考えればいいわけです。

巷にある満室経営の指南本は、いかに部屋をきれいに見せるかというところに重点が置かれています。
部屋をきれいにすることで一番喜んでくれるのは契約者になります。
そして、それをすることで契約が取りやすくなるのであれば、元付け業者と客付け業者も喜んでくれる事になります。

これを起点にしてもいいし、これ以外の観点からでもいいですが、もっとみんなが喜んでくれるような事を考えれば、自ずと満室になります。

僕がやっていることが全ての人に適用可能とは限らないので、あとはそれぞれの工夫次第です。

管理会社の担当さんと別れ際「今度飲みにでも行きますか?」と誘ってみたところ、相手もすごく乗り気のようでした。
また何か吐き出したいことがあったら声掛けてくださいとは言ってきましたが、これだとどうしても相手の方が遠慮してしまうだろうと思います。

話を出しただけで終わりにならないよう、時期を見てこちらからお誘いしてみようと思います。

ついこの前植え替えたクワズイモが、茂ってきています。
今年になって初めて、穂のようなものも出てきました。

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