商品の写真撮影でお客様目線を考える

ここ数日は「四の五の言わずに出品」していまして(笑)、ブログの更新が滞りがちになっていました。
出品作業を毎日やっているわけではないのですが、やる時は2~30個を一気に出品していて、おかげで1日平均10出品はキープしています。
また出品作業を行わなかった日でも、商品のクリーニングはやっていたりします。

2~30個を一度に出すということは、商品のクリーニングやメンテナンスもそれぐらいのペースで行わなければならず、また仕入れも継続して行わなければなりません。
仕入れは、ヤフオクをざっと見てBidMachineで入札をセットするだけなので大したことないのですが、メンテナンスにはやっぱりある程度の時間を取られます。

それでも出品を頑張ることによって、水道管が一箇所詰まっていたところが解消されたかのごとく、全体の工程が流れるようになった気がします。
人によってどの箇所が詰まっているのかというのは異なると思いますが、自分の場合はそれが出品作業だったようです。
まあ何となく分かっていましたが(笑)。

そしてそのおかげもあって、7月に入ってから今のところ日給平均で1万円ほどの利益を得られています。
もちろん、たまたま売れた日がこの期間に集中したというのもあるでしょうけど。

ただ昨日の夜から帰省していて、これから数日は出品がストップします。
このエントリーも、あたりに蚊が飛び交う実家からお届けしています。

出品がストップしてもListが少しずつ溜まってきているので、すぐに売上がストップするわけではありません。
しかし自分のイメージとしては、「出品のストップ→収入のストップ」となりつつあります。

そして、これはいい傾向だと思っています。

お金が行動のきっかけになるというのはあまりよくないのかもしれませんが、それでも最低限の収入はないと生活できないわけで、1日をダラダラと過ごすよりも理由は何であれ行動する契機になるのであればいいのではないかと思います。

ということで、ここしばらくは出品の話が続いていますが、今日も例に漏れずその話題です。

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商品の写真撮影にもお客様目線を

せっせと出品を行っていると、またいろいろと気づくことがあります。
そのうちの一つがこれです。

自分自身が出品する際には、実際に商品を手に取ってからです。
なのでその商品のいいところや悪いところなど、細かいところまでしっかりと確認できます。

一方、自分から買ってくれるお客様は、基本的には写真を通してしかその商品の詳細を知ることができません。

だからこそ我々は、その商品を手に取ることができない人のことを考えて、どんな写真があれば詳細を確認できるかや、どの部分を特に見たいかなどを想像しなければなりません。

どのような写真を撮ればいいか

もう少し具体的に考えてみます。

商品の欠点を明確にする

まずは何と言ってもこれでしょう。

写真で傷などを見せないままその商品が売れて、実際に届いた商品を手にしたお客様がどのような気持ちになるか。
これについては、言うまでもありません。

この点について頭では分かっていても、実際に気をつけることができているかどうかは怪しいです。

なぜならば、我々が出品する際には商品を実際に手に取ってしまっているので、その商品を写真でしか見ることのできない人の立場に立って気持ちを考えるというのはなかなか難しいからです。

ならばと言って、利益が数百円程度の商品にも写真を12枚撮ったり、場合によっては24枚や48枚撮ってからそれらを合成して12枚にまとめるというのは、費用対効果の面からあまりよくありません。

写真の枚数は少なくていいとしても、押さえるべきツボはしっかりと押さえるというのが重要です。

商品の価値とあまりに乖離した写真にしない

まず、商品の価値を実際以上にした写真にはしないことです。
写真で見る商品がすごくよさそうで、届いた商品がそうでもなかったら、お客様はがっかりします。

これはオンラインで仕入れを行っている方ならば、恐らく同じような経験をしたことがあるでしょう。

実際の商品の価値が写真で見るよりも下だったという事態は、乖離云々以前にわずかの差が出てもアウトです。

じゃあ実際の商品の価値が写真で見るよりもよかったという場合は、それはお客様が喜んでくれるのでいいでしょう。

しかしこれも、過剰に商品の価値を落とした写真にする事はNGです。
そうすることでお客様の喜びは大きくなりますが、我々としては本来得られたはずの利益を失うことになります。

商品の価値を落とした写真を撮るというのは具体的にどうやるかですが、例えば商品が手ブレやピンぼけなどしてはっきり写っていなかったり、もしくは背景がごちゃごちゃしていたり生活感丸出しの様子が入っていたり、あるいは明るさが暗い写真などです。

ベストなところは、写真から想像するよりも実際に手にした商品の価値がほんの少しだけ高かったというところです。
この「ほんの少し」をどの程度と捉えるかは、それぞれで考えてみてください。

おまけ

ちなみに商品の価値を落とした写真を撮る方法を知っておくと、いろいろと役に立ちます。

まずは、これらをやらなければ自分でもいい写真が撮れるようになるということです。

そして、もう一つこれを役に立てることができる場面があります。
それは自分が仕入れをする場合です。

そのような写真の出品があると、比較的安く仕入れることができる傾向にあります。

僕は別にそういう出品を狙って入札するということはやっていませんが、自分の基準に従っていろいろな出品に対して入札をしていくと、そういうものが落札できることが多いです。

商品写真の良し悪し一つを考えてみても、いろいろな役立て方があります。
皆さんもぜひ考えてみてください。

お客様目線を理解するということは、いかに相手の立場に立って物事を考えられるかと言う話あって、つまるところ想像力の問題です。

物販ビジネス界隈では、よくビジネス書や自己啓発本などを紹介されることが多いです。
そのような本ばかりではなくて、普通にストーリーのある小説などを読んでみるのも、想像力を鍛えるのには持って来いです。

本当にこれを鍛えようと思ったならば、現実世界の物語よりも現実離れしたファンタジー系のものがいいのかもしれません。
まあ鍛える鍛えないは置いておいて、自分の好きな話の本をたくさん読んでみるといいでしょう。

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